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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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88/103

#88 10階のボス

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

あおさんが慎重に宝箱を開ける。またモンスターが出てくると思ったが

今回はそんなこともなく中から剣のようなアイテムが出てきた。

あお「見たことがないアイテムだね.......」

俺「そうですね。あっ!このアイテムの説明が書かれていますよ!」

あお「本当だ!えっとどれどれ、一度だけ与えるダメージを3倍にする」

俺「めちゃくちゃ協力な効果のアイテムですね!」

あまいろ「3倍.......攻倍化よりも優秀なものですね」

きみ「でももしかしたら二つの効果は重複するかもしれないですよ!」

あお「ええ、きみさんの言う通りね。仮に重複したら6倍ね.......」

俺「これこそ、まさに最終ダンジョンにふさわしいアイテムですね」

そう話ながらあおさんはさらに宝箱を開けていく。しかし残りの宝箱は

全て空か薬草程度のアイテムだけだった。

あお「それ以外は何もなしね.......まあこのアイテムが手に入っただけよしっ!」

それに宝箱型のモンスターも潜んでいなかったのでむしろ+ではないか。

そんなことを思いながら俺たちはさらに奥へ進んでいく。

あお「モンスターが現れたわ。この階では初めてのモンスターね」

まああれから一階分上がって八階になっているので当たり前のことだ。

あまいろ「マジックマジック!」

あお「リモートブレア!」

俺「ダブル炎斬り!そしてダブル氷斬り!」

きみ「属性付与!炎属性を付与して五月雨斬り!」

階数が上がりだいぶモンスターが強くなってきた。だからこそ四人全員で

攻撃を加えないといけなくなってきた。

あお「本当に強くなってきているわね......」

あまいろ「でも誰もダメージを受けていないのでまだ大丈夫ですよ!」

すかさずあまいろさんがフォローを入れる。

あお「そうね.......それはそうとして魔王城かなり長いわね.......」

俺「確かにそうですよね。さすがラストダンジョンと言ったところでしょうか」

外から見た感じまだまだ階数はありそうだ。

途中モンスターと戦闘をしながら進んでいく。だいぶ魔力が減ってきた。

あまいろ「魔力を回復しておきますね!」

あまいろさんがそう言って全員の魔力を回復させる。そういえばあまいろさんは

この特殊効果を持っていたな。こうやって長いダンジョンを攻略していると

その重要性が身に染みる。本当にありがたい。

九階へ進みついに節目の10階へ。10階に侵入するとどこからか霧が。

それによってあおさんたちが見なくなってしまった。

あお「みんな大丈夫~?」

俺「俺は無事です!」

全員の無事を確認したもののこれでは動くことができない。

動けず固まっていること数分......徐々に視界が開けて霧がなくなると

目の前には小さな小部屋があった。あおさんが慎重にその小部屋のドアを開く。

199【ようこそ、魔王城の10階へ】

その声の主は俺たちを魔王城へ案内した199だった。

あお「199!?」

199【はいおっしゃる通りです、魔王城へ来たあなたたちに試練を行います】

あお「試練!?なんか魔王城って感じはしないけど」

あおさんが後半メタいツッコミを入れる。199は気にしない様子で

199【これから10階ごとに試練が行われます。試練の内容は、その階のボス

   討伐です。いづれも協力なボスですのでお気をつけてください。

   それでは幸運を祈ります.....試練開始!】

199の合図とともに199は姿を消しボスであろうモンスターが動き出す。

あお「気持ち悪い見た目をしているわね。さっさと倒しましょう!」

気持ち悪いかは置いておいて、ひどい言いぐさだな。

あまいろ「マジックマジック!攻倍化!攻倍化!」

まずはいつも通りあまいろさんが補助呪文を使い俺たちを強化する。

俺「ダブル炎斬り......コンテッ.......コンティ二ュエイションダメージアタック」

噛みながらも新しい技をボスに攻撃する。これで持続ダメ―ジが入った。

きみ「コンティ二ュエイションヒール!防倍化!」

俺とは違い噛まずにしっかりというきみさん。もともとの職業がパラディンなので

今回のバトルではそっちの方をしっかり活かすようだ。

すると、ボスが紫色の息のようなものを吐いてきた。

その範囲はかなり広くこの部屋全体に充満した。すると俺たちの頭の上に

数字が出てきた。なんだろうと思って見てみると5という数字が。

あお「何かしらこの数字.....嫌な予感がするわ」

数字に気を取られていてボスの攻撃を食らう俺。

幸いにもきみさんの防倍化がかかったのでダメージはそこまで高くない。

しかし問題なのは頭の数字が一つ減って4になっていた。

あお「!ッ、みんななるべく攻撃を受けないようにして!」

あおさんが当たり前のことを叫ぶ。どういうことだ?

きみ「どういうことですか?」

あお「説明している暇はないわ。ただ今はボスを倒すことに集中して!」

きみ「.....わかりました!」

数字が関係しているのか、わからないがあおさんの表情は険しかった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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