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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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87/103

#87 宝箱から出てきたモンスター

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

あおさんが宝箱を開けた瞬間、宝箱からとげのような歯が生えてきた。

いや、細かく言うと()()()()()の方が正しい。

あお「ッ......やっぱり.....リモートブレア!」

あおさんが呪文を唱えた瞬間その宝箱のモンスターは元の宝箱の姿に戻り

ダメージを受けていない様子だ......

あお「厄介な敵だわ......ゆうさんたちも手伝って!」

そう言われて俺たちも加勢するものの、宝箱の姿になっている間は

おそらく攻撃を通らないのだろう。これじゃあ埒が明かない。

きみ「もうこのまま放置して早く進みませんか?」

あお「そうするしかなさそうね......じゃあ行くわよ!」

あおさんがそう言った瞬間宝箱のモンスターは俺たちに向かって呪文を放つ。

すると俺たちの周りに壁らしきものが出てくる。クソッ.....閉じ込められた.......

あお「冗談じゃないわよ!こうなったら徹底的にシバいてやる!」

しかし先ほどと同様に宝箱に戻って攻撃を受け付けない体制に.....

あまいろ「!もしかしたらいけるかもしれません!ここは任せてください!」

あお「わかったわ。あまいろさん頼んだわよ!」

何かをひらめいたあまいろさんはあおさんに許可を取り行動に移す。

あまいろ「はい!ポイズンフィールドを展開!」

宝箱のモンスターは宝箱に戻ったがそれまでとは違い時々動くのが確認できる。

おそらく毒のダメージを受けているのだろう。

あお「あまいろさんさすが!って私たちも毒を受けちゃったわね.....」

あまいろ「すみません、相手を早く毒にすることばかり考えてしまっていて」

あお「大丈夫!毒を治す呪文はないけど継続的に回復できる呪文はあるからね」

あまいろ「えっ?そんな魔法ありましたっけ?」

きみ「ありますよ。コンティ二ュエイションヒール!」

そうか。毒を治すことはできないけど継続的に回復できる呪文を使って

毒とのダメージを相殺しようということか。

そして宝箱のモンスターは回復呪文をもっていないようで数分後

倒すことに成功した。一時はどうなることかと思ったがみんな無事だ。

あお「よしっ!ここで時間を使っちゃった分早く行くわよ!」

たった一戦闘しただけで20分近く経ってしまっていたようだ。

きみ「あそこにあるの階段じゃないですか!?」

きみさんがそう指をさしながら言う。その方向には確かに階段があった。

あお「宝箱のモンスターとの戦闘はあったものの二階はその戦闘だけで

   終えることができたね!よしっ!どんどん進もう!」

階段を上がって三階に上がった俺たち。出現するモンスターはだんだんと

強くなっていっていることがわかる。

きみ「そういえば、宝箱型モンスターかなり強かったのに

   アイテムすら落としませんでしたね......」

あお「そうだね、何かしら落としてもよかったのにね」

きみさんとあおさんが愚痴を言い合っているようだ。そしてさらに進んでいくと

またもやモンスターが登場。今回は始めて見るモンスターだ。

あお「リモートブレア!」

きみ「五月雨斬り!」

あおさんの攻撃一発で倒せなかったもののその後すぐにきみさんが

攻撃をして俺たちは1ダメージも受けずに突破。

あまいろ「二人の息ぴったりの攻撃すごいですね!」

あお「きみさんがすぐに攻撃をしてくれたからね」

きみ「いえ、別に当然のことをしたまでですよ」

そう言ったきみさんだがなんだか嬉しそうに見えた。

あお「にしても、モンスターの出現回数と強さがあまり魔王城並み

   じゃない気がするけど気のせいかな?」

確かにあおさんの言う通り最終ダンジョンのわりにはサクサク進んでいる。

きみ「そうですよね、でも最初にあおさんが言っていた通り油断は禁物ですよ!」

あお「それくらい自分で言ったからわかっているわよ。でも

   なんだか拍子抜けしてなって思って.....」

きみ「まあ、あおさんの気持ちもわからなくもないですが」

ひょっとしたら油断をついて10階くらいからめちゃくちゃ強いモンスターとの

バトルが控えているのかもしれない。そんな不安を抱えながら俺たちは進む。

階段があってフロアを探索して階段を昇ってを数回繰り返して7階に。

あお「本当にここがラストダンジョンなのかしら?」

俺「ですよね、ここまでとんとん拍子に行けて逆に怖いです.....」

7階に来るまでに何戦か戦闘を行ったがパーティー全員でかかれば1ダメージも

受けずに突破できてしまっている。

あまいろ「あそこにたくさんの宝箱がありますよ!」

あまいろさんがそう声を発したので俺たちはその方向へ向く。

するとそこには大小さまざまなサイズの宝箱が綺麗に並べられていた。

あお「この中にさっきのようなモンスターがいるかもしれないわね.....」

俺「そうだと思います。ですが、魔王城へきてまだ一つもアイテムを入手して

  いないので調べてみませんか?」

俺がそう提案をすると少しの間あおさんが考える。

あお「ええ、わかったわ。でもいつでも戦える準備をしておいて」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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