表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/103

#85 魔王城攻略の条件

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

朝食を食べながら雑談をする。たまには魔王のことなんか考えずに

こんなことをするのも悪くないかもしれない。

あお「久しぶりにこんなに雑談をしたね」

俺「ですね、さてここからは魔王討伐に向けて準備を進めて行きましょう!」

残りあまいろさんだけがレベルが間に合っていない。

ということで、あまいろさんは一人でレベル上げ。

そして残る俺たちは魔王討伐の情報をSNSで集めるということになった。

あまいろ「それでは行ってきます!」

あまいろさんが冒険者の集いを出て一人でレベル上げに向かう。

きみ「あおさんが着いていった方がよかったのでは?」

きみさんがぽつりとそんなことを言う。するとあおさんが

あお「いやいや、これまで何度も危険な目にあったけど誰一人として

   死んだことはないでしょ。だから大丈夫なはずよ!」

まあ、あおさんがいうこともあり大丈夫なのだろう。

あお「あまいろさんはそれとして私たちはSNSで情報集めをするわよ!」

そして、調べること30分.......

きみ「全然情報が見つかりませんね........」

あお「だね。まさかここまで見つからないとは.......」

俺「おそらくですが魔王討伐に成功した瞬間に元の世界に戻されて

  こちらの世界に帰ってくることができなくなったので書き込めないのでは?」

あお「そうだよね、普通に考えたらそうなるわよね........どうしようかしら.......」

きみ「もう少しだけ調べてみませんか?」

あお「ええ、わかったわ。じゃあ30分調べて出てこなかったらあきらめるわよ」

きみ「はい!わかりました!」

画面をスライドさせながら"魔王討伐"というワードで絞り込む。

しかしどれも俺たちがほしいものにはたどり着けなかった。

あお「30分経ったけど私は何一つダメだったわ」

俺「俺もあおさんと同じでダメでした.......」

きみ「.......ダメでした........」

あお「そうするとゆうさんの推測が正しいかもしれないわね」

俺「確か魔王討伐が成功すると運営から他の冒険者に通知が行きますよね?」

あお「ええ、そうね。この前も来たからね」

俺「そこで俺が知る限りまだ数グループしか魔王を討伐しておらず

  単にその人たちがSNS上に情報をアップしていない可能性もあります」

あお「.......でもゆうさんが始め言った考えの方が自然だと思うけどな.......」

俺もこうは言ったもののあおさんの意見に賛成だ。

きみ「早速行き詰ってしまいましたね........」

あお「あっ!あまいろさんから報告が来たわ。80まで残り1だって」

この一時間でレベルを1も上げることができたのか。

そういえばあまいろさんは"経験値UP"の呪文を持っていたから

それを使って早くしているのかもしれない。

あお「でもそうすると、情報なしで魔王に挑むことになるわね.......」

きみ「そうですね......返り討ちにあったら困りますからね」

俺「そういえばこれまで死んだときっていうのを知らないよね?」

あお「そうだね、一応前回の超大型モンスター討伐の時に冒険者が死んでいたけど

   きみさんの蘇生呪文によって復活したからね」

きみ「あくまで僕の推測ですが、死んでから"時間"というものがあって

   その"時間"を超えると元の世界に戻れず抹消されるっていう

   可能性もあるのではないでしょうか?」

あお「もしそれが本当だとしたらそれは相当怖いわね......」

きみ「あくまで推測なのでわかりませんが......」

俺「あまいろさんが制限レベルを突破したら今の俺たちでどこまで

  行けるかっていうことを実際にやってみませんか?」

あお「つまり一回魔王城に行って返り討ちにあってもいいから

   行ってみようってこと?」

俺「はい、その捉え方で間違いないです」

あお「いいアイデアかもしれないわね。それに万が一死んでもきみさんさえ

   生きていれば蘇生呪文で蘇生を行うことができるわけだからね」

きみ「僕が死んでしまったら意味がないですが.......」

あお「まっ、まあきみさんはもともとの職業がパラディンだから耐久力も

   あるし大丈夫だと思うよ!」

そんなことを話していると......

あまいろ「ただいま帰りました!」

とさっきまでレベル上げを行っていたあまいろさんが立っていた。

あお「お帰り!って早くな!?さっきレベルが上がったっていう連絡が来てから

   まだ20分くらいしか経っていないよ!?」

あまりの速さにびっくりするあおさん。

あまいろ「たまたま獲得経験値量が多いモンスターに遭遇できたので

     思っていたよりもかなり早くレベルが80になりました!」

これでついにパーティー全員がレベル80を突破して魔王城攻略レベルに

達することができた。後は魔王城へ行くだけだ。

そしてあおさんがこれまで話してきた内容をあまいろさんに伝える。

あまいろ「はい、わかりました。とりあえず私は補助を行いますね」

あお「ええ、それがいいわ。助かるしね!」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ