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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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83/103

#83 長期戦の末......

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

こちら側の体制を立て直してくると今度は超大型モンスターの方の

体制が崩れ始めた。攻撃頻度が増してダメージを受ける回数も増えた。

しかし、超大型モンスターの方も体力が少なくなっている様子が伺えた。

あお「もう少しだね!」

俺「そうですね、頑張りましょう!ダブル炎斬り!」

さっきあおさんが提案して状態異常によってダメージレースで有利に

なっている俺たち冒険者一行。

あまいろ「ただいま戻りました!」

息を切らしながら走ってきたのはあまいろさんだった。

あお「お疲れ様。近くで休憩していていいよ」

あまいろ「はい、ありがたくそうさせていただきます」

今さっきまであまいろさんは冒険者たちに補助呪文をかけていた。

魔力も使い切ったのだろう。さすがあまいろさんだ。

すると、超大型モンスターがまたもや炎と氷の混じった攻撃を吐く。

その攻撃に冒険者、数十名がダメージを食らってしまった。

あお「本当にこのモンスター状態異常が厄介だわね」

俺「でもまだ眠りとかよりも増しですよ!」

俺はそう言いながら某ゲームの眠り魔法を想像する。

遊んだことがあるが眠りほど厄介な状態異常はないと思っている。

あお「確かにそうかもね.......でもこの世界に眠りなんてものがあったら

   たまったものじゃないわよ」

それについては確かにそうだ。というか戦闘中に眠るっていったいどういう神経を

したら行動に移せるのだろうか.......

そんなどうでもいいことを話しながら攻撃を続ける。

周りを見てみると疲れて休憩している冒険者もちらほらいるようだ。

まあすでに戦闘時間が一時間を過ぎているからだろう。

あお「そういえばきみさんの方は大丈夫かな?」

俺「どうでしょうね?きみさんとわかれてからまで見てませんが........」

あお「って......また攻撃が来るわよ!」

あおさんの言葉に俺は攻撃を中断して守り体制に入る。

あの状態異常を食らうのはまっぴらごめんだ。

しかし俺たちが思っていたのとは違うものを超大型モンスターはやってきた。

超大型モンスターを中心としてその周り何mかに結界のようなものが張られた。

あお「何かしらこのやばそうな結界?」

あおさんが不思議に思いながら空を見回していると......

冒険者「おい!向こう側に出ることができないぞ!」

と冒険者たちが混乱してる声が聞こえた。

俺「どういうことでしょうか......もしかしてそのままのこと!?」

あお「ええ、見ている限りだとそのようね」

ヒーラーが待機しているところと冒険者が戦っているところでは少し距離が

離れていたがその境目に結界を張られてしまい外に出られなくなってしまった。

あお「つまり早期決着をしなければゲームオーバーってことね」

どうやらそのようだ.......しかし本当に乗り切ることができるのだろうか.......

ヒーラーがいないので状態異常にかかっている冒険者が倒れていくのが見えた。

冒険者「おいっ!しっかりしろ!おいっ!」

あお「やばいわ.......タイムリミットが迫ってきているわ」

一気に周りが緊迫した空気に包まれる。すると攻撃が再開する。

冒険者「よくも俺たちの仲間をやってくれたな!絶対に倒していやる!」

怒りに満ちた冒険者たちが一気に超大型モンスターに襲い掛かる。

攻撃を畳みかける俺たちと残っているのは一部のヒーラーと補助者

きみ「やっと使うところが来ましたね......治療~蘇~!治療~蘇~!」

先ほどまで違うところで攻撃をしていたきみさんがこちらへ来て

倒されてしまった冒険者のところへ行きそう呪文を唱える。

すると亡くなったはずの冒険者たちが次々と生き返った。

冒険者「ん?ここはどこだ......はっ!戦闘中!」

冒険者「お前.......生きていて良かった.......」

その会話にきみさんは微笑みながら他の冒険者たちも生き返らせていく。

あお「そっか、前に蘇生呪文を手に入れたって言っていたからね」

俺「でしたね。もしかしたらこうやって大人数で戦うときには

  蘇生呪文がかなり重宝するのかもしれませんね」

あお「だね。でも使える人はごく一部の人だけらしいよ。

   最上級呪文で職業も限られているから。そういう意味ではきみさんは

   最高のタイミングで巻物を入手したね」

俺「そうなんですね。きみさん曰くその巻物もSNSを使って入手したらしいです」

あお「へぇ~......ってそんな話をのんきにしている場合じゃないね」

蘇生ができたからと言ってピンチなことには変わりない。

俺たちは引き続き攻撃をしていく.......そして結界が張られてから一時間.......

異常なくらいの攻撃頻度を誇っていた超大型モンスターの攻撃が止まり始めた。

冒険者「もう少しだ!いくぞー!」

一同「お~!」

そしてさらに数分後、完全に体力を削り切ったようで結界が破れて

超大型モンスターがその場に倒れたのだ。見事俺たち冒険者は超大型モンスターを

討伐することに成功したのだ。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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