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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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82/103

#82 状態異常での攻撃

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

後ろ側から攻撃された音が何度も聞こえてくる。

あお「こいつ攻撃回数は多いのになんで後ろしか狙わないんだ?」

俺「そうだすよね.......もしかしたら力を貯めているのかもしれません」

あお「やめてよそんな不吉なことを言うのは.......」

しかしあおさんも"もしかしたらそんなことがあるかも"とつぶやいていた。

話をしていた後ろの方を見ると大半の冒険者が吹き飛ばされてだいぶ

人が少なくなっていた。少し驚きながらも攻撃を続ける。

俺「ダブル炎斬り!......本当にもう少し攻撃技のバリエーションがほしいです」

あお「確かにゆうさんの攻撃技はそれ系統とその前の物・爆発呪文と最近

   習得した氷魔法だけだからね......」

俺「そうなんですよ......補助技も習得してみたいですよ......」

魔王を討伐するときに長期戦を覚悟している。そのためにも補助関係の

技はぜひともゲットしておきたいものの一つだ。

あお「まあ、あまいろさんが補助関係を全てこなしてくれているから

   わざわざ習得しなくても問題けどね」

確かにその通りだ......まああまいろさんはその分攻撃関係の技・呪文を

一つも持っていないので少しかわいそうではあるが.......

そう話をしていると補助呪文をかけおわったあまいろさんが戻ってきた。

あお「お疲れ様、あまいろさんは向こう側で休憩していていいよ」

あまいろ「そういうことじゃないです!魔力を回復するアイテムってあります?」

俺「えっと確か......一応数個ならあるけど?」

あまいろ「私の魔力が尽きてしまったのでもらっていいですか?」

あお「わかったわ。たくさんの人の補助をしてあげなさい」

あまいろ「はい!わかりました!それでは再び行ってきます!」

俺から強引にアイテムをもっていったあまいろさんはそのまま戻っていった。

あお「あまいろさんってなんだかんだで良い子よね」

俺「俺に同意を求めないでください......」

あお「あら?違ったの......フフフッ」

なんだか最近あおさんの様子がおかしい気がするのは気のせいだろうか......

いや、今はそれよりも討伐に集中しなければ!モンスターを見た瞬間

いきなり口から炎と氷の混じったものが吐き出された。

正面にいた冒険者たちはそれに当たりダメージを受ける。

冒険者「なんだか、熱くなったり寒くなったりしている......」

と攻撃を食らった複数の冒険者が言う。どういうことだ!?

冒険者「もしかしたらさっき受けた攻撃が原因かもしれません!

    直ちに攻撃を中止してヒーラーのところへ向かってください!」

一人の冒険者が声をあげる。なるほど.......

あお「あの人が言うことが正しいならもしかしたらさっきの攻撃に

   よって状態異常が付与されてしまったのかもしれないわね」

俺「状態異常ですか?」

あお「そう、あの攻撃技炎と氷が混じっていたでしょ」

俺「そうですね。俺もそう見えました」

あお「そう、その炎と氷が混じったのが状態異常を引き起こして

   熱いのと寒いのが交互に来るようになったんじゃないかな?」

俺「確かにそれはありそうですね.......となるとそれだけで体力を

  奪われるので相当厄介なのでは?」

あお「ええ、私もそう思うわ。だからヒーラーの人に任せたのね」

確かにヒーラーに任せれば状態異常だった直してくれるはずだ。

あお「まあそれはそれとしてみんなのためにもさっさと倒すわよ!」

俺「はい!ダブル炎斬りからのダブル氷斬り!」

あお「......!それだわ!ゆうさん今の流れの攻撃をずっとやっておいて!」

俺「えっ......?わっ、わかりました」

何か思いついたようであおさんが周りの冒険者に声をかける。

あお「できる冒険者の方で良いので氷技・呪文で攻撃した後に

   すぐに炎技・呪文で攻撃をしてみてください!」

冒険者「なんだ、それで変わるっていうのか?......わかったやってみるよ」

周りには良い人ばかりですぐに攻撃をシフトチェンジしてくれる

人ばかりだった。しかしいまだにあおさんの意図が読めない。

そしてあおさんが声をかけてから数分後、超大型モンスターの状態が変化した。

時々苦しそうにしたりしている。どういうことだ?

あお「思った通りだわ!」

俺「あおさんどういうことですか?」

あお「さっき炎と氷の混ざった攻撃をされたときに特殊な状態異常になったでしょ」

俺「ええ、なりましたね?でもそれがどのような関係に......ってああ!」

あお「ゆうさんも分かったみたいだわね。そうこっちもその状態異常を

   モンスターに付与させたってわけ!」

俺「こんな短時間ですごいですね!さすがです!」

あお「それほどでもないわ。まあ倒さない限り意味がないから攻撃は続けるわよ」

俺「はい!」

俺たちの会話を聞いていた周りの冒険者があおさんをほめたたえる。

そして先ほどやられた冒険者たちも状態異常が回復したらしくて

戦闘の方に復帰している様子がわかった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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