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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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81/103

#81 緊急依頼~穴から出てきたモンスター~

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

翌日、なんとか疲れを一日で取ることができた俺はあおさんたちと朝食を

済ませる。ちなみに今日の朝食はバターロールだ。

あお「ここの食堂の物全部食べつくしたと思ったのにまだあるんだ!」

なぜか使命感に燃やされているあおさんを横目に俺はパンを食べ進める。

俺「それはそうと、今日はどうしますか?また依頼でもこなしますか?」

あお「そうだね。レベルも上げないといけないから」

あまいろ「そうするとここからずっと依頼ですか?」

あお「そうなるね......どこか行きたい店とかあった?」

あまいろ「いえ、そういうことではないです。ただ確認しただけなので」

あお「そういうことね。それじゃあ朝食も食べ終わったことだし

   早速依頼を受けに行くわよ!」

あおさんは鼻歌交じりに下のロビーへと向かって行く。

ロビーへ着くといつもよりも冒険者の数が多い。なんとなく嫌な予感がする。

受付「皆さん落ち着ていください!情報が出次第お伝えしますので!」

かなりの人数がおり受付は混乱状態。一体何が起こっているのだろうか.......

俺「すみません、何が起こっているんですか?」

近くにいた冒険者の人に聞いてみる。しかしその人もよくわからないということ。

あお「もしかしてまた緊急依頼みたいなのが発表されてたんじゃない?」

俺の嫌な予感をあおさんが言葉にする。

俺「その可能性はありそうですね.......とりあえず情報を待ちましょう」

俺たちがロビーに来てから十分、すると町長さんが冒険者の集いに入ってくる。

町長「冒険者の者たちよ、今日の努力ご苦労。そして今回新たに

   緊急依頼を出す。内容としては前々回の"穴"に関してだ」

確か前々回で穴から強いモンスターが出てきてしまっている状態だったはず.......

町長「あの後調査隊の者たちに調査をしてもらったところ穴の塞ぎ方が

   わかったのだが、そのためのアイテム採集に時間がかかってしまって。

   その間に超大型モンスターが出てきてしまったわけだ。アイテムは

   すでに入手しているため穴をふさぐことができた。問題は

   超大型モンスターだ。冒険者の者たちよ。今回の討伐依頼を頼むぞ!」

そう話した町長さんは打合せのためか冒険者の集いから出て行ってしまった。

受付「ただいま町長さんからの情報があった通りです。冒険者の皆様

   力を貸していただけないでしょうか?こちらの緊急依頼を受けられる

   という方は直ちに現場に向かってください。もちろん報酬も出ますよ!」

受付の人がそう言うと周りの冒険者が"お~!"などを口々に言う。

さすが、困ったときはお互い様の精神をしているなと感動している。

あお「私たちも行くわよ!」

あおさんの声に俺たちがうなずく。そして波にのまれるまま現場へ向かった。

あお「えっ!?これって超超超大型モンスターじゃない?」

あおさんの言う通り超大型モンスターではなくその三倍くらいでかいモンスター。

あまいろ「体力も尋常じゃなさそうですね.......」

現在集まっている冒険者はぱっと見200人くらいだろう。

この人数は前々回と同じ.......つまり前々回よりも時間がかかるだろう。

あまいろ「マジックマジック!攻倍化!」

あまいろさんは補助呪文を使って俺たちの補助を行い始める。

するとそれを見た他の冒険者たちが次々とあまいろさんのところに行く。

冒険者「すみません私にもお願いできませんか?」

冒険者「俺の方にもお願いします!」

少し戸惑うあまいろさんだったが役に立てると思ったのか

あまいろ「わかりました。順番に回っていくので皆さんは戦っていてください

     あおさん、行ってきますね!」

あお「了解!みんなの補助頑張ってね!」

あおさんがそう言うとあまいろさんはニコリと笑って向こうへかけていった。

あお「あれ~?ゆうさんもしかして見とれちゃっている?」

俺「そっ......そんなことないですよ!というか今戦闘中ですよ!」

あお「そうだね。じゃあ終わったらじっくりと話を聞かせてもらうからね」

そうじゃないのに.......俺は少々うんざりしながら攻撃できる体制に体を起こす。

これまでは冒険者が多すぎて下手に攻撃ができなかったがこいつの

大きさが大きすぎるゆえにそんなことはなくなっていた。

あお「リモートブレア!リモートブレア!リモートブレア!」

マジックマジックの効果が乗り計6発の呪文攻撃がモンスターを襲う。

左右からそして上からも攻撃音が聞こえてくる。しかし全然敵の体力が

多すぎるのかダメージが入っている気がしない。

すると超大型モンスターがいきなり尻尾で後方の冒険者たちを薙ぎ払う。

尻尾が大きい分かなり遠くまで飛ばされる冒険者もいた。

あお「あまり後ろの方にはいかない方がいいかもね.......」

俺「そうですね。ダブル炎斬り!」

会話を途中はさみながら俺たちはさらに攻撃を加えていく。

ちなみにきみさんは俺たちとは別のところで攻撃をしている。

また後ろの方で攻撃された音が聞こえた。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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