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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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8/103

#8 フラビタエン

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

どれほど歩いただろうか。気が付けば俺たちは考えることをやめていた。

それだけ途方もなく遠い距離だった。しかし町明かりが見え始め

俺「やっと........やっと.......町が見えてきた。」

199【おめでとうございます。もう間もなくで到着です。】

俺たちは最後の力を振り絞えりあゆみを進める。

何時間もかかったがやっとこの町、フラビタエンに着くことができた。

あおさんとねぎらいの言葉をかけながら町へ入る。

町はタイセンスタウンとは違いかなり大きい町だった。

城下町と言った方が伝わるだろうか。とにかく大きい町だ。

俺たちは町の人に冒険者の申請場所がどこにあるのかを聞く。

聞くところによると冒険者になるための施設を【冒険者の集い】というらしい。

ネーミングセンスがどうとかはおいておいて俺たちは"冒険者の集い"に

一刻も早く着きたくて速足で町を回る。そして聞いた場所についた。

そこは周辺の店や宿屋より少し大きい建物があった。おそらくここだ。

少し大きな扉を押して俺たちは中へと入る。一階は受付や冒険者の交流の場の

ようなのが設置されている様子だった。

俺「すみません。冒険者の申請をしたいのですが......」

俺は受付の人にそう話す。すると、

受付「わかりました。それではこちらに必要な情報をお書きください。」

受付の人に渡されたのはA4程度の紙だった。こっちの世界でも紙ってあるんだ。

そんなことを考えながら俺は受け取った紙をあおさんに渡す。

あお「ありがとう。これってステータスの値をかけばよいのかな?」

紙の一覧には体力や攻撃力を書くようにという指示があった。

俺「おそらくそれでいいと思うけど。」

俺は少し自信がないように言う。全然こういったことはわからない。

数分後、あおさんの分も俺は受付の人に提出した。

受付「はい、確かに受け取りました。冒険者用のデータを配布しますので

   少々お待ちください。」

そう受付の人に促されて俺たちは近くにあった椅子に座る。

あお「本当にここまで来るの疲れたよね。」

俺「そうですね。今まさに足が棒になっていますよ。」

俺は笑いながらそう答える。周りを見回すとおのおのそれぞれが話している

様子だった。そんなことをしていると、

?「そこに二人はもしかして冒険者申請の者かな?」

そう質問をしてきたのはパッと見、老人の人だった。

俺「はい、そうです。あなたは?」

?「別に名を名乗るほどではないよ。まあ職業は魔法使いだが。」

頭の中で勝手にこの人をAさんと呼ぶことにした。魔法使いか......まさにそんな

恰好をしている。どこからどう見ても魔法使いだ。

A「そうすると君たちはこの町が初めてなのか。」

俺「はい、その通りです。隣町のタイセンスタウンというところから来ました。」

A「タイセンスタウンとな。それは遠かったじゃろう。」

おじいさん特有の語尾をつけてAさんはそう言った。

俺「はい、もう足がパンパンですよ。」

A「そうかそうか。だったらここに隣接する宿屋を使ってみると良い。

  料金が安くて毎日利用するくらいじゃからな。」

俺「そうなんですね!じゃあ今日はそこに泊まることにします。」

そう話してAさんは外へ出て行ってしまった。

あお「今のおじいさん結構強そう。」

俺「確かに言われてみれば。周りの人の視線もあの人だったからね。」

そう話していると受付の人に呼ばれる。データが完成したのだろう。

受付「それでは先ほど受理させていただきましたこちらのデータを

   送信させていただきます。」

受付の人はそう言ってタブレットを操作する。へぇ~、なんだか近未来的。

すると、ピコンという通知音のようなものとが鳴る。

俺は急いでステータスを確認すると項目の欄に新たに「冒険者の集い」と

いうものが追加されていた。これで確認できるのかな?

俺は試しにその項目を押してみる。すると会員ナンバーや冒険者ランクなどが

しっかりと記載されていた。冒険者ランクを疑問に思い質問をする。

俺「この冒険者ランクっていうのはなんですか?」

受付「そちらは冒険者の皆様が依頼を受けるときの信用度のようなものです。

   依頼条件である冒険者ランクを満たしていないといけません。」

なるほど要はこの冒険者ランクをあげろということだろう。

受付「そして、もう一人の方の方にもデータを送信させていただきました。」

"もう一人の方"とはあおさんのことだろう。あおさんの方を見ると

親指を突き出して"グッド"と言っているようなポーズだった。大丈夫のようだ。

受付「これで申請は全て終わりました。ありがとうございました。」

俺もお礼を言って受付から去る。あおさんと合流してさっきの人に教えてもらった

隣接した宿屋へ向かう。宿屋に向かって一番驚いたのはその安さだ。

あの人も言っていたがここまで安いとはなんと一泊銅貨3枚。

俺たちはもらった鍵を使って各部屋に入る。そして今日の長旅に終始を打つように

ベッドに入った瞬間すぐ寝るのだった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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