#75 イベント観戦
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
翌日、今日から早速イベントが開始される。
と言っても今日は他の冒険者の観戦を行うのだが.......
あお「えっと......イベントの観戦をするには......これかっ!」
あおさんが自分のステータス画面をいじりながら言う。
あお「10分後に開始するものに予約をしたからよろしくね!」
どんな戦い方が見ることができるのだろうか......少し楽しみだ。
それと、199から聞いた話によるとこちらから見ることはできるが
向こう側からは観戦者がいるかどうかすらわからないという。
まあイベントを行っている冒険者を集中させるためなら納得だ。
そして10分後.......あおさんが予約をしていたバトルのところに移動した。
バトル空間はかなり特殊な設計になっていて青いタイルのようなものが
一面に敷き詰められている。この空間にずっといると頭がおかしくなって
しまいそうなくらいだ。俺たち(観戦者)と実際にバトルをしている
冒険者と運営側の人の間には仕切りがあってそれ以上侵入できないように
なっている。またさっきも言った通り観戦者がいるかどうかすらわからないため
こちら側から声をかけても反応をしていない。
それと俺たち以外にも20人近くの観戦者がいた。バトルをするにはレベルの制限が
されているが観戦するぶんには誰もが参加可能だそうだ。
そうこうしているうちにバトルが始まった。
冒険者「バトルフィールドを展開!火の海!」
バトルを開始した冒険者がそう叫ぶと向こう側のフィールドが溶岩になる。
おそらく一定間隔ごとにスリップダメージが入るものだろう。
運営「......標的を設定しました。ただいまより攻撃を開始いたします」
運営と言っていたがロボットのような感じの相手だ。
でないとあんなことを言ってから攻撃はしないだろう。
冒険者「AIみたいなやつなんだな......ッ.......」
冒険者が発した最後の言葉はおそらくスリップダメージなのだろう。
フィールドなのでもちろん自分にも効果が及ぶ。しかし相手の方を見ると
ダメージを受けて痛がっている様子が伺えないためスリップダメージが
入っているのかすらわからない。これはかなり厄介だな......
運営「設定変更ビーム!」
.......なんだその名前のビームは......もう少しかっこよい名前を想像していた
ため間抜けそうな名前で驚いていた。そのビームを避けようと冒険者は移動するが
肩の方をかすってダメージを受ける。冒険者の様子からかすったから
そこまでダメージは追っていないように見えた。
冒険者「ダークヒール!」
すると冒険者の手からヒールの時に現れるような球が出現した。しかし
通常のヒールとは違いかなりどす黒い色をしていて不気味に思った。
そして冒険者がその球を運営に投げつける。運営は避けるそぶりすら見せずに
命中する。しかしぶつかったとたんその球は消滅してしまった。
その様子に唖然とする冒険者と観戦者一同.......
冒険者「どういうことだ!?ッ.......」
スリップダメージが冒険者に入る。その問いかけに応じない運営。
きみ「なんでなのでしょうか.......」
あお「あくまで私の予測の域を出ないけど、もしかしたらさっきの設定変更
ビームの効果なのかもしれないわ」
あれか、めちゃくちゃネーミングセンスが終わっているやつ。
きみ「.......もしかしてその技の名前ですか!」
きみさんがひらめいたようにあおさんに問いかける。あおさんはうなずいて
あお「ええ、そうよ。設定変更......書いて字のごとくだわ。運営だから
自由に技や呪文の効果の設定を変更できるのかもしれないわ」
俺「えっ!?いくらなんでも強すぎやしませんか.......」
あお「私も最初はそう思ったわ.......でも運営側もかなり本気なのかもしれないわ」
確かに、必要レベルが80ということはその人がいるパーティーの平均レベルは
比較的高いだろう。そして今回のイベントに勝つことができれば平均レベルは
80にまで到達する可能性が高い。そして平均レベル80は魔王討伐に必要な
最低ライン。運営からしたらそれは阻止したいはずだ。
しかしそれならこんなイベントを行わなくてもいいのでは.......
考えれば考えるほど運営の行いたいことがわからなくなる.......
あお「とりあえず、この冒険者が勝つことを祈りましょう.......」
あおさんの言葉に俺は冒険者を見る。体力的にはもって10分程度だろう。
冒険者「ここで負けるものか.......おらっ!」
とうとう冒険者は運営に直接殴りに行った。さすがに設定の変更ができないのか
さっと移動して攻撃をかわす。しかしそれにめげずに攻撃をする冒険者。
しかしフィールドの効果によって体力が減っていく。
冒険者が気力を振り絞って一発一発攻撃を入れていく。
すると.......次の瞬間運営が倒れた。このイベントバトルに勝利したのだった。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




