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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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74/103

#74 運営からのイベント

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

翌日、少し遅く起きた俺たちは食堂で少し遅めの朝食を食べていた。

昨日の夜が少し遅くなってしまったのが影響している。すると......

199【運営からイベントの通知が届いています!】

あお「最近イベントってなかったから久しぶりな感じがするね」

俺「そうですね。またペナルティがあると嫌ですが........」

199【今回のイベントでは、高レベル帯の冒険者しか参加できないように

   なっています。内容としては、運営側である者と一対一で

   戦うというものになっています。見事勝つことができれば

   その人のパーティー全員のレベルが10上がるとのことです】

あお「10!?てことはそのイベントをクリアするだけで

   魔王を倒すための平均レベルに届くってわけ!?」

199【そうですね。そして注意事項としてレベルが80以上の冒険者

   が必要です。またパーティー内で期間中一人しか

   参加することができません。ご了承ください】

あお「このパーティーでレベルが80を超えているのはゆうさん

   一人だけだわ。ゆうさん任せられる?」

あおさんの言葉に一斉に俺の方を見るきみさんたち。

俺「わかりました。強敵だと思いますが頑張ります!」

199【先に今回行うゲームの説明をしておきます。今回のゲームでは

   レベルが統一され使うことのできる技や呪文などが制限されます】

あお「......なぜレベルが高い必要があるかわかったわ。レベルが

   高ければ高いほど今のルールに苦しめられるってことね」

あおさんの言葉に無言な199。

199【また、制限レベルや技・呪文などはイベント開始前日に

   運営から発表されますのでお願いします】

あお「つまり、前日に全ての情報がわかるからそれで作戦を

   立てるってことね。わかったわ」

あおさんがそう言うと199はまたどこかへ行ってしまった。

きみ「でも、これまで姿を現さなかった運営がこのタイミングで

   表すなんて何か裏がある気がします........」

あお「確かにそうね.......まあとりあえずゆうさんには頑張ってもらうしかないね」

あまいろ「もしこれで勝つことができれば魔王に挑むことができますからね!」

そう話をしているとあおさんがSNSの画面を見せてくる。

あお「今回レベルの制限が付いているからなかなか挑戦できない

   パーティーもあるらしいわよ」

俺「80って言っていたのでそもそもでイベントに参加させる気ないのでは?」

あお「どうだろう?運営としてはとにかく強いやつをつぶしておきたい

   っていうのが本音じゃないかな?」

俺「でも今回のイベントでもペナルティは発生しませんが?」

あお「.......そうだね.......わからないや!」

数日後、いつも通り依頼を受けてクリアという流れを繰り返していると.......

199【運営から通知が来ています!】

あお「少し前に告知されたイベントの話じゃないかな?」

俺「おそらく、そうだと思います。早速見てみてましょう!」

199【このパーティーではゆうさんを挑戦者としています。ゆうさんの

   レベルは50に制限がかかり、現在覚えている技や呪文なども

   全く異なるものになります。技・呪文構成は、ヒール・五月雨斬り・

   ポイズンショット・ファイガ―となっています】

俺「えっ!?少なッ!」

あまりの数に驚く俺。現在の半分以下になっていた。

あお「でもファイガー・ポイズンショット以外は知っている呪文や技だから

   効果を気にして戦う必要はないわね。どうやって作戦をたてるか.......」

俺「おそらくですが、ポイズンショットは毒にしながら攻撃をすることの

  できる攻撃技じゃないですか?」

あお「ええ、私も同じことを思っていたわ。それとファイガーは炎魔法の

   最上級呪文じゃないかしら?そんな感じがするわ」

俺「確かにそうですね.......作戦としてはまずポイズンショットを使って

  毒にしながらファイガーや五月雨斬りで殴っていく。そして

  体力が減ってきたらヒールで回復みたいな感じですかね?」

あお「ええ、それが最適解だと思うわ。補助呪文がないから少し

   不安が残るわね.......」

きみ「確かにそうですね.......でも仕方がないと思います」

あお「まあそれはそれとして.......ってなにもやることないわね......」

あまいろ「このイベントって観戦したりすることってできるんですかね?」

あまいろさんがそう言うとそれを聞きつけたように199が来る。

199【あまいろさんがおっしゃる通り今回は観戦が可能です。また他の

   パーティーの冒険者の戦いを見ることも可能です】

俺「なるほど、一番じゃない限り他の人の戦術を真似するのも手かもな......」

あお「そのシステムかなりいいわね。上手く利用して良い立ち回りを

   考えましょう。話すことはそれくらいね.......じゃあちょっと早いけど

   明日はゆうさんに全てがかかっているから頼んだわよ!」

そう言われると少し気が重くなってしまう.......

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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