#69 休憩
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
少し衝撃的なところを見てから帰ってきた冒険者の集い。
あのショッキングな光景を見ていつものような楽しそうな会話は
なかった。沈黙が続くばかりだった。
翌日、それでも時間と経過とともにそのショッキングな光景が過去の
ものとなりつつあった。そしてロビーには、人があふれかえっていた。
あお「おはよう!ちょっと私寝れなくて寝不足だよ」
あおさんの顔を見ると確かに目の下に"くま"があった。
俺「おはようございます。まあ昨日のことを思い出すとあれですね........」
きみ「おはようございます。とりあえず報酬を受け取りに行きましょう」
きみさんの提案によって俺たちは人があふれかえっているロビーを見る。
あお「この状態だと受け取るまで時間がかかりそうだね........
私が受け取ってあげるからみんなは町を回っていいよ」
俺「ですが.......」
俺が大丈夫と言おうとしたときあおさんの声にかぶされる。
あお「大丈夫だって言っているでしょ!ほら行ってらっしゃい!」
あおさんがそう言って無理やり俺たちを外に出した。
俺「はぁ~.......じゃあ行きましょうか」
俺は二人に声をかける。そして町を歩いていて思うのはあおさん抜きの三人で
移動するのは珍しいなということだ。いつもあおさんが先陣を切って
俺たちを先導しているので少し不思議な感じだ。
あまいろ「ですが、どこへ行きましょう?」
きみ「じゃあ新しくオープンした店があるようなのでそこへ行きませんか?」
俺「了解、じゃあきみさん案内よろしく」
きみさんが先陣をきる形で歩く。冒険者の集いから約10分程度すると着いた。
ちょうど着くタイミングであおさんから連絡があった。
あお【受け取るまでかなり時間がかかるらしくて私もそっちに行くね】
俺【わかりました。今俺たちがいるところはこちらです】
そして経った今着いたこの店を映した写真を送付した。
きみ「ここですね、僕が調べた情報によるとここ巻物関係を取り扱っている
そうですよ。ちょっと気になるものもあったので」
きみさん曰く、SNSをリサーチしていたときに見つけたそうだ。
そう言ってきみさんに続いて店内に入る。そこそこ大きな店内に入ると
多くの冒険者でにぎわっていた。人気なのかな?
きみ「すごい人の量ですね.......僕はこっちの方を見ていますね」
そう言ってきみさんは向こう側に行ってしまった。
俺「じゃあきみさんが戻ってくるまで各自自由行動ってことで」
俺はそうあまいろさんに伝えて店内を周り始める。
店内は見渡す限りの巻物でいっぱいだ。なんでも覚えられそうだな。
手始めに値段が安いものを見てみるとあおさんが使っている"ヒール"があった。
俺たちの職業ではあおさん以外覚えていないのでいいかもしれない。
ちなみに俺が覚えている技がレパートリーが少ないのでここで買いたそうと
思っている。回っていると"ブリード"という氷呪文があった。
俺はそれの系統を二つ手に取り購入する。前回の緊急要請でかなりの報酬が
手に入ったはずだ。だからこそそこまで気にしていなかった。
そしてさらに店内を回っているとあおさんと合流した。
あお「お待たせ。ここいい店だね、こんなに巻物があるなんて!」
俺「ですよね、きみさんが見つけて連れてきてくれました」
あお「へぇ~、さすがSNSを使いこなしているわね」
俺がSNSを使ってなんて一言も言っていないのにそんなことを言うあおさん。
あお「で、あまいろさんたちは?」
俺「きみさんが満足するまで自由行動ということにしましたよ」
あお「そうなのね、じゃあ店内を周りながらあまいろさんやきみさんを
見つけましょう。私も買っていいかしら?」
俺「多分、大丈夫だと思いますよ。それに俺も買いましたから」
あお「あらずいぶんと早いわね。わかったわ」
そう言いながら店の奥に向かって行くあおさん。それについていく俺。
あお「あっ!あまいろさん......ってすごい数の巻物ね」
あまいろさんの手には両手いっぱいの巻物があった。
あまいろ「えっ!?私ったらいつの間にこんなに!?すみません
少し選ぶのでもう少し待っていてください!」
どうやら買い物に夢中にあまいろさんは知らずの内にかなりの数を
とっていたらしい。まあ少し前まで技や呪文が覚えられなかったからだろう。
そんなあまいろさんを引き連れながらきみさんを探す。
数分後、すでに巻物を買ったきみさんを見つけた。
きみ「あっ、あおさんお疲れ様です!」
あお「お疲れ~、きみさんは買いたいもの買った?」
きみ「はい!少し気になっていたものを買ったところです!」
俺「きみさんの気になっていたものは?」
少し気になった俺はそうきみさんに質問をする。
きみ「はい!すでに使って覚えましたが治療~蘇~です!」
俺「治療~蘇~?」
俺がおうむ返しのように問いかける。
きみ「はい!なんと生き返らせる呪文となっています!」
息を荒げながらそう説明するきみさん。こりゃあすごいぞ。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




