#66 二度目の奇襲
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
焼き尽くしたものの相手にはかすり傷程度であまり効いていないようだ。
まあそれで倒してしまってもダメなのだが......
冒険者A「ちっ、お前たち絶対にやれ!」
リーダー格の指示によって動き出す冒険者二名。またこちらに矢や剣が当たる。
あまいろ「拘束トラップを仕掛けておきました!」
あまいろさんがあおさんに耳打ちをする。あおさんはその指示に
あお「了解、ゆうさんたち前回と同じ作戦で行くわよ!」
俺「はい!わかりました!」
俺はそう返事をしながらあまいろさんが仕掛けた魔法陣の位置を把握する。
冒険者の方へ移動しながら少し攻撃を加える。そして冒険者の後ろに周り
冒険者を引き付ける。まんまと作戦にはまった冒険者は俺の方に向かう。
冒険者A「まて!魔法陣が書かれている!」
一人の冒険者はそのまま突っ込んでしまいそのままトラップにはまった。
しかしもう一人はリーダー格の言うことを聞いてとどまった。
もう少しで二人をトラップに引っ掛けることができたのにリーダーのせいだ。
あお「もう少しだったのに.....とりあえずゆうさんたち引き付けよろしく!」
俺たちに指示を出す。これからどうするのかはわからないが返事を出す。
あおさんとあまいろさんが話し合いをして何か作戦を立てたようだ。
あお「きみさん!ちょっと来てください!」
きみさんがあおさんのところへ行くがそれを妨害する冒険者。
俺は後ろからけりを入れてこけさせる。えっ、弱くないか......?
まあそのおかげであおさんのところへ行くことができたので全然OKだ。
きみ「わかりました!」
俺「すみません!あおさんたちの方に!」
きみさんの返事とかぶせるように俺は敵が行ったことを言う。
きみ「ストップアクション!あまいろさんお願いします!」
あまいろ「はい!拘束トラップ!」
動きを止めた後にあまいろさんのトラップ設置。どうやら
その場所に入ると効力が発揮するためもともとそこにいた場合も大丈夫らしい。
さすが、きみさんの動き停止呪文+拘束トラップだ。
リーダー格をトラップにかけたことによって暴れている様子だ。
冒険者A「助けろ!!!!」
しかし残った冒険者はリーダー格が嫌なのかそれとも自分が捕まるのが
嫌だったのかわからないが助けずにそのままどこかへ行ってしまった。
その様子を見てリーダー格はかなり怒っている様子だ。
あお「199、こいつだけどうにかならない?」
199【.......わかりました。こちらで引き取ります】
リーダー格の暴れている姿が無様すぎて199も最初は無言だった。
あお「ふぅ~.....奇襲かなりきついわね......」
きみ「そうですね、でも幸い盗まれなかったので良かったですね!」
あお「そうね......って奇襲を仕掛けてきた冒険者からマジックバックを
もらい忘れてしまった!......チャンスだったのに.....」
前にうばっ.......もらったのがとてもうれしかった分悲しいそうだ。
あまいろ「まあまあ......あれってメーニーじゃないですか?」
何度目かのデジャヴを感じながら俺たちはその方向に行く。
マジックバックを使って倒すことに成功。またしてもレベルが上がった。
これは本当に終わりが見えてきたような気がした。
199【先ほどの冒険者の処理が完了しました。そして運営より連絡が来ています】
処理が何を表しているのか聞くのが怖い.....そしてお知らせとは?
199【合計で三つのパーティーが魔王討伐に成功しました】
まじか.....でもすでに2か月以上が過ぎている。何も不思議ではない。
あお「もうそんなに.....まあ特に制限が設けられているわけじゃないから!」
199【いえ、それと魔王の数が制限され始めました】
あおさんの自信はすぐに壊される。まさかの......どこまで運営そんなことを......
そして199はまたどこかへ行ってしまった。
きみ「やばいですね.....とりあえず一刻も早くレベルを上げるために
今のイベントを早く終わらせましょう!」
レベルを上げればよいからまさにその通りだろう。
あまいろ「でも、こっちのマジックバックも残り二つだから......」
合計で4レベルしか上がらないことになる、さすがに厳しい状態だ......
あお「まっ、まあその後は依頼をこなすから大丈夫だって!」
俺「そうですよね、まずはメーニーを倒しましょう!」
そう俺が声をかけて探すこと2時間、途中でマジックバックを追加で手に入れて
全てを使いきることができた。よって6つレベルが上昇した。
あまいろ「ゆうさんなんてもう80に到達しそうですね!」
俺「そうですね、一番最初に魔王を倒したパーティーの
平均レベルっていくつでしたっけ?」
あお「ん~......私も覚えていないよ!」
まあそりゃあそっか......でも85の平均があれば倒せるかもしれない。
そう思うとかなりやる気が出てきた。そして俺たちは冒険者の集いに戻った。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




