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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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65/103

#65 メーニー討伐

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

奇襲してきた冒険者を捕まえてどうするか考えている。

あお「とりあえずこの人から聞き出すのはどうかな?」

俺「良さそうですね、でもそんな口を簡単に割りますかね?」

あお「どうだろう.......まあ割らなかったらそんときは......」

あまいろさんに続いてあおさんも怖い笑い方をする。何をするのだろうか.......

あお「さあ何か情報を持っているなら口を割りな!」

冒険者「.........」

あおさんの問いかけに何も反応しない冒険者。あおさんがにやりとする

あお「199、こいつどうすればよいと思う?」

199【運営からは特にペナルティはありません。皆様に委ねます】

あお「そう、ありがとう」

いつの間にか199を操っているあおさん、そして口を開く。

あお「じゃあ、マジックバックをもらうわね」

相変わらず冒険者は無口、それを無視してあおさんは冒険者のポケットから

マジックバックを取り出す。合計で二つ手に入れることができた。

あお「奪っているのかと思ったけど全然だったわね」

あおさんはそう吐き捨てるような感じで言う。冒険者はまた無口。

きみ「このままだとあおさんもこの冒険者のようになっちゃいますよ!」

あお「大丈夫だわ。こいつは私たちから奪おうとしただけだからやり返したわ。

   普通の冒険者にそんな決闘を申し込むことはしないわ」

きみさんが胸をなでおろす。さすがにあおさんが黒になったらやばい......

そして冒険者をそのままにして俺たちはその場から離れた。

あお「あいつ怖かったわね......もしかしたらまた他の冒険者から奇襲があるかも

   しれないから気を付けてね。まあやり返すだけだけど」

本当にその通りだ。SNSを見ると俺たちと同じように奇襲にあった人がいる。

そして奇襲を仕掛けて上手くいった人の投稿もあった。

あお「やっぱりこれが運営の望んでいたイベントなのね......」

特に接点がなかった冒険者同士を巻き込んで確実に数を減らす......

あまいろ「これで合計5個のマジックバックを手に入れることができましたね!」

おそらくだが5体分倒したら終わりなのだろう、そう考えながらさらに進む。

あお「あっ!あれがメーニーじゃない!?」

あおさんが指をさしながら俺たちに言う。俺たちは目線をやる。

そこには、ふわっとしたかわいらしい敵が現れた。

俺「確かにこの周りでは見ない敵ですね......ちょっと戦ってみますか!」

某ゲームの某敵みたいに逃げることはなく戦闘開始。とは言っても俺は

あおさんからもらったマジックバックを使って敵を倒す。

そして倒した後にステータス画面を表示させるとレベルが二つ上がっていた。

あおさんたちもどうやら同じく二つ上がっていた。

きみ「本当にあれがメーニーだったんですね」

あお「そうだね、それにレベルも一体だけでレベルが二つも上がるなんてね」

あおさんの言う通りだ。このままいけば残り8くらいは上がるだろう。

あまいろ「でも敵がかわいくて少し倒す気が失せますね.......」

あまいろさんがそう言うと俺は同感という意味を込めてうなずく。

あお「そうかな、経験値になるならなんでもいいと思うけどね!」

先ほどの冒険者よりもあおさんの方が怖いと俺は感じた。

その後も俺たちは談笑をしながらマジックバックを集めることに。

もしかしたら手に入るかもという願望も交えて行った結果、一つ新たに入手。

その間に他の冒険者の奇襲に会うことはなかった。たまに他のパーティーと

出会うことがあったが、それでもお互い奪う気はなかったので大丈夫だった。

きみ「あっ!今度は二体いますよ!」

きみさんの声に俺たちはメーニーに視線を集める。そして先ほどと同様に

俺はあおさんから受け取ったマジックバックを二つ使用して敵を倒す。

あまいろ「順調にレベルが上がっていますね!」

まさにその通りであまいろさんを含めて俺たちのパーティーではレベルが

60以上になったのだ。ちなみに俺は70を超えた。

冒険者同士が争うというデメリットもあったがこのイベントのおかげで

着々と魔王を討伐する準備が整ってきた。そう安心をしていたのもつかの間。

あまいろ「皆さん、しゃがんでください!」

あまりろさんの掛け声に俺たちは一斉にしゃがむ。もう何が起こっているかは

わかった。また冒険者同士の争いだ。

あお「っ......なんで争いを起こすのかね......本当におろかだわ」

あおさんはそう愚痴を垂らしながらあまいろさんに指示を出す。

あまいろ「わかりました。皆さん、敵を引き付けてくださいね!」

さっきと違い冒険者は計3名。俺たちの命が先か、敵の命が先か........

冒険者A「さっさとやっちゃいなさい!」

まるで幹事のように命令する冒険者の一人。もしかしたら奴隷を使って

マジックバックを奪っているのかもしれない。かなりたちが悪いことだ。

あお「争いは嫌だけど......リモートファイアー!」

炎が周りを焼き焦がした。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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