#64 奇襲
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
手分けして探すこと30分、俺はここまでで計2つのマジックバックを手に入れた。
これが多いのか少ないのかはわからないが一つも手に入らないという事態は
回避することができた。にしてもやっぱりなかなか見つからないな.......
全冒険者(転生者)が参加しているはずだから見つかる可能性は低いのだろう。
そしてさらに30分後、結局あれから追加の分を見つけることができずに
約束の一時間が来てしまった。俺は少し肩を落としながら戻る。
戻るとすでに俺以外の全員がそろっていた。
あお「じゃあ見つけた数をそれぞれ発表していきましょう!
ちなみに私は一つだけだったわ、ゆうさんたちは?」
俺「俺も二つしか見つけることができませんでした.......」
きみ「僕はゼロです......申し訳ないです.......」
あまいろ「すみません.......私も同じくゼロです.......」
あお「まあ300個しかないから仕方がないよね.......」
きみさんたちの個数を知った今、この世界はかなり大きいことを知った。
あお「とりあえず私とゆうさんの分で合計三つね......」
きみ「手に入れたはいいですが、どうやって出てくるんでしょうね?」
確かに、出てくる条件が199からは明確にされていなかった。
あお「わからないけど周りをうろうろしていればいずれ出てくるんじゃない?」
そう言うあおさんの提案によって俺たちはマジックバックも手に入れるという
目的を持ちながら徐々に町から離れていった。
歩くこと一時間程度、マジックバックはおろかメーニーすら出現する気配がない。
きみ「全然現れないですね......」
俺たちはため息をもらすしかなかった。そのときどこからか短剣が飛んできた。
間一髪のところで避けた俺たちは周りを見渡す。近くにいるのは冒険者だけ.......
ん?冒険者!?俺はなんだか嫌な予感がした。
あお「また来るわ伏せて!」
あおさんが俺たちに指示を出す。その指示にとっさに身をかがめる。
頭上をたくさんの矢が飛んでいく。俺の嫌な予感は的中した。冒険者の仕業だ。
あお「なんで攻撃をするんですか!?」
あおさんは少し怒ったような声で攻撃してきた冒険者に尋ねる。
冒険者「ふっ......情弱らめが......マジックバックは持っている冒険者を倒すことで
手に入れることができるのだ!俺はそれが目的だ!」
俺「どっ......どういうことだ!?」
冒険者「どうもこうも今説明した通りだ、さあお前らの命をいただく!」
そう言って次は直接剣で攻撃をしてきた。さすがに避けることができず俺は
ダメージを食らう。くそっ.......もとから運営はこれが目的だったのか.......
あお「まずいわね.......ヒール、とりあえずこれで体力はいいけど.......」
その後の言葉を濁すあおさん。この状況をどうくぐり抜ければよいのか......
あまいろさんがあおさんに近づいてなにやら相談をし始める。
その間にも冒険者は俺たちめがけて攻撃をしてくる。パラディンである
きみさんが俺たちをかばってくれるがこれがいつまで続くかはわからない。
あお「わかったわ。ゆうさん、きみさん敵を引き付けてくれるかしら?」
俺「はっ......はい!わかりました!」
あおさんたちが何をやるかはわからないがとりあえず引き付けることにした。
冒険者「ごちゃごちゃうるせいよ!さっさと渡せ!」
本当に大丈夫なのか......?俺は少し心配になりながら攻撃を受け止める。
あお「準備OKだわ。ゆうさんたちこっちへ来て!」
あおさんに呼びかけられた俺たちは敵を引き連れてあおさんの方へ行く。
あまいろ「避けてください!」
あまいろさんの掛け声とともに俺たちは左右に散らばる。その行動に驚いた
冒険者だったが勢い余りそのまままっすぐへ。その下には魔法陣。
冒険者が魔法陣を踏んだタイミングで魔法が発動。下から罠が出てきて捕まえた。
罠の中で冒険者は暴れているがかなり丈夫で敗れる心配はなさそうだ。
俺「すごいですね......あおさんが?」
あお「いや、私じゃないわ。あまいろさんよ。トラップ魔法でなんとかね」
あまいろ「はい!役に立つことができてうれしいです!」
レベルアップしたときにおそらくトラップ魔法を習得したのだろう。
きみ「にしても、運営はなぜこんなことを?」
あお「私の推測に過ぎないけど......もしかしたら運営は冒険者同士でつぶし
あってほしいのかもしれないわ」
きみ「でもそれでたくさんの人がつぶし合うものなんですか?」
あお「それは人柄によると思うけど、それでもレベルアップして現実世界へ
早く帰りたい人からすれば一つでも多くあった方がいいわ」
きみ「なるほど......でも本当に運営たちの悪いことをしますね」
俺「俺もその感情には同感です.......」
あまいろ「それはそれとして、この人どうしましょうか?」
嬉しそうにつぶやくあまいろさん。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




