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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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59/103

#59 イベント結果発表

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

そして残り二日もあまいろさんとあおさんはずっとバーチャル体験を

行っていて着々と順位を伸ばしていった。

俺たちが会話をしながら昼ご飯を食べていると199が出てきた。

199【イベントの結果発表をお知らせに来ました】

あおさんとあまいろさんは待ってましたと言わんばかりに前のめりになる。

199【今回の"バーチャル体験"イベントでは、あおさんが627ポイントで34位を

   あおさんが328ポイントで325位を、きみさんが357ポイントで285位を

   あまいろさんが642ポイントで29位でした。お疲れさまでした、なお

   あおさん・あまいろさんのお二人に関しましては上位を入賞しましたので

   運営からプレゼントがございます】

あお「上位入賞は嬉しいけど......あまいろさんに負けた~......」

あまいろさんに負けたことがよっぽど悔しかったのかあおさんはうなだれていた。

あまいろ「やりました!!プレゼントの方も気になります!」

あまいろさんはやってやったと言わんばかりに胸を張っていた。

あお「それはそれとして......おっ!初めて見るアイテムだな!」

あおさんがそう言いながら俺たちにステータス画面を見せてきた。

そこには新しいアイテム"経験の巻物"というものがあった。

きみ「経験とついているのでレベル関係のものなのでしょうか?」

あお「今、SNSで検索かけて見たらこれ見た者のレベルを一定上げるって!」

あまいろ「マジですか!?私の方にもあります!頑張ったかいがありました!」

あまいろさんはそう言ってすぐに巻物をチャックする。

あまいろ「お~!すごいです!あっという間にレベルが、51に!」

うそ、あまいろさんって数日前まで1だったのに!?

あまりの早い成長速度に驚く俺たちだった。

あお「じゃあ私も見ていいかしら?」

俺「大丈夫ですよ。あおさんの実力で手に入れた物なので!」

俺のそういう言葉にきみさんもうなずく。

あお「じゃあありがたく使わせてもらうわね」

するとあおさんのレベルは59になった。あまいろさんと比べて上がったレベル数は

少なめだ。まあそりゃあそうしないとバランスが取れないだろう。

これであまいろさんを含め、俺たちはレベル50を超えた。

あまいろ「イベントは終わりましたがちょっとやってきていいですか?」

あまいろさんはそうあおさんに聞く。

あお「わかったわ。残り数戦だけね、そしたら依頼を受けないといけないし......」

俺「何か受けないといけない依頼があるんですか?」

あお「いえ、そういうことじゃないけど.......ほら、冒険者のランクもそろそろ

   上げないとまずい時期になってきたじゃない?」

確かに言われてみれば緊急依頼以降全然上がっていない。

そもそもで依頼をそこまで行っていないということもあるがそれでも

レベルに対してのランクにあっていない気がした。

きみ「わざわざランクを上げなくてもレベルは上がるのでいいんじゃないですか?」

あお「確かにそうかもしれないけど、ランク制限で受けられない依頼だって

   あるから......そう思うとランクは上げておいて損はないでしょ」

きみ「あ~!そうですね!」

そして数十分後、バーチャル体験から戻ってきたあまいろさんと合流をして

冒険者の集いに俺たちは向かった。ここへ来るのは何回目だろうか。

それだけ、お世話になっている。俺たちの拠点地でもある、

受付「依頼はこちらになります。そしてただいま、スピード依頼もあるので

   そちらも是非受けていってください」

あおさんは受付の人の言葉にうなずいて依頼板へ近づく。

俺「これってなんですか?」

あお「依頼を受けるときに早く解決してほしいっていう依頼を

   張り出してくれているものだよ」

俺「それなら緊急依頼で出した方がいい気がしますが?」

あお「緊急依頼ほど緊急性がない依頼を出そうと思ったこっちの方がいいし

   緊急依頼の報酬を払うことができない人でも張り出せるのよ」

俺「確かに、緊急依頼は報酬が高いですからね」

あお「そうよ、その分こっちのスピード依頼は通常の依頼に比べて

   高くはなるけど緊急依頼並みには高くならないからね」

俺「なるほど、依頼を貼る側のことも考えてくれていますね!」

あお「そう、それがこの冒険者の集いのすごいところでもあるわよ」

俺「ですね!でもどうしてそんなことをあおさんが知っているんですか?」

あお「つい先日、SNSでシェアされていたからね!」

さすがあおさん、SNSを巧みに駆使しているようだ。

あお「これなんか良い依頼だと思わない?」

あおさんは板に入ってある依頼を指さしてそう言う。

内容は、畑を荒らす獣毛討伐ということらしい。

"獣毛"と書いてあるからかなり厄介そうな敵だろう。

俺「わかりました、それをやりましょう!」

あおさんの提案に俺たちはうなずいていた。

あお「じゃあ決まりね。早速受付を済ませてくるから!」

通常の依頼を受けるときよりも受付は早く終わった。良いシステムだな。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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