#58 イベント周回
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
俺は他の冒険者と戦った。他の冒険者と戦うという行為自体なかったので
かなり新鮮な感じがする。これはこれで良いかもしれない。
ちなみに今回の戦いでは勝つことができた。
そして俺は戻ってきた。周りを見回すとまだあおさんたちは帰ってきて
いないようだ。俺はそう一息つくと、すぐにきみさんも戻ってきた。
きみ「ゆうさん、どうしたか?」
俺「勝つことができたし、個人的にはこの機能いいかもしれないな」
きみ「そうなんですね、僕はゲームでもこういうのは好きでなくて
初戦から負けてしまいました........」
俺「ま~.......そういうときもあるから!」
そう俺ときみさんで話をしているとあおさんたちも戻ってきた。
あお「まだシステム自体を理解していない人もいるから数日は
楽勝だと思うよ!このまま頑張ろう~!」
あまいろ「イベントの方も良いですが、レベル上げもしてくださいよ!」
あまいろさんがあおさんにそう文句を言う。
あお「まあまあ、とりあえず今日は各自でやりたいことをやるって感じで!」
なんだか最近こういうことが多い気がする.......
そう言うとあおさんはまたイベントのところへ行ってしまった.......
そしてあまいろさんはというとレベルを上げに町から出て行ってしまった。
きみ「ゆうさんはどうしますか?」
俺「俺もとりあえずはイベントの方を進めないといけないからな.......」
きみ「ということはあおさんと同じで、新しいところへ?」
俺「ああそうだな。それにイベントで下位を取ってしまうとあまいろさんが
張り切っていたレベル上げの効率も落ちてしまう」
きみ「そうですよね、じゃあ僕も行きましょうかね」
きみさんはそう言って手慣れた操作でバーチャル体験のところへ行った。
それを追いかけるようにして俺も出発したのだった。
そんなこんなで数時間後、俺たちは冒険者の集いに戻ってきた。
あお「いや~、実装日だっていうのに私はランキング上位に乗っちゃったよ~」
あおさんはそう自慢げに話す。確かにバーチャル体験で見てみると
あおさんの名前が上位に入っている。一方、俺はというとあの後も数十戦したが
勝率は五分五分だった。なので、そこまで上位という上位にはならなかった。
それでも下位にはなかったので、このままいけば無事だろう。
きみさんも俺と同じくらいだった。しかし問題はあまいろさんだ。
あまいろ「ずっとレべル上げをしていたので、ここまで上がりました!」
そう自信を張りながらステータス画面を見せてくる。
確かにレベルは34から42にまで上がっていたものの......
バーチャル体験をやっていなかったので現在は下位だ。
あお「あまいろさんもやらないとレベルがつらくなるから本末転倒だよ」
あまいろ「それはわかっていますが、冒険者同士で戦うのがどうしても
気が引けるっていうか........なんていうか.......」
あお「まあ確かにそれは一理あるよね。でも運営側が設定したから仕方がないよ」
あまいろ「運営~!」
そうあまいろさんは嘆いていた。
翌日、イベント二日目になってあまいろさんが重い腰を上げた。
そう、バーチャル体験のイベントに参加し始めたのだ。
そして驚いたのは、あれだけ言っていたあまいろさんだがバーチャル体験の
ゲームの素質はかなりあるようでこの20戦中16勝、4敗だ。
それに対して俺は10勝.......そしてあれだけぐちぐち言っていたあまいろさんだが
やっているうちに楽しくなってきたようでほぼ毎日入り浸っているようだ。
そして数日後........イベント終了まで二日に迫ってきた。
もちろん俺もバーチャル体験のイベントを少しづつ進めていたが上位に入ることは
なかった。しかしあまいろさんとあおさんの二人が上位を取っていた。
きみ「あれだけ言っていたのにあまいろさん、すごいですね」
あまいろ「まあ、私も慣れてきてしまったからねぇ~」
俺たちは苦笑いするほかなかった。
あお「それで、もう少しでイベントが終わるけど他の冒険者の人はどうだろうね?」
あおさんはそう言いながら自分のバーチャル体験のイベント詳細を見る。
現在あおさんのポイントは342ポイント、そして一位の人のポイント数は604。
さすがに、一位は無理だとはいえかなり上位に食い込んでいる。
あまいろさんのポイント数も360を超えていて、こちらも上位だ。
きみ「僕のポイント数は295なので全然中位ですよ!」
きみさんはそう言って少し拗ねていたようだ。俺のポイントは302だ。
あお「まあとりあえず残りのイベント期間も張り切ってやらないといけませんよ!」
きみ「わかりましたよ.......ってあまいろさんは?」
きみさんに言われて俺たちもあまいろさんがいたところを見る。
確かにいなくなっている。
あお「この消え方的に、もしかしてバーチャル体験へ行った気がするわ」
どこまでぬめりこんでいってしまっているのだろうか........
読んでいただきありがとうございました!
コメント(感想)をくださるとうれしいです!
それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




