#54 新しい要素
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
フラビタンに戻ってきた俺たちはどうしようかと頭を悩ませる。
あまいろ「私のわがままですが、レベル上げのために効率が良い依頼を
受けてもらえませんか?」
あお「わかった。でも効率が良い依頼ってどれだろう......」
俺は少し前に通知が来ていることに気が付いた。内容としては、
冒険者らが意見交流できる"SNS"の実装のようだ。
俺「少し話は脱線しますが、これを見てください」
俺はそう言って今の通知の内容を見せる。するとあおさんたちの表情が
明るくなり自分の方もチェックを始める。
あまいろ「本当ですね!これがあれば情報収集とか楽じゃないですか?」
俺「そうかもしれないね。でも、この世界に現実世界つまり異世界から来た人が
どれだけいるかにもよってユーザー数は変わるからわからないけど......」
そうなのだ。いまだにこちらに無理やり来させられた人の人数がわかって
いない以上、情報収集が楽かなんて判断できない。
あお「とりあえず物は試しだよ!やってみよ!」
確かにあおさんの言う通りだ。あおさんに引き続き俺も、操作をし始めた。
きみ「これ、ユーザー登録なしでできるんですね」
あお「確かに!あれかな匿名掲示板みたいなものなのかな?」
俺「どうやら、そのようですね」
画面を見てみるとTwitterのタイムラインのような感じで他の人が投稿した
内容が見えるようになっていた。そして実装されてすぐということで
みんな"これであってる?"や"投稿できているかな?"というものが多かった。
俺も試しに投稿をしてみる。すると俺の投稿も流れてくる。
そして一般のSNSと違い、ユーザー名が"匿名"としか書かれていないため
本当に誰が書いたか見当がつかない。これのせいで、その情報の信ぴょう性が
かけてしまっている気がした。しかしこれは良い導入かもしれない。
あお「とりあえずこれを使って情報収集をしようか!」
あおさんはそう言いながら画面に何か打っている。
おそらくさっきの質問の回答を探しているようだ。
数分後、何か良いものがないかと探しているといきなりあおさんが声をあげる。
あお「あっ!さっきの質問の答えが出てきたよ!えっと......
「村の牧場を救え!」っていう依頼がレベル上げ効率が良いらしいよ!」
早速、あおさんはSNSを有効的に活用できている様子だ。
あまいろ「では、その依頼を受けるためにいきますか!」
あまいろさんも上機嫌だ。あまいろさんに続いて俺たちもついていく。
あお「依頼を受けたいのですが.......」
受付「かしこまりました。依頼表はこちらになります」
また分厚い本のような依頼が入っているものを持ってきた。
あお「えっと......これかな?」
あおさんはそう言って俺たちに該当場所を指さす。そこには"村の牧場を救え!"と
いう依頼名とともにその詳細が書かれていた。
きみ「えっと......村からさらわれてしまった牛たちを戻してきてほしいという依頼。
これで本当にレベル上げにうってつけなんでしょうかね?」
先ほども言った通り信ぴょう性が低いためどうしても疑いがかけられる。
あお「まあ、そんときはそんときだよ!じゃあ早速受けよう!」
あおさんはそう言って受付の人にこの依頼を受ける旨を伝えた。
あお「まずは、この村に行かないといけないね。村は、ここから北に進んだ
ところにある「伊庭津三村」っていうところらしい」
俺「いばつみむら?」
あお「そう、言いにくい名前の村だね......それにこの世界でもこうやって感じだけの
名称があったことに驚きだよ」
あまいろ「確かにそうですね。これまではカタカナでしたからね」
あお「よしっ!早速出発するわよ!前みたいに時間がかかるわけじゃないけど
なるはやで行くわよ!」
あおさんは準備万端の様子だ。さすが、こういうのに慣れているな。
町を出発してから、二十分後。あおさんの言う通りそこまで時間かからずに
伊庭津三村に着いた。ここの人たちに少し失礼かもしれないが、いわゆる"過疎"に
値するくらい人が少ない......家も数軒しかない村だ。
あお「私、依頼者の人がいないか探してくるね!」
この中で最もコミュ力があるあおさんがそう言って一軒一軒家を回る。
見ている限りでは、全部の家に今人はいるようで無事に依頼者に会うことができた。
あお「こちらが依頼者の森竹さん」
森竹「今回はよろしくの~」
そう挨拶をするのは、腰を曲げたおじいさん森竹さん。日本人っぽい名前だが
実はこの人もとからこの世界にいるらしい。つまり転生でもなんでもない。
俺「で、牧場とあったのですが、ここにはないんですね......」
森竹「ああ、牧場は少し離れたところで経営しているのじゃよ」
俺「そうなんですね。それで今回の依頼の発端は何ですか?」
森竹「作業を行っているときいきなり森の方向から人型の魔物が現れて牧場に
いた牛たちを連れて行ってしまって......それで今回依頼をだしわけじゃよ」
読んでいただきありがとうございました!
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




