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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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52/103

#52 呪いを解く者

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

町長「昔、まだ人々が協力という概念を知らなかったころ戦争が起きていました。

   もちろん、仲間同士で協力しようということはあったのですがそれでも

   裏切る人がいて人々はそれから信じないようになっていった。

   そして裏切る人が使った方法の一つが"呪い"です」

俺「つまり、裏切りによってあまいろさんが呪われたということですか?」

町長「いえ、おそらくその断定はまだ早いと思います。現代ではルールに

   よって呪う及びそれに匹敵する行為は禁止されています。しかしそれを

   くぐり抜けてでも呪える人つまり最上級魔法使いの悪人が行っています。

   なので呪いに耐性がない者を無差別に呪うということもあります」

俺「.......ひどくないですか!?」

町長「確かに本人以外はそう思うことでしょう。しかしそれが現実です。

   またモンスターが呪い関係の攻撃をしますがその時はまだ戦って

   いなかったと伺ったのでその可能性はないと思います」

あお「そうですね......呪いを解く方法はないんですか?」

町長「私の友達にいますが、そちらのレベル?というもの設定がよく

   わからないので無理だと思います」

あお「そうですか.......ゆうさんたち、もしかしたら運営が故意でやった

   とかの可能性は十分にあるんじゃない?」

俺「あるかもしれませんが、公平性を保つためそんなことはないと思います」

きみ「僕もゆうさんの意見と同じです」

あお「だよね......町長さんありがとうございました」

町長「ああ、また何かあったら相談してくれ、今回のように解決できない

   かもしれないが......申し訳ない」

あお「いえ、全然。相談に乗ってもらっただけでありがたいですよ」

俺「それでは、俺たちはここら辺で。本当にありがとうございました」

俺たちは町長さんにお礼を言って家から出る。

あお「でもまいったな~......他に誰か呪い解ける人いないかな~」

あおさんはそうのんきに言っているが正直、これ沼りそうな感じだ.......

数時間、町で呪いを解けないか探している。しかし見つからない.......

そうあきらめかけているような状態のとき......

?「あなたたちが呪いを解きたい者たちかね?」

そう話しかけてきたのは紫のフードをかぶっている老婆の人だった。

あお「はい、その通りです」

あおさんは警戒するような優しいような感じでそう返事をする。

?「安心して、私は怪しい者じゃないわよ。これでも呪い関係には

  強いからもしかしたら力になれるかもしれないわ」

あまいろ「本当ですか!?是非お願いします!」

あまいろさんはかなり話に食いつく。本人がそう言うと俺たちはダメとは

言いきれずおばあさんの家に行くことになった。

魔法使い「名乗るほどでもないけど、私は魔法使いよ。昔は冒険者を

     やっていたけど今は呪い関係のことを研究しているわ。」

案内された部屋はいたって普通のところで、怪しさはない。

あまいろ「実は私呪いをもっていまして.......」

あまいろさんがそう淡々と語り出す。俺たちは無言であまいろさんを見つめる。

魔法使い「なるほど.......あなたたちもこちらに来た者なのね」

あお「おばあさんもそうなんですか?」

魔法使い「ええ、私も何十年も前に異世界転生させられてね......

     でも呪いのせいでこの世界で生きていくことになったの......」

あまいろ「そう.......なんですね......」

呪いの嫌さがあまいろさんはわかったのか言葉を切ってそう言う。

魔法使い「それで、私は呪いの研究をし始めてね。まあまさかこうやって

     呪い関係の知識が欲しい人がいるなんて驚きなんだけどね」

あまいろ「私の呪いは解くことができるんですか?」

魔法使い「多分、だけど完治することは難しいけどいわるわよ」

あまいろ「完治?」

魔法使い「ええ、経験値でレベルが上がる制度だけど次のレベルまでの

     取得経験値数が増加するっていうのが残ってしまうわ」

あまいろ「かまいません!みなさんの足手まといにはなりたくないので!」

魔法使い「わかったわ。それじゃあ今から治療するわね.......呪い治療魔法・(ソール)

     これで数時間すれば効果が現れるはずだわ」

あまいろ「本当ですか!?ありがとうございます!」

あお「すごいですね......それで自身の呪いを直すことはできませんか?」

魔法使い「私もそう思って研究を進めていたけど、今現在では治療魔法が

     見つかっていなくて.......まあこれが運命ってものよね......」

そう言う魔法使いの人はどこか寂しそうな顔をしていた。

魔法使い「こっちの世界に来る前、恋人がいてね........デートの場所へ

     行こうとしたときトラックにひかれてこのざまだよ......」

なんて答えていいのかわからず、俺たちは黙る。

魔法使い「ごめんね、こんな話して。今夜は私のところに泊まっていきなよ」

そう魔法使いの人の指示で俺たちはここで一晩を過ごすことになった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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