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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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47/103

#47 運営からの通知

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

その日は、また各自自由行動ということになり俺はレベル上げもかねて

少し町から離れたところへ行くことにした。

俺「だいぶ、ここら辺の敵は知り尽くしたかな......」

一人でそんなことを言う。もしかしたら夜にしかでない敵がいるかも

しれないが、まあそれをのぞけばおそらく知り尽くしただろう。

またレベルもまあまあ上がってきたため次のために必要な経験値が

多くなってきたおかげでこの日は夕方まで倒していたものの一レベルすら

上がらなかった。もうこれはボスを倒しまくる他ないのだろうか......

夜には、冒険者の集いへ戻りあおさんたちと食事を楽しむ。

あお「そういえば、ゆうさんは今日何していたの?」

俺「レベルを上げようと思って少し遠くの敵を倒していましたが

  なんせこのレベルなので一すら上がりませんでしたよ......」

きみ「そうですよね......もう少し強い敵とかでないんですかね?」

あお「まあここだから敵が弱いのかもしれないけど山だったり

   林・森周辺に行けば強い敵は現れるよ。あとは、洞窟とか」

俺「確かにそうですね、次レベル上げするときはそうしましょう!」

あまいろ「私も技や呪文を習得したいです~」

そう怒り気味に言うあまいろさん。若干仕方なさが残るがおそらく

俺が同じ状況なら同じことを言うだろう。

あお「確か、ここに来た時からレベルを上げることができなくなったんだよね?」

あおさんがあまいろさんに問いかける。

あまいろ「はい、前にも言いましたがそれできみさんの足を引っ張っていて.......」

きみ「別にそこまで足を引っ張っているっていうわけでもなかったですよ!」

きみさんはあまいろさんを勇気づけるような感じで言う。

あお「まあ、今は私たちもいるわけだから全然頼って大丈夫だからね!」

あまいろ「はい!ありがとうございます!」

そう談笑しながら晩御飯を食べていると.......いきいなり199が現れた。

199【お久しぶりです。運営から報告があります。】

あお「びっくりした......運営から報告ってことはイベントの開始とか?」

199【いえ、楽しんでいるユーザー様に直接関係があるわけではないですが

   一グループ魔王を倒した冒険者たちがいます】

俺「えっ!?それって本当!?」

びっくりしすぎてしまいつい声が大きくなってしまった。

俺「すみません.......」

周りの冒険者の人たちに謝り席に着く。

199【はい、そのグループは元の世界へ戻されました】

あお「てことは、私たちももうじき戻ることができるの?」

199【いえ、魔王は運営側が呼び出した冒険者が元の世界に帰らない限り

   無限に復活します。なのでそれぞれのグループやソロで倒して

   もらうことになっています】

あお「なんだ~......ちなみにその魔王を倒した人たちの平均レベルっていくつ?」

199【運営の調査によると、平均89のパーティーでした】

あお「89かぁ~.......って一か月ちょっとでそんなに上げられるものなの!?」

199【運営の見解としては、イベントでも上位で通過し毎日数百戦から1000戦

   近く敵とバトルした日もあったそうです】

俺「そんなにやらないと89にならないってことはかなり難易度高くない!?」

あお「運営は私たちを元いた世界に返さないっていうのが目的じゃない?」

俺「もし、それが目的だとしたらなぜそんなことをするんでしょうか?」

あお「あっ......確かに私たちを拘束しておいても何のメリットもないのに」

きみ「まあ運営の目的はわかりませんが頑張ってレベル上げする他

   なさそうですね.......」

あまいろ「もしかして魔王戦の時、完全に私がお荷物になりませんか!?」

あまいろさんの問いに答える者はいなかった。そりゃあ"そんなことないよ"と

言いたいが、現状それをかけても反論されるだけなのはわかっていた。

199【運営からの報告はそれだけですので......】

そう言って199はまたどこかへ行ってしまった。

絶望的なレベル数が必要だということがわかり、その後は沈黙が続いた。

そして会話が弾まないまま各自の部屋で一晩を過ごすことになった。

翌日、さて今日は前の超大型モンスター討伐の報酬が入る日だ。

昨日の雰囲気は一晩でどこかへ行ったらしくあおさんやきみさん・あまいろさん

も元気になっていた。よかった......なんとか今日は乗り切れそうだ。

あお「報酬っていくらくらいなんだろうね?」

俺「予想ですが、超大型モンスター討伐で緊急依頼なのでかなりの額ですよ。

  前もそうでしたでしょ」

あお「そうだね!一応装備は整っているから少し道具を買って残りは

   おいしいものでも食べるのに使おうか!」

あおさんの提案に俺たちはうなずく。なんだかサラリーマンの人に給料とは

別にボーナスが入ったような感じだな.......

受付「それでは、町からの報酬を振り込んでおきました」

俺たちは列を離れて入っていることを確認した。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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