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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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43/103

#43 報酬

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

あまいろさんたちが来たことを確認した俺たちは受付の方に並ぶ。

とは言ってもかなり長い列なのでどれくらい時間がかかるかはわからない。

あお「やっぱりあの人数いるから、長そうだね.......」

俺「そうですね......」

きみ「そういえば、昨日の戦った敵がめちゃくちゃ強かったらしくて

   レベルがめちゃくちゃ上がっていましたよ!」

きみさんはそう言ってステータス画面を見せてくれた。レベルは48!

確か前に確認したときのステータスが37くらいだったので10以上上がっている

ことになる。その上がり具合に驚いたあおさんは急いで自分のステータスを

確認していた。あおさんもゆうさんと同じで10以上レベルが上がっていたそう。

あお「あっ!私の方はさらに呪文が打てるようになっている!!」

あおさんはそう言って習得済み呪文一覧を俺に見せてくる。そこには

これまで見たことのない呪文である、"マジックリフレクション"直訳では

"魔法反射"とかだろうか。おそらくだが敵からの魔法攻撃を反射できる

補助技なのだろうか。これは守る面でも期待が高まる。そのほかに

"ホーヒール"。これは全然予想がつかない。ヒールとついているので

回復魔法なのだろうが、"ホー"は何を表しているのだろうか.......

そして"リモートブレア"。リモートファイアは遠隔攻撃魔法だったので

こちらも遠隔攻撃魔法だろう。ブレアはもしかしたらファイアーの

上位互換的存在なのだろうか。かなりの数の呪文をあおさんは習得した。

きみ「僕の方もいろいろな技を習得しましたよ!」

きみさんもそう言って次々と技・呪文の名前を挙げていく。

"コンティ二ュエイションヒール"や"防倍化"、"大盾召喚"、"ストップアクション"

あおさんと同じくかなりの数の技や呪文を習得していた。

あおさんたちの報告に俺もわくわくしてステータス画面を見る。

レベルは45に上がっていて、習得技・呪文はダブル炎斬り、ダブル氷斬り

ダブル雷斬りの三つだ。二人に比べて習得できた技がなんだか中途半端すぎて

しっくりこいないのはこれを見れば全員だろう。

さてそうこうしているうちに、受付の番が俺たちに回ってきた。

受付「えっと.......昨日の緊急依頼の報酬ですか?」

受付の人は交代をしているとはいえ疲れている表情をしていた。

やはりこれだけの冒険者がいると大変なのだろう。お疲れ様です。

あお「はい!この四人です!」

受付「わかりました。それでは、それぞれのステータスを確認させて

   いただきますのでこちらの機械にステータスを表示させてください」

受付の人はそう俺たちに指示を促してパソコンのようなコンピューターを

操作する。これで参加したかどうかがわかるのだろうか.......

全員が機械に読み込ませると

受付「はい、ありがとうございます。確認が取れましたので報酬はそれぞれの

   口座に振り込んでおきました。ご確認よろしくお願いします」

俺たちはそこから速やかに列から外れてみんなで確認をする。

きみ「お~!めちゃくちゃたくさん振り込まれていますね!」

あお「そうだね!じゃあ今日はこれを使って装備とかを整えるよ!」

余裕で四人分の強い装備を買えるだけの金額はあった。

そして街中をうろつきながら次々と武器防具屋に入っては購入を繰り返した。

あっという間に報酬分を使い切った。

あお「報酬分は使い切ったけどそれだけすごい武器防具が買えたね!」

あおさんの言う通り武器は鋼の剣から特殊な素材を使った剣へと変身したのだ。

きみ「この防具も性能いいですよね!」

そう、今俺たちが身に着けているのは一見して普通の服に見えそうなものだ。

しかし見た目以上に頑丈でなおかつ各属性のダメージを数%減らしてくれる効果が

ある。頑丈なのに軽くて動きやすいということが売りだそうだ。

あお「でも、あっという間に夕方になってしまいましたね......」

そう、そろえるのに時間がかかったということもあるがやはり朝の受付までの

時間が長かったのだ。まあ今日は休憩日ということでいいだろう。

あお「よしっ!とりあえず冒険者の集いに帰るわよ!」

そういうあおさんについていく俺たち一同。あまいろさんだけレベルが

上げることができなかったので俺たちは元気づけるという意味でも

あまいろさんに巻物を買った。買った巻物としては、"経験UP"や"強力防御"だ。

経験UPは、レベルアップに必要な経験値の獲得量がアップするものだ......

買ったときは何も不思議ではなかったが、そういえば普通の冒険者は

レベルという概念がなくこれは運営側が作ったシステムだ。なのになぜ......

それはそうとして"強力防御"は、体力が1になったときに一度だけ耐えることが

できるという技。事前発動が必要だが、それでもかなり強力な防御技なのは

間違いないだろう。そんなこんなで俺たちは冒険者の集いに戻ってきた。

しかし、入ったとたん真剣なオーラが伝わってきた。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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