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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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38/103

#38 技の習得

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

そうやって戦っていると、ボスを倒すことができた。

あお「疲れた~。もうボスラッシュは懲り懲りだよ~.......」

俺「そうですね.......四人になったからって無茶しすぎでしたね.......」

きみ「とりあえずお疲れ様です~」

あまいろ「そういえば、終わったらどうやって帰るんですか?」

あまいろさんがそう言うと門から歩いてくる人物がいた。

おそらく、ここに入ったときにいた試験官の人だろう。

試験官「お疲れ様。帰りのことは、バスが来ているのでそれで町に戻ると良い」

あお「はい、わかりました。ゆうさんたち行くよ~!」

俺たちはあおさんに続いてバスに乗り込むのだった。バスの中で

きみ「で、拾った巻物はどうしますか?」

あお「ん~、技名を見る限りだと補助系の呪文らしいからあまいろさんでどう?」

あまいろ「えっ?私ですか?レベルが1なので上手く使えませんよ.......」

あお「多分だけど、補助呪文だからレベルは関係ないんじゃないかな?

   それに補助ってことは攻撃ばっかりしているとそもそもで使えるところが

   ないからっていうのもあるから、あまいろさんが適任じゃないかなって」

俺「確かにそうですね、俺もあまいろさんがいいと思います!」

きみ「どうせ僕も補助呪文はすでに一つ持っているしそこまで使い

   こなすことができないから僕も賛成です!」

あお「てことで、あまいろさん任せられるかな?」

あまいろ「わかりました。みなさんのお役に立てるよう頑張ります!」

俺はさっき拾った巻物をあまいろさんに渡す。それを受け取ったあまいろさんは

巻物の中身を見始める。そして完全に内容を理解したあまいろさんが顔をあげる。

あお「どうだった?なんか変化とかって?」

あまいろ「なんていうんでしょうか......読んでいるときの記憶がないんですよね」

あお「読んでいるときの記憶がない?」

あまいろ「はい、ゆうさんから巻物を受け取ってからの記憶がです」

きみ「不思議ですね......」

あまいろ「でも、ステータス画面を見てみると確かに"攻倍化"があります!」

俺「ということは、技の習得完了ってことですね!」

あお「よしっ!それはそうと、そろそろ町に戻ってくると思うけど.......」

あおさんがそう言ってから数分後、バスはフラビタエンに戻ってきた。

きみ「そういえば、何も感じずに町に来ましたがこの世界にもバスって存在

   していたんですね......」

あお「確かに!公共交通機関のバスがあるなら電車とかもあるのかな?」

俺「どうでしょう?でも、こちらに来てから電車とかって見ませんでしたよ」

あお「そうだよね.......もしかしてバスだけがあるってパターン!?」

俺「とりあえずそんなことはおいておいておりますよ~」

町に帰ってきたときにはすでに夕陽が落ちかかけていた。

あお「そしたら、冒険者の集いに戻って夜ご飯を食べるとしましょうか!」

ちなみにボスラッシュでたくさんボスを倒したことによって俺たちは

レベルが上がった。俺のレベルは28から32に。26から30に。きみさんは

35から37になっていた。とくに何かの技を習得したということは聞いていないので

習得魔法や技はないのだろう。獲得したアイテムは、さっきの巻物くらいで

所持金としては、依頼報酬と合わせて合計で銀貨37枚を手に入れた。

すると、現在の所持金は銀貨66枚。少し前に199に聞いた話によると

銀貨100枚で金貨1枚に交換できるそうだ。

あお「何気にこの四人でご飯を食べるのって初めてじゃない?」

俺「そうですね。現実世界の方でもあったのはあの時が初めてで、

  ご飯を一緒に食べるっていうことはしていませんでしたからね」

きみ「でも、すごいですよね。ゲームでしか知らなかった人たちと

   こうやって異世界に飛ばされてゲームみたいな感覚で楽しんで」

俺「まあ、楽しめているかは別だけど.......」

きみ「それでも、ゲーム好きとしてはたまらないコンテンツですよ!」

あおさんもきみさんの意見に激しく同意している様子だ。

あまいろ「でも、こちらの世界で時間が経過しているということは向こうの世界

     でも時間は経過しているんでしょうか?」

あお「どうなんだろうね?もしそうだとしたら向こう側では今頃大惨事に

   なっているんじゃないかな?」

俺「そう思うと、なんだかのんびり過ごせていていいですね」

あお「まあそうは言ってもこの世界から早く帰りたいのは変わりないけどね......」

きみ「そうですよね.......とりあえず魔王を倒すためにレベルをあげましょう!」

あお「そうだね!よしっ!すみません~これください~」

まるで昔からいたような感じの居酒屋にいるような錯覚に陥った。

異世界に来てすでに1か月以上が経過しただろう.......

だいぶこの生活にも慣れてきて不便がない.......ことはないが十分楽しい生活を

送ることができると思う。それもこれもあおさんたちのおかげだ。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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