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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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34/103

#34 四人でのバトル

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

あお「それじゃあ入るよ~!」

あおさんはそう言って洞窟の中へ入っていく。俺たちもそれに続いて

洞窟へ。辺りには敵らしい影もなく俺たちの歩く音だけが聞こえる。

きみ「へぇ~、ここがダンジョンの洞窟ですか~」

きみさんたちはどうやら初めて入ったようで辺りを見回しながら言う。

あお「そうだよ。それとダンジョンだからたまに敵が出るけど

   通常の敵よりも一回り二回りくらい強化されているから気を付けてね。」

俺たちは洞窟に来るのは確か三回目だが、それでも油断できない存在だ。

さらに進んでいき、お互い無言で歩いていると.......突然トカゲのような敵が

飛び出してきた。俺たちが気が付いたときにはすでに敵が攻撃を仕掛ける

寸前だった。先頭にいたあおさんは間一髪避けたがその後ろにいた俺は

攻撃を食らった。しかもこいつの攻撃のダメージがかなり多い。

あお「ごめん、でも戦闘するから着いてきてね!」

あおさんはそう言いながら俺に"ハイパーヒール"をかけてくれた。

きみ「あまいろさんは後ろで待っていてください。」

あまいろ「はい!必要なことがあったら読んでください!」

さすが一か月近く二人で移動していたこともあってかなり話がスムーズに進む。

きみ「"加護の精霊"!」

きみさんがいきなりそう叫ぶと一瞬俺を含めた全員の体が光ったと

思ったらすぐに消えた。加護というだけあって守り関係なのだろう。

俺は敵を狙って氷斬りを放つ。ダメージは与えることができたとはいえ

一瞬だけ敵がひるむだけだった。さらにその攻撃に怒ったように俺に

集中的に攻撃を仕掛けてきた。トカゲの見た目からもわかるようにすばしっこくて

仕掛けられる数回の攻撃を全て避けることはできなかった。

しかし不思議なことに一回当たった時は痛みを感じなかった。

遠くから炎の球が飛んできた。おそらくあおさんの攻撃だろう。

そんなこんなでなんとか敵を倒すことができた。結果的にダメージを受けたのは

俺一人だけで戦闘終了後あおさんが回復をしてくれた。

きみ「あおさんは僧侶とかそこらへんですか?」

あお「ええ、おそらくそうよ。でもヒーラーといっても一応小規模な

   魔法なら少しだけ扱えるわよ。」

あおさんは少し自慢げにそう言う。よっぽど攻撃がほしかったからな......

俺「そういえば、きみさんが最初にやっていた加護の精霊ってなんですか?」

きみ「それは、自分以外の者に一度だけ攻撃を無効化する呪文です。」

あお「お~!どんな攻撃でも?」

きみ「はい、おそらくどんな攻撃でも一発までなら大丈夫だと思います。」

俺「だからさっき俺が連続攻撃を食らったときにダメージを受けなかったのか。」

きみ「はい、おそらくその効果だと思います。」

あまいろ「そのおかげで私は数回助かっていますから!」

そうか、一番の効果としてはあまいろさんが倒されないことか。

あまいろ「みなさんのMPを回復しておきますね。」

あまいろさんはそう言って何か呪文のようなものを唱え始めた。

あお「へぇ~、あまいろさんってMP回復ができるんだ!」

あまいろ「はい、まあこれを使っているときは敵に狙われやすいので

     こうやって戦闘終了後でないと難しいのですが.......」

あお「いや、それでも十分助かるよ!」

固有スキルみたいなものなのだろうか。レベルが低くてもかなり助かるな。

あお「それじゃあ次進んでいくよ~!」

そしてさらに奥へ進んでいくにつれて少しずつ敵が出現する頻度が増えてきた。

敵と戦闘するたびにさっきと同じような感じで倒していった。やっぱり洞窟の敵は

強いな。そんなことを思いながらついに最深部にたどり着いた。

あまいろ「ひっ.........大きい敵がいますね.......」

あお「ああ、あれがこの洞窟のボスだな、早く倒して帰るとしよう!」

あおさんは何の躊躇もなく俺に攻撃の命令を出す。

それに応じて俺はしぶしぶしながら炎斬りを放つ。そしてすぐさま戻ってくる。

きみ「"加護の精霊"!」

案の定というかかなり助かるな。そういえばここまで敵と遭遇してきたがきみさんの

攻撃技を見たことがなかった。さすがにパラディンとはいえ何等か攻撃技を

持っているだろう。でも、持っていなくても不思議ではない。

そんなことを思っているときみさんが攻撃を仕掛けてたようだ。

ボスの頭上から五本のヤリが落ちてきて命中。一発の威力は中くらいだろうが

五発もヒットすると相当なダメージになるだろう。

その攻撃に追撃するような勢いで後ろから炎の球が連続してヒットする。

後ろを振り返るとあおさんが笑いながら今もなお打ち続けている。

これ、普通に見るとあおさんがサイコパスに見えないだろうか。

敵は二人の攻撃に圧倒されてなかなかこちら側に攻撃を仕掛けてこれない様子だ。

これほどまでに連続攻撃って役に立つのか。

俺は二人の攻撃に加勢して氷斬りを放つ。おそらくこいつは炎ではなく

氷が弱点属性となっているだろう。あおさんの攻撃でそれを見破った。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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