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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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33/103

#33 洞窟へ

あけましておめでとうございます!!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

超久しぶりに四人がそろって近況報告をし終えた俺たち。

きみ「四人そろったはいいですけど、何をしましょうか?」

俺「そうだよな.....もともと俺とあおさんもそんな考えていなかったし.....」

あお「じゃあここの近くに洞窟があるからそこに行こうよ!」

俺「そうなんですか?」

あお「うん、朝ゆうさんが起きてくる前に村長さんと話していてそのことを

   教えてもらったよ。朝の人数的に厳しいかもしれないって村長さんが

   言っていたけど四人なら大丈夫でしょ!」

俺「そうですね!じゃあそれでいいですか?」

あまいろ「でも、私レベルが低いので足手まといになってしまいますが......」

あお「大丈夫!大丈夫!きっときみさんが守ってくれるから!」

きみ「ちょっ、あおさんそんなことないですって!」

俺「でも、二人のときはきみさんが助けていたんだろう?」

きみ「そっ......それは確かにそうですけど......」

あお「まあそういうことで!あまいろさん何も心配しなくていいからね!」

さすがあおさんだ。こういう会話も含めて上手いな。

あまいろ「わかりました!お荷物かもしれませんが頑張ってみます!」

どうやらあおさんの言葉によってなんとか大丈夫のようだ。

あお「じゃあ、道はあらかじめ聞いておいたから早速出発するよ~!」

俺「えっ!?今からですか!?」

あお「大丈夫!そこまで遠くないし、ボスの強さによるかもしれないけど

   早ければ陽が沈むまでには帰ってこれるよ!」

俺「わかりました。」

あおさんのノリの良さによって俺たちは洞窟へ行くことになった。

俺「そういえば、きみさんたちの方は金銭とかって大丈夫だったの?」

きみ「はい、なんとかと言っても防具の方を中心に買っていましたので

   武器はあまり持っていませんが......」

俺「まあそうだよね。身の安全が一番だからね......でも武器はどうしよう.......」

あお「そういえば、村を出るときに村長さんが私たちが装備している武器

   "鋼の剣"を一本もらったけどどうする?」

きみさんとあまいろさんが顔を見合わせる。

あまいろ「私がもらっても使いこなせないので......きみさんお願いします!」

きみ「わっ......わかりました。」

あお「じゃあきみさんに渡しておくね。さて着いたわよ。」

あおさんが声をかけて俺たちが前を見ると洞窟の入り口があった。

俺「そんなに村から離れていないところだったんですね。」

あお「だから言ったでしょ!それに洞窟の位置がそろそろ変わるころだからね。」

なんというメタ発言。まあ運営が絡んでいるから仕方がない。

きみ「あの、洞窟の場所が変わるってどういうことでしょうか?」

どうやらきみさんたちはわかっていないようだ。

俺「えっと、運営つまり俺たちをこっちの世界にやってこさせた何者が

  洞窟っていうダンジョンを用意してそれを冒険者たちに攻略させるんだよ。

  で、その洞窟の切り替えタイミングがもう少しってわけ。」

きみ「そうなんですね......でもどうしてそんなに細かく知っているんですか?」

あお「こっちに来たときに急に現れた199ってやつから聞いた話だから!」

199【はい、あおさんの言う通りでございます。】

あまいろ「ひっ!!」

きみ「もしかして199ってこいつのことですか?」

俺「ああ、こうやって急に出てくるから驚くんだよな.....」

あお「199は敵か味方かって言われればどちらかといえば味方らしいわ。

   一応運営側の者らしいけど、それでも攻略情報とかもらえるからね。」

俺「それに、イベントについて告知をしてくれたのも199のおかげだ。

  でも二人にはこういったやついなかったか?」

あまいろ「いえ、全然。」

きみ「僕たちがイベントについて気が付いたのは他の冒険者と一度会った

   ときに知りました。運が良かったらしくてイベント初日でその

   存在を知ることができたのでよかったですね。」

俺「199以外にサポートしているやつっているのか?」

199【いるかもしれませんが、私はロボットですのでそう言った情報は

   与えられていません。仮に知っていても話さないようになっていますが。】

もしかしたら199以外にもサポートをしているやつがいるってことか。

あお「そういえば、あまいろさんを守っていたからきみさんはかなりレベル

   上がっているんじゃないの?」

確かにあおさんの言う通りだ。それに対してきみさんは

きみ「そんなにお二人と違いはないと思いますが.......」

きみさんはそう言って自分のステータス画面を表示させる。

俺とあおさんがのぞきみるような感じで見てみると、レベルは35!!

俺のレベルよりも平気で10以上も高い。あまいろさんを守ってきただけあるな。

あお「レベル高っ!職業は何だった?」

きみ「確か僕の職業は、パラディンですね。」

あお「さすが守るっていう職業だわ。これでもう私たちのパーティーは無敵ね!」

そんなことを言いながら洞窟へ入っていった。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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