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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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32/103

#32 久しぶりの仲間

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

翌日、俺たちは作った家の中で朝食を食べていた。

俺「あれ?あおさん早いですね。」

あお「ちょっと朝食を作ってみたくてね。」

俺「へぇ~、ってあおさんって料理できるんですか!?」

あお「失礼ね。これでもこっちに来る前までは一人暮らしでずっと

   ご飯を作っていたのよ。」

俺「そうだったんですね。」

あお「それにこちらの世界だとよさげな食材を手に入れたからそれに使ってね!」

そう話ながら俺はご飯ができるのを待った。

あお「そういえば今日は何するの?」

俺「特にすることは決めていませんが.......」

あお「そうだよね~。一昨日の移動とかでも疲れているからな~

   あっ、朝食できたから~」

あおさんはそう言ってこの村の近くで採れたであろう食材を使った朝食を出した。

俺「お~!めちゃくちゃおいしいですね!」

あお「よかった~。私もちょっと味がどうかわからないから

   実験っていうこともあったんだけどね。」

食べた後のカミングアウトで少し苦笑いをしながらそのまま食べ続ける。

そして朝食を済ませてとりあえず村に出てみる。すると村の向こう側から

近づいてくる人影が見える。最初は朝早くから出かけていった村の誰かかと

思ったが顔が見えるようになって俺は「えっ!!」と驚いた。

あお「ゆうさんどうしたの?」

俺「あおさん、あの人たちを見てください!」

俺は少しせかすような感じであおさんにそう促す。

あお「........えっ?もしかしてきみさんたち.......?」

そうこうしているうちにその人影は村に入ってきた。

?「すみません~........って、えっ!?」

俺「きみさんだよね?」

きみ「ゆうさん、それにあおさんまで!!」

?「きみさん~、疲れた~ってやっと再会することができた~!」

あお「大丈夫ですか!?あまいろさん。」

そうこの二人はこちらの世界に来る直前までいたきみさんとあまいろさんだ。

俺は一通りの出来事を村長さんに説明してこの村に滞在させてもらうことにした。

きみ「お久しぶりです。」

あお「やっとこの四人がそろったよね~。」

俺「本当ですね。というかきみさんたちは今までどこにいたんですか?」

あまいろ「それがまずこちらに来た直後は原っぱのようなところにいたんです。」

きみ「そうですね。そこから数日歩いていたんですが敵がかなり多く出てきて。

   そんなことに苦戦しながら野宿を駆使してなんとか今日に至ります。」

ゆう「そうだったんだ~。イベントの方は大丈夫だった?」

きみ「それがですね......あまいろさんから直接言ってもらえませんか?」

あまいろ「わかりました。敵を二人で倒していたんですが、レベルが私だけ

     上がらなかったんですよ........」

俺「レベルが上がらなかった.......?」

あまいろ「はい、おそらくお二人は上がると思いますがこちらに来てから

     ずっと1のままで上がらないんです。」

きみ「それも原因不明でなんとか頑張っていました。」

ゆう「レベルが上がらなかったっていうことはイベント大変じゃなかった?」

あまいろ「はい、その通りです。スライムくらいなら大丈夫なのですがそれ以上

     強い敵だときみさんの力なしでは倒せません。」

俺「でも、確かイベントって個人で行うものだったよね?」

あまいろ「はい、一応私でも数ポイントは稼ぐことができたのですがそれでは

     絶対に下位になるほどだったのです。しかしシステムの救いのおかげで

     ポイントの受け渡しができるそうです。そのシステムを利用して

     きみさんから少しづつポイントをもらっていました。」

ゆう「そうだったのか......二人ともよく頑張ったね。とりあえず今日は

   この村でゆっくりしていきなよ。」

きみ「はい、そうさせてもらいます。」

受け渡しでしのいだということはきみさんが二人のポイントを稼いでいたのか。

あれだけのポイントをか.......すごいな。

そう思っていると、あまいろさんが耳打ちをしてきた。

あまいろ「その通りです。きみさんには感謝しきれません。」

俺「やっぱりそうだよな.......ってえっ!?その通りって?」

あまいろ「あっ、すみません。まだ説明していませんでしたね。

     一応職業として超能力者を持っているので考えていることが

     わかるんです。まあそこまで細かには読み取れませんが。」

俺「でも、その力すごいな。敵とかもわかるのか?」

あまいろ「ボス級やそれに匹敵する敵でない限り思っていることは。

     と言っても大抵の敵はなんとも思っていませんが。」

俺「そうなのか。」

あまいろ「でもレベル1なので全然力になることができなくて.......」

俺「まあ、システム的なのだから仕方がないと思うけどな......」

あまいろ「現実だとみるみるレベルが上がってその楽しさがあったのですが......」

確かにそうだな。俺たちはこうやって普通にレベルを上げることができるが

レベルが上がらないと楽しむことができないだけでなく

弱いままという不安が付きまとう。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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