表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/103

#31 冒険者たちの話

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

カインドタウンへやってきて俺たちは外の敵を倒すことにした。

あお「そういえば、転生してきた冒険者ってことはあのイベントにも参加

   したことになるんだよね?」

俺「俺もそう思っていたところです。確かにイベントには参加しているはず。

  しかし村長さんのあの様子だとなんだか隠している気がするんです。」

あお「村長さんが?でもそんな風には見えないけど......」

俺「その通りです。なので断定はできませんが......」

そう言いながら外を歩いていると.......向こう側に人影が見えた。

?「あれ?見ない顔だな?」

俺「いきなりすみません。昨日からカインドタウンのところにやってきました。

  少しお話伺ってもいいですか?」

レガサス「ああ、わかったよ。ちなみに俺はレガサスって呼んでくれ。」

俺「ありがとうございます。俺はゆうって呼んでください。

  さっそくですがレガサスさん......」

俺がそう言って話を切り出そうとしたときあおさんが遮る。

あお「その前にレガサスってなんだかペガサスみたいだよね。」

俺「ちょっ......あおさん......さすがに失礼じゃないですか!」

レガサス「君たちペガサスを知っているのか!」

俺「えっ??すみません、全然話についていけてないのですが.......」

レガサス「すまん。もしかして君たちもつれてこられた人なのか?」

俺「はい、その通りです。この村にいる人の半分がそうと聞きました。」

レガサス「そうなのか。」

俺「はい、レガサスさんもその一人ですか?」

レガサス「ああ、俺というか俺たちは飛ばされたときみんな一緒でな。

     もちろん全然知らない人だっていた。だがここは協力しなきゃな

     と思ってこの村に来たわけだよ。」

俺「そうなんですね......イベントはどう乗り越えたんですか?」

そう俺が言うとレガサスさんの様子が変わる。

レガサス「イベント.......村長には秘密にしておいてほしいのだが......」

そうレガサスさんは言って話始める。

レガサス「あのイベントで俺たちの村の冒険者一名がいなくなったんだ。」

俺とあおさんは息を飲み込んで続けるレガサスさんの話を聞く。

レガサス「正直、俺たちはあの退場が本当だとは思っていなかった......

     しかしあの日以降その冒険者を見た者はいなかった。」

俺「........そうだったんですね.......」

レガサス「ああ、その様子だと君たちはどうやら下位にならずにすんだのだな。」

俺「はい、実は俺たちのこちらの世界に来る前は四人でいたのですが

  まだ二人が見つかっていなくてあのイベントもあったので心配で......」

レガサス「そうか......見つかるといいな.......」

あお「話をしてくださる前に"村長には秘密にしておいてほしい"といいましたが

   おそらくですがすでにばれていると思いますよ......」

あおさんは淡々とそう言う。俺もうなずくほかなかった。

レガサス「やっぱりそうか.....」

俺「レガサスさんもわかっていたんですか?」

レガサス「ああ、仲間がいなくなったその翌日、村長があれ?一人いないなと

     言ったのでおそらく気が付いてると思う。」

俺「それなのになぜ言わないんですか?」

レガサス「まずみんながその人がいなくなったことを受け入れたくないと思う。

     そして言う以前にすでに村長が知っているなら言わなくてよい.......」

レガサスさんはそう言って苦い表情をする。

俺「そうですか.......」

俺はそう言うしかなかった。

レガサス「すまんな、なんか変な空気にさせてしまって。」

俺「いえ、俺たちから話し出したことですし......」

とは言ったものの変な空気になってしまったことには仕方がない。

あお「これからどうする?」

俺「ん~......とりあえず村長さんの家に泊まらせてばかりは悪いから俺たちも

  家を作ることにしよう!」

あお「えっ!?でも家ってそんなに簡単に作れるものなの?」

レガサス「そこに関してはまかしてくれ、俺たちにかかればすぐに終わる」

そう言ってレガサスさんは仲間を数名呼び出す。その中には昨日あいさつを

周りに行って知っている人の顔もある。さらには話していた村長さんもだ。

そんなこんなで手伝ってくれる人が集まったので早速作業開始だ。

俺とあおさんは家を作るための材料である木や石といった集めやすい物から

聞きなじみがない物までずっと集めていった。そしておどろくことになんと

一日にして家が出来上がったのだ。その速さには驚くしかなかった。

あお「えっ!?もう完成したんですか!?めちゃくちゃ早いですね!」

村長「わしらにかかればこんなのおちゃのこさいさいじゃよ。」

この見た目の村長さんが"おちゃのこさいさい"という言葉を使っていることに

少々驚きながら俺たちはお礼を言う。それと同時にこの村に来ることが

できて良かったという安心感もあった。

そして作られたばかりの家で一晩を過ごしたのだ。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ