#3 拠点と初めてのバトル
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
199に連れられてタイセンスタウンという町に来る。
俺「あおさんこれからどうしますか?」
あお「とりあえずこの町を探索してみて何かないか調べましょう。」
さすが大人の判断というやつだ。俺たちは町を探索し始めた。
探索して数分、この町には宿屋・武器屋・防具屋・よろず屋などの
ゲームでしか登場しない店がたくさんある。
そこまで大きな町ではないためこれ以外は普通の家だった。
あお「いったんはこんな感じか。なんだかめちゃくちゃゲームって
感じがして私はやる気が出るな!」
おそらくあおさんはこういうのが好きなのだろう。
俺もハールドクエストをやっていた身としてはテンションが上がる。
あお「とりあえず今あるものですることはあるか?」
俺は数十秒考えたのちに
俺「とりあえず外に出て魔物と戦うのはどうでしょうか?
おそらくゲームのような世界なのでそのようなものもいると思います。」
あお「そうだな。よしっ、とりあえず外に出てみよう!」
あおさんとともに俺たちは町の外へ。来た道の草原が広がっていた。
あお「こう見ると魔物なんていなさそうだが。」
本当にその通りだ。数分、周りをうろついていると.....
俺「あおさん、こいつスライムじゃないですか?」
スライムらしき魔物を目の前に俺はあおさんにそう言う。
あお「何っ!本当だ。武器がないからとりあえず手で攻撃しよう。」
あおさんは容赦のない一撃をスライムに浴びせる。体力が少なかったのか
すぐにスライムは倒された。そのまま体が残るのではなく消えていった。
そしてそこにはお金が落ちていた。こうやって魔物を倒すのか。
199【おめでとうございます!このような手順で魔物を退治してください!】
手に入ったものは銅貨1枚だ。そして探しているときに見つけた薬草一つ。
しかしこれではまだ心もとない。それにレベルアップも必要だ。
そう相談して俺たちはしばらくの間ここら辺一帯にいる魔物を狩ることにした。
まあまあな数生息していて倒すたびにその仲間たちがやってくる。
最初は素手で倒していたが時間の効率化を図るため俺たちは近くにあった
木の棒を使って戦うことにした。そんな攻撃力は上がらないがないよりは増しだ。
そして倒すこと数時間、だいぶ体力が落ちてきた俺たちは町へ戻ることにした。
この数時間で手に入れたものは薬草が6つと、銅貨24枚だ。
町へ戻ってくるとすでに日は落ちかけていて、一日が終わりそうだった。
俺たちはとりあえず宿屋へ行き宿泊をする。
店主「一泊一人銅貨5枚ね。」
俺は今日獲得した銅貨から10枚を店主に渡す。
店主「はい、これがカギね。」
店主は無愛想に笑って俺たちにカギを渡す。これで宿泊場所を手に入れた。
指定された部屋へ入り、あおさんとこれからについて相談する。
俺「あおさん、これからどうしましょうか?」
あお「そうですね......当分はこのままの戦いを続けてある程度お金が
たまったらまた考えた方がいいと思う。」
俺「そうですね。むやみやたらに突き進むのは良くないですからね。」
そう言いながら俺は自分のステータスを確認する。レベルは現時点で
"3"で習得した魔法などは一切ない。本当にゲームの世界だ。
相談し終わった俺たちは眠りにつく。しかし2時間後、俺はこれが
夢かなと思って起きるが今は宿屋の中。夢ではなかった。
寝ることができず俺は体を起こして窓の外を見る。周りには建物の
明かりがなく月明かりだけが夜空を照らしていた。
そんな外の様子を見ながらなんだか「遠い世界に来てしまったな。」と
いう感情を抱く。すると後ろから物音がする。あおさんだ。
あお「あれ、ゆうさんも起きていたんですね。」
俺「はい、なんだかこの世界にいるのがいまだに信じられなくて。」
あお「その気持ち私もわかるわ。昨日までは全く普通の世界だったのに、
今は全然別の世界。向こうは今どうなっているんだろうね。」
その言葉には家族への心配という気持ちもあるように読み取れた。
何も音を発さず俺たちはただただ窓の向こうを眺める。
あお「朝はあれだけゲーム世界みたいっ!ってテンション上がっていたのに
冷静になって考えてみれば不安と恐怖だけなんだよね。」
あおさんは少し弱い声でそう言う。確かにその通りだ。
小さいころゲームの世界に入りたいと思っていたがいざこうやって
入ってみるとそのときはわからなかった不安だったり恐怖に負けそうになる。
いつ帰れるのだろうかという不安すら感じてしまう。
あお「でも、そう考えたところで仕方ないよね。」
あおさんは静かにそう言う。
あお「明日も倒すから今日は早く寝よう。おやすみ。」
あおさんはそう言って俺の部屋から出て行く。そうだな。あおさんだって
あんな感じで前に向いているんだから俺もしっかりしなくちゃ!
そう思った俺は再び布団の中に入って目を閉じる。
そうは言ったもののなかなか寝付くことができない。あおさんも同じなのか
隣からはゴソゴソと言った物音が聞こえてくる。
読んでいただきありがとうございました!
ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!
それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




