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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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22/103

#22 特訓~BOSS~

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

俺が向かった先には少し大きな部屋があり、その他にはたるなどが

置いてあった。向こう側を見ると、すでに数名の冒険者の人たちが

ボスと戦っているのが見えた。普通の敵と違って冒険者の集いの特訓用に

作られたものらしく見た目で判断がつくようなものだった。

あおさんを探していると先に気付いたのか

あお「あっ!ゆうさん!!早く来てください!」

そう言って俺をせかした。俺はその声を聞きながらボスのところへ向かう。

全長およそ3メートルくらいだろうか。プログラムで動いているにしろ

かなり自然に見える。さすがこの世界の技術は進歩しているな。

そんなことに感心していたが今回の目的はこのボスを倒すことだ。

俺はさっそく武器を取り出して氷斬りを放つ。どうやら弱点のようで

目に見えてダメージを与えることができた。そうするとこいつは

炎系統の敵なのかな。そんなことをだいぶ考えれるようになってきた。

ちらりと他の冒険者を見ると魔法使いの人もいて見るからに強そうな

技を打っている。かなり広範囲の魔法で敵に大ダメージということがわかる。

そしてあおさんと同じような僧侶の人までいた。僧侶の人はみんなの体力を

見ながら必要に応じて後ろから回復してくれた。

まだあって間もないというころなのに数人で協力している世界。

すばらしい世界だなと思いながら俺はさらに攻撃を加えていく。

そして数分後、やっとの思いというわけでもないが他の人もいないと倒せなかった

のは紛れもない事実だ。他の冒険者の人とあいさつを交わして外に出る。

外に出ると雨はあがっていたが晴れているわけではなかった。

受付「皆様、おかえりなさいませ。無事にボスを倒すことができたようですね。

   それでは次回の"特訓"でも是非待っています。」

そう言って解散となった。なるほど、全く知らない人との即興での協力、

そして自身の力の向上につながるだろう。

あお「ゆうさん、お疲れ~。ボスまあまあ強かったよね?」

俺「あおさんもお疲れ様です。確かにそうですね、でも個人的には一つ目の

  ミッションが難しかったです。」

あお「どんなものだっけ?」

俺「草原の中から小さな敵を探して倒すっていうやつです。」

あお「あ~、あれね。確かに難しかったというかめんどくさかったね。」

俺「そうですよね。」

俺たちはそんなことを話しながら時計を見る。時刻は3時手前だ。

俺「とりあえず遅めの昼ご飯にしましょう。」

あお「そうだね。特訓をやっていたから全然食べていなかった。ペコペコ」

あおさんはそう言いながらさっそく食堂へ向かう。

昼食の時間でもないので食堂はがら空き状態だった。

あお「そういえば、雨あがっていたから私は少し敵を倒そうかな。」

俺「確かに、それがいいかもしれませんね。俺も全然田尾瀬れてないので。」

あお「だね~、それに最終日までに下位はなんとかして逃げないと。」

どのくらいの人が参加しているのかわからないが、それでも大人数なのは

変わりない。みんな自分が下位にならないように必死に逃げている。

それは俺たちにも全く同じことが言える。あっという間に昼食(?)を

食べ終えたあおさんはさっそく敵を倒すために町から出て行った。

俺もそれに続くようにして町を出るのだった。

そういえば、さっきのボスバトルの時にレベルが上がって新しいスキルを

覚えた。さっそく使ってみよう。そんなことを考えながら俺は敵を探す。

雑魚敵がいたので新しく得たスキル"エクスポーション"を俺は放つ。

使うまで全然わからなかったがどうやら爆発系の技らしい。

地味に範囲が大きいので少し離れて打たないと自分もダメージを食らう。

というかこれ今までの方向性なら"剣士"など呼ばれる職業だったのに

エクスポーションが加わったおかげでなんの職業かすら検討がつかない。

まあそれでも範囲攻撃を使えるようになったと思うとかなり心強いかもしれない。

ちなみにこれまで敵が数匹出てきたことがあるので雑魚敵を一気に倒すには

もってこいかもしれない。まあ技のダメージは少し小さめなせいで

洞窟などに出現する敵に対しては何度か当てないといけないようだが。

そんなエクスポーションを使いながら俺は敵を蹴散らしていく。

気が付けば小一時間程度は経っていたようだ。特訓したのもあって疲れが

たまってきた俺はそろそろ町へ戻ることにした。

夕方だが朝が雨だったので町の中はかなりにぎわっている。

人混みをかき分けながら俺は冒険者の集いに帰ってきた。ロビーに入ると

ラジェスさんがいた。俺と同時にラジェスさんも気が付いたようで

ラジェス「やあ、依頼の方をお願いしておいたからよろしくね。」

そう一言言って去ってしまった。入れ違いになるようにあおさんが帰ってきた。

あお「あの人ってラジェスさんだよね?」

俺「そうですね。前に言っていた新しい依頼を出したようですよ。」

あお「ということは明日やることは決まったね!」

あおさんはそう言って笑顔をこちらに向けてくるのだった。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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