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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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20/103

#20 イベント2

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

イベント初日の日、俺は体力ぎりぎりのところで冒険者の集いに

戻ってきた。どうやらまだあおさんは帰ってきてないようだ。

にしても少しばかり無茶しすぎてしまった。防具を整えてから行った方が

良い気がしたので明日からはもう少し弱い敵を狩ろう。

数十分後、俺がロビーで待っているとあおさんが戻ってきて。

あお「疲れた~。あれ?ゆうさんはもう終わったの?」

俺「はい、その通りです。」

俺がそう言いながら帰ってくるまでの経緯をあおさんに伝える。

あお「あ~、なるほど。それはきつかったね。」

俺「本当にそうですよ。あおさんはどのくらいポイント貯まりましたか?」

あお「えっとね、これってどうやって見るんだっけ?」

俺「新しくイベントの項目が追加されていると思いますのでそこからです!」

あお「ああ、これね。えっと私は83ポイント!」

俺「すごいじゃないですか!?」

あお「このポイント数がすごいかどうかはわからないけどとりあえず

   このままイベント頑張ろう!」

俺「そうですね!」

あおさんのポイントと俺のポイントは50程度差があった。まあ早く切り上げてきた

から仕方ないだろう。そう自分の心に言い聞かせておいた。

俺「どうやってそんなたくさんの敵を見つけたんですか?」

あお「私は、町周辺をうろうろしていてたまに出てくる敵と途中で

   多く生息しているところがあったからそこで狩っていたよ。」

俺「そうなんですね。俺も狙おうとしましたがこのざまですよ。」

あお「それはもう敵が強かったから仕方がないって割りきるしかないよ!」

あおさんはそう言って俺の背中をたたく。なんだろう、こうやって

励まされるときってだいたい背中をたたかれるんだよな。

あお「あと、戦っていた敵が落としていった銀貨が数枚あったから

   ゆうさんに渡しておくね。」

あおさんはそう言ってポケットの中から銀貨を取り出す。

俺「こんなに手に入れたんですか!?あおさんは運がいいですね。」

あお「そうかな?まあゆうさんの運が悪いだけかもしれないけどね。」

そうはあってほしくないな。そう思いながら夕食を食べ終わる。

あお「私はこの後、少し町周辺にいる敵を倒すけどゆうさんはどうする?」

俺「えっ!?もう8時くらいですよ。外は暗いですが.....」

あお「大丈夫!それに夜にしか出てこない敵もいるだろうし。」

別に図鑑があるわけじゃないがあおさんは多くの敵と出会いたいのだろう。

俺「朝起きるのが遅くなるので俺は遠慮しておきます。」

あお「わかったよ!じゃあおやすみ~!」

彼女はそう言って冒険者の集いから去っていった。

あおさんが返ってくる頃にはポイントが100くらいになっているのではないか?

少しやばいと感じた俺は明日頑張ろうと思いながら眠りについた。

翌朝、今日も目覚めが良かったのだが外はあいにくの雨模様。

というかこの世界にも雨っていう概念あったんだ。来てからずっと晴れていた

から腫れしかないとすら思っていた。たくさん敵を狩ろうと思っていたが

今日はここでのんびりと過ごした方が良いのかもしれない。

俺が朝食を食べ終えて一息ついているとあおさんが起きてきた。

俺「おはようございます、昨日はどうでしたか?」

あお「おはよう.....昨日はあまり記憶にないな....後でポイントは教えるね。」

眠たかったのかあおさんは大きなあくびをしながら朝食を取り始めた。

ちなみにいつも朝食を食べている時間よりも一時間程度遅い。

やっぱり昨日の夜のことが響いているのかもしれない。

朝食を食べ終えるころにはあおさんもだいぶ目が覚めていて

あお「改めておはよう!ポイントは合計で97になっていたよ!」

100近くになるだろうと思っていたがあれから40も上げていたとは......

あおさんならもしかしたら上位狙えるのではないか!?

俺の場合は下位にならないように必死の状態だが。

あお「でも、今日は雨だからね.....どうしようか.....?」

俺「一旦、受付の人に室内でもできることを聞いてみましょう。」

あお「そうだね。それが一番いいかも。」

俺の提案によって俺たちはロビーの受付のところに行く。

俺「すみません、室内でも受けることができる依頼ってありますか?」

受付「室内でのものはありませんが、特訓なら室内で受けれますよ。」

あお「特訓?」

受付「はい、自分自身の力向上に向けて冒険者の集いが協力するものです。

   雨などの日では皆さん特訓にいそしんでいますよ。」

へぇ~、そうなのか。面白そうだと思った俺たちはその"特訓"を行うことにした。

受付「特訓をするには、一人銀貨1枚をいただきますがよろしいですか?」

地味に痛い出費だが背に腹は代えられない。俺は二枚銀貨を渡す。

受付「はい、それではこちらの紙に必要事項をお書きいただいてまた

   もってきてください。」

俺たちは紙を受け取る。特訓は朝早くからはやっていないようで

一番早い時間でも10時30分からだ。俺たちは必要事項を記入して提出した。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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