#15 ボスバトル
みなさんこんにちは!アオです!
「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!
そっと近づいていったが足音に気が付いたのか"そいつ"は目を覚ました。
あお「やばっ、ゆうさんすぐに戦闘準備に!」
俺「わかりました!」
俺はそう言って鋼の剣を抜く。気が付かれたならこっちから攻撃
しない手はない。俺は開幕早々そのボスに切りつけた。
しかし一撃のダメージはそこまで高くなくかすり傷程度にしか思えなかった。
レベルはここに来るまでに上がったものの新しい技は習得できていない。
このまま通常攻撃でやっていては埒が明かない。そう思った俺は
攻撃技を特技にシフトチェンジ。これで属性ボーナスで多少は変わるだろう。
そうは言ったものの変化がわからない。しかしそんなことをしているうちにも
相手からの攻撃は来る。普通に手を振り下ろされるくらいならかわせるが
大技のような回転系をやられると避けることができない。そのたびに
体に激痛が走る。一発受けるだけで体力の半分程度を持ってかれる。
あお「すぐに回復しますね!」
あおさんはそう言って回復呪文を唱えて回復をしてくれる。
あお「攻撃系の技がないので申し訳ないですが!」
そうあおさんは言ったが正直回復してくれるだけでもかなり助かる。
あおさんがいなかったら今頃俺はやられていただろう。
それ以前にこんなボスと戦う気にはなれない。
炎斬りや氷斬りを多用しながら敵を次々に切りつけていく。
戦い始めて数分後、ボスの表情に変化が見られ始めた。先ほどまでの
元気がなくなっているように見えた。俺はチャンスだと思いながら
さらに追撃をする。一発、二発、三発と連続で切りつける。
一方的な攻撃になっていき数回攻撃するとボスの体力がなくなったのか
俺の方向へ倒れてくるのだった。危ないととっさに判断したことによって
なんとかつぶされずに済んだ。危ない......危ない。
あお「大丈夫!?」
俺「はい、なんとか。あおさんの方も大丈夫ですか?」
あお「後ろからずっと見守っていたから平気だよ。少しダメージは受けたけど。」
あのボスの攻撃はなんとかなり広範囲に及んでいたようだ。
俺「とりあえずこいつの特徴をメモしたら帰りましょう。」
あお「そうだね。なんかボスの近くにもの落ちていない?」
あおさんはそう言って今さっき討伐したボスに近づいていく。俺もあおさんの
後に続いていくとあおさんが言っていた通り何か光っているものがある。
俺がそれを拾ってみてみると、ルビーのような宝石だった。確かこれって
このボスの額に埋め込まれていたものだよな。
あお「とりあえずこれも持って帰って調査をお願いしてみよう。」
俺「そうですね。」
そう言いながら俺はボスの特徴をメモする。数分後、俺たちは来た道を
戻り始める。こういうのってゲームの世界だとすぐに戻れるけど実際は
そうでもないようだ。すぐに戻れたらどれほど楽だろうか......
あお「帰りも敵って普通に現れるよね。」
俺「おそらくそうだと思います......めんどくさいですね......」
あお「でもレベル上げにはもってこいだよ!」
確かにあおさんの言う通り敵が少し強くなっていて経験値も上がっている。
だからこそ効率が良いレベル上げスポットなのかもしれない。
あお「と話していたら出てきたよ。」
あおさんに言われて俺は正面を見る。本当だ。早速特技を使って倒す。
あお「あっ!私の方はレベルが17に上がったよ!それとヒールの上位互換かな?
スーパーヒールっていうのを覚えたよ。」
効果は見なくても予想がつく。ヒールよりも回復量が多いということだろう。
このままいけば"ハイパーヒール"も出てくるだろう。
俺「俺の方はレベルも上がってなくて特技も変わりません。」
あお「まあいずれ増えていくから大丈夫だと思うよ!」
そうだといいんだが。そしてさらに進んでいく。やっぱりこの洞窟の敵の出現
頻度が少ないため全然戦わずに地上に戻ってくることができた。
あお「ふぅ~!やっぱり地上の空気っていいよね~!」
久しぶりの地上にあおさんは感激していた。確かにその通り地上の空気はうまい。
時間を見てみると時刻は20時手前。だいぶ遅くなってしまった。
足早に町へ戻ったが結局町に着いたのは20時を過ぎていた。
あお「報酬とかそこらへんはゆうさんが受け取っておいて!
私は疲れたから部屋で寝るからよろしく~!」
あおさんはそう言って自分の部屋へ行ってしまった。
俺はため息をつきながら受付へ向かう。
俺「すみません。依頼されていたのが終わったので伝えにきました。」
受付「ありがとうございます。それではこちらに記入をお願いします。」
俺「はい、あとこれも依頼者の人にお願いします。」
俺は洞窟内で見つけたお宝を一括で受付の人に預けた。そして受付の人から
調査報告書の紙をもらって必要事項を記入する。
終わって受付に紙を出したときにはすでに20時30分を軽く超えていた。
そしてへとへとになった俺は爆速で自分の部屋へ向かい
"また"ベッドに倒れ込むようにして眠りについたのだった。
読んでいただきありがとうございました!
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




