第99話 王都の冒険者ギルドへ
主人公は、未発見のダンジョンへ行く前に、冒険者ギルドへ行き冒険者登録をしようと考えている様です。
今日は、未発見のダンジョンへ行こう。
でも、その前に冒険者ギルドへの登録を行おう。
そう皆と意思決定をし、食堂の女将さんに冒険者ギルドの場所を聞く。
ゲームだと王都では移動できる場所が制限されている上に、移動は一部省略されているから、正確な場所を知りたかったからなんだけど。
流石、王都と言う事なのだろう。
冒険者ギルドは、同じギルドの建物が5か所もあるそうで『ゲームだと1カ所しかなかったのに』と思いつつ一番近い冒険者ギルドへ向かう。
大きなビルの様な5階建ての建物。
流石王都であり、且つダンジョンが近くにある冒険者ギルドと言う事なのだろう。
俺が魔飛行船に乗っていた等あり、時間は少し遅いので空いているかなと思ったが、冒険者ギルドは盛況の様だ。
受付も10以上もあるが、どれも人が並んでいる。
その中で人の並びがすくな目の列にならび、10分ほど待つと、俺達の番になった。
「本日はどのような御用でしょうか?」
そう犬人族の受付嬢が聞いて来る。
「この4人で冒険者登録をしてダンジョンに挑みたいと思っているので手続きをお願いしたいのですが」
「そうですか。なら、先ずこれにご記入を」と4人分の登録用紙が渡される。
それにそれぞれ、名前、職業、レベル、明かしても良い所持スキルと言った自己PRを記載し、提出し、それぞれのステータスウィンドウを簡易の可視モードで受付嬢に見せる。
「初心者講習が、ここではなく中央の冒険者ギルドで毎日昼の1時からありますので、それを受けてください。後は、ギルド証の作成代金として御一人1000GAZUいただきます。なお、ギルド証は初心者講習を受けた日の翌日に受け取れますので、こちらに取りに来てください」
そう言われたので、代表して4000GAZUを払い、とりあえず受付を終えて、掲示板を見に行く事に。
やっぱり、異世界モノの定番と言う感じで、護衛任務、魔物討伐、下水の掃除、薬草採取と言った内容が書かれた紙が張り付けてある。
初心者講習まで、まだ2時間以上あるので、王都をぶらつきながら中央冒険者ギルドへ向かう事にする。
俺達の宿は、王都の北側にあり、俺達が行ったのも北冒険者ギルドだった。
王都ロンバルトは、中央に小高い丘と言うか小さな山があり、その上に王城があり、それを囲む城壁があり、その山の麓にも城壁がある。
どうも、その城壁の向こうが貴族街と言う事の様だ。
で、俺達の宿屋や冒険者ギルドは、一般市民の住む街にあり、都市の大きさは直径8キロ程あるようだ。
中央冒険者ギルドは都市の南側にあるので、真ん中を突っ切るのが早いのだけど、貴族街には入れないだろう。
と言う事で迂回しているのだけど、戦争を考慮していないのか、区画整理されていて分かり易い。
道路も石畳とかではなく、土魔法を使ったコンクリート状のモノで造られ、ゴミや埃もあまりない奇麗な町だ。
念の為に、マドリーンにスラム街の様な危険な場所がないか聞いたのだけど、ここには無いそうだ。
皆が働ける場所と言うより、働けないような人を追い出している気がするがどうなんだろう。
魔物に襲われ怪我をして働けない人とか、絶対に居ると思うんだけど。
そう言う人すら生活できる都市なら良いんだけどな。
その他も、イベントが何処であるのかとかも意識しながら、お店が何処にあるかも意識しながら、都市の南側に向かう。
王城の南側に大きな広場があり、そこで世界平和祭の出し物や出店があるんだよな。
とか確認しながら、途中で昼食も取って中央冒険者ギルドへ。
ここもコンクリート造りで8階建ての大きなビルだ。
と言うか、ゲームで行っていた冒険者ギルドがこの形だったな。
時間は丁度良かったのか比較的すいている受付で初心者講習を受けに来たと言うと、2階に上がってくれと言われたので、2階へ。
初心者講習会と札が上がっている部屋に入り、椅子に座る。
俺達の他には、獣人族の5人グループ、人間の3人グループ、混成の4人グループと3人グループと6人グループが居る。
毎日講習会をしているのに、この人数なんだと内心驚きながら、全員の顔を確認する。
うん。
ゲームで見知った顔の人は居ない。
王都で仲間に出来る彼ら及び彼女らは一匹オオカミだったし、既に冒険者って感じだから既に冒険者ギルドへは登録済みか。
ゲームでは、この王都で男性3人、女性3人を仲間に出来た。
まあ、どちらかしか仲間に出来ないキャラが2人居たから同時に仲間に出来るのは5人までだけど。
その内男性2人と女性2人は、もうある程度強い冒険者で、この都市の酒場で一人で酒を飲んでいる処を誘い、日当を払う事で仲間になるタイプだ。
男性も女性も2人がシングルで1人がダブル。
ちなみにダブルの人は、どちらかしか仲間に出来ず、男性と女性のどちらかを選ぶことになっていたか。
ダブルの人を仲間にしたいとも思うが、パーティの人数制限と育成に時間が掛かるのがな。
俺が誘わないと死んだりするイベントもないし、とゲームを思い出していると人間の講師とその補助の猫人族って感じの人達がやって来た。
補助の猫人族って感じの人が、「これで全員です」と講師らしき人に言っているから、これから講習が始まるのだろう。
主人公は、冒険者ギルドで初心者講習を受けるようです。




