表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第1章 旅立ちまでの違い編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

56/283

第56話 上がったステータス

 主人公は、いきなり初心者職(1級職)の二人をDランクの魔物が居る場所に連れてきました。

 Dランクの魔物ともなると、一対一で確実に勝つ為には4級職でそれなりのレベルになっている必要があるとされているのに。

 しかも、ここに居るのはオーク系の魔物。

 マドリーンにその事を怒られたので、今の主人公なら勝てると伝え、ハイオークを倒して見せるようです。

 マドリーンとアリーサに始まりのダンジョン地下4階にいる魔物について教えると、ハイオークが居る事に怒ったり脅えたりする二人。


 この異世界でも、ゴブリンやオークは女性にとって死ぬより酷い目にあわされる可能性がある魔物だから。


 俺にとっては楽に倒せる相手だから等と説明したら、二人が少し落ち着いてくれたので、近くに居るハイオークを倒す事に。


 まだ脅え気味の二人をその場所にとどまらせ、角を曲がってハイオークを確認。


 爆裂火槍を『威力マシマシ』と強化し、撃ち込んで倒した。


 オーバーキルだったけど、二人を安心させる為には必要なMP消費だろう。


 今更だけど、地下1階とかで2級職にしてから来た方が良かったのかな。


 でも、始まりのダンジョン中級だと、ゴブリン系かオーク系がどの階層にも必ずいるんだよな。


 まあ、魔物ランクは地下1階と2階ならEランクではあるんだけど。


 そんな事を考えていると「い、今のは?」と、何時もより高い声で俺に急接近し確認して来たのはアリーサの方。


 魔法オタクと言うか、強いあこがれを持っているからね。


 でも、彼女に適性が有るのは信者系。


 まあ、聖魔法にも攻撃魔法はあるけど。


 攻撃魔法だけに興味があったわけじゃないから、治療魔法しか取得出来ない信者でも良いんだろうけど。


 アリーサの勢いに少し引きながら「爆発する様に強化した火槍だね」と説明すると。


 「火槍って、火魔法がランク3で取得する強い魔法でしょ。しかも爆発する様に設定しているなんて」


 そうキラキラと目を光らせながら言って来る。


 その事に日常を感じホッとしながら「ああ。現状火魔法スキルはランク4だけどね。それに爆発させると言った魔法の強化には、魔力操作スキルが必要なんだけど」と教えておく。


 すると「すご~い。多弾頭化している上に、火嵐まで使えるの。しかも魔力操作で魔法を大きく変化させる事まで出来るなんて」と、アリーサは凄く嬉しそう。


 「火嵐は、魔物が1~2匹の集団でしか居ないこの狭いダンジョンだと使い辛いから、まだ使った事ないけどね」と説明したのだけど、見せてくれとか言われそう。


 まあ、見せたっていいんだけどさ。


 そんな事を考えていると「本当に強くなったんだ」と、何故かまたマドリーンがしみじみと言ってくる。


 「二人を食べさせていく自信が出来たから押し倒したんだしね。このくらいは当然でしょ」


 そう言うと、マドリーンは強引に押し倒された事を思い出したのか、少しムッとした表情になった。


 押し倒したこと自体を怒っているのではなく、ゆっくりと関係を深めて行きたかったから怒っているのだろうか。


 この異世界でも、親が決めたと言った結婚以外なら、普通はデートをしたり、キスをしたり、いろんな話をして友人以上に関係を深め肉体関係になるのが正解だろうに、いきなり押し倒したからな。


 悪い事をしたんだろうなと思いつつ「それで、二人とも初心者から転職出来るってメッセージ出ているでしょ。それはどうなの?」と、状況を使って誤魔化しておく。


 「うん。信者に転職出来るって出ているよ」と、アリーサは火槍を見た興奮から覚めて、でも嬉しそうに言って来る。


 「うん。私の方は魔法使いに転職出来るって」と、マドリーンはムッとした表情から真剣な表情にかわって言って来る。


 「特に初心者職に思い入れが無いなら、転職していいと思うけど」


 そう言うと思案顔で「転職して良いのかな? 村を出てからの方が良くない?」とマドリーンは、村から出る時に強くなっていると村が手放してくれないのでは、と心配しているのだろう。


 「ああ。偽装スキルがランク4.5だから、初心者LV8とかに偽装しておけば村でその偽装を見破れる人は居ないから。

  後は、二人が上がったステータスで家や食器を壊したり、二階から飛び降りたりしなければ大丈夫だと思うよ」


 「えっ。筋力が上がるから、食器とか壊しちゃうんだ」と、今までステータスを上げて来なかったマドリーンが少し勘違いをする。


 なので、説明を。


 「いや。ステータスが上がっても、最大値が上がるだけで、普通に生活できるはずだけどね。

  でも、怒りに任せて家の柱を殴ったりしたら、家が倒れたりするから、そう言うのに注意って事だよ」


 そう説明をすると「……、私をからかったの?」と言って来るマドリーン。


 自分が勘違いした事が恥ずかしいのかもしれない。


 「油断するとバレルよって話だよ」


 「ふ~んだ」と、可愛く拗ねて見せるマドリーンを苦笑しつつ「で、転職するの?」と再度確認する事にした。

 マドリーンとアリーサは、アッサリと初心者職でレベル上限になれたようです。

 二人とも選択できる職業は1つなので、それに転職する事になるのでしょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ