表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第1章 旅立ちまでの違い編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/283

第36話 近接戦闘

 主人公は、近接戦闘について実戦で経験を積もうと決断したようです。

 勿論、安全マージを取っていますが。

 長距離から魔法を撃ち込み魔物を倒すだけでは、強くなったとは言えないだろう。


 だから、近接戦闘も実戦を繰り返しておくべき。


 でも、一方的な虐殺では経験を積んだ事にはならないだろう。


 だけど、経験を積むために死んだのでは馬鹿だ。


 そんな風に色々と考えつつ、ゴブリンナイトとゴブリンメイジの群れに向かう。


 そして、ゴブリンメイジを爆裂火槍で倒すと、ゴブリンナイトに対する隠形が解かれた様で「ギィィァ」と叫びながらこちらに向かって来る。


 ゴブリンナイトはDランクの魔物。


 Dランクの魔物と戦う場合、4級職以上が推奨される。


 まあ、一対一で戦う場合に確実に勝てる目安。


 という事は、現在3級職でそれなりのレベルになった俺は、ほぼ同じ程度の強さ。


 でも、始まりのダンジョンだからLV1の固体だし、俺の方が多少は強い筈。


 なので、ゴブリンナイトと近接戦闘で戦ってみる事にする。


 一度も苦戦をする事なく格上の敵と出会ってしまい戦ったら、対処できずにアッサリ死にそうだから、と言う考えからだけど。


 ゴブリンナイトは、Dランクでも弱い魔物だし、隠密は耐久、俊敏、器用が職業の恩恵で強化される職業だし、スピードでは勝っているから油断しなければどうとでも出来る筈。


 等と安全マージはあると何度も確認しながら、ミスリルの剣Ⅲ、ミスリルの盾Ⅲを装備し、ゴブリンナイトが走りながら打ち込んできた剣を先ずは避ける。


 革鎧とかも本当は、強化したかったが。


 そんな事も考えつつ、足が止まったゴブリンナイトと剣を打ち合う。


 うん。


 スピードだけでなく力でも負けてない。


 敵の剣を盾で受け流し、よろけたタイミングでミスリルの剣を首に撃ち込むと致命傷になり、戦利品に変わって行く。


 う~ん。


 これだと、余裕があり過ぎて実戦の経験を積んでいるとは言えないかも。


 次は、ゴブリンナイト2匹に向い近接だけで戦ってみる。


 すると、向こうは連携してきて、受け流した程度の隙では、切りつける事が出来ない。


 盾で強めに武器を弾いて隙を作っても、もう一匹がフォローしてくる。


 なら、同時に強めに弾いて隙を作るかと考え得ている途中で、ゴブリンナイトが自分達の有利を確信し嬉しそうに攻撃をペースを上げて来る。


 なので、こちらは相手の攻撃を盾と剣で受け流すのが精いっぱいだ。


 諦めて片方だけでも魔法で倒すか。


 しばらく、耐えれば息切れするかも。


 そんな事を考えたタイミングで二匹が同時に突いて来る。


 それを剣と盾で受け流し、体制の崩れた右側のゴブリンナイトの首に切りつけると致命傷と出来たが、俺の方に隙が出来てしまった。


 その隙をつき、俺の後ろに回り込み首を狙って来るゴブリンナイト。


 それを振り向きざまに盾で受け流そうとしたが、上手く弾く事が出来ず左肩に攻撃を受けてしまう。


 痛い、クソ。


 肩に刺さった剣を抜き更に撃ち込んでくるゴブリンナイトの懐に突っ込み、臭い息を我慢しながら鎧の隙間から心臓辺りに剣を差し込み距離をとる。


 すると、剣が刺さったままの奴は、戦利品の魔石だけ残して掻き消えた。


 傷治療魔法の傷治療を唱え、念の為に異常治療魔法の異常治療も唱える。


 なんか、剣に良くない細菌が付いていたみたいで、今回は状態異常魔法にも治療された。


 改めて傷治療魔法及び異常治療魔法スキルに聞くと、まだ傷治療が必要との事で、後2度ほど唱える。


 この世界の治療魔法は凄く、傷治療なら傷口に麻酔をし、消毒し、破片等が傷に張っている場合はそれを取り出し、血管や骨などを適正に繋ぎ、傷を繋いでくれる。


 つまり、自動で様々な治療を的確にしてくれるのだけど、その分、一回の傷治療では治療しきれない事も多い。


 なので、今回は3回も唱えた。


 異常治療魔法もすごく、毒、腐食、麻痺、病気等の状態の異常や混乱・魅了といった精神の異常の全て治療してくれる。


 まあ、治療しきれない場合には、何度も唱える必要が有るのは同じだし、力不足で何回唱えても治せない事もあるけど。


 ちなみに、今回は良くない細菌に侵された血を噴出させ、残った少量の細菌については消滅させてくれたそうだ。


 ただ、呪と言ったモノは、この異常治療ではなく、聖魔法の浄化とか完治の魔法やエリクサーと言った魔法薬で治療する事が必要だそうだ。


 はあ。


 近接戦闘の経験は積めたのだろうけど、こんな事をしていたら死にかねないよな。


 でも、近接戦闘に持ち込まれるような事になった時に戦えないのでは弱いし、仲間を守る為に前に出る事も考えると、近接戦闘は出来る様になっておきたい。


 でも、仲間が出来た後、イザとなったら俺を治療してくれる仲間を隠した状態で近接戦闘を行う方が良いのかも。


 そう思いつつも、武器を別の種類に替えて上位ゴブリンとの戦闘を続け、隠密でLV21となり回避スキルを取得した。


 これで、敵の攻撃をことごとく避けてくれるといいが、ランク1だから無理だろうな。

 多少は苦戦する戦いもしておいた方が良いと近接戦闘を行いました。

 十分安全マージを取ったつもりでも、それなりに危険だったようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ