表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第1章 旅立ちまでの違い編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/283

第32話 極めていく3級職とイメージによる強化の設定

 主人公は、問題なく上位ゴブリン達を倒せるようです。

 火魔法を強化した事。


 感知スキルと偽装スキルのランクが3と4である事からか、上位ゴブリン達との戦いは問題なく行えそう。


 なので、4級職のレンジャーから3級職へと転職し、3級職の全てでレベル上限になりスキルを手に入れると共に、4級職への転職条件を得て4級職で一人前になる事も実行しよう。


 そう決断し、魔導士へと転職し、最低限のレベル上げを終えた。


 なので、ゴブリンナイトとゴブリンアサシンの群れへと向かっている。


 器用ステータスは下がっているので、偽装スキルや感知スキルの力が下がっている可能性はあると言うか、下がっているだろう。


 なので、足音を立てない様に、息もひそめながら魔物達へと接近する。


 うん。


 偽装ランク4の隠形だと気が付かれない。


 ただ、戦闘を開始すると、感知能力が高いアサシンには、その戦闘の気配を感知され隠形が解けるだろう。


 もっと具体的に想定すると、先ず防御力の低そうなアサシンに向けてノーマルの火槍を放つと、放つと同時にそれを感知してこちらに意識を向けて来る事になるのではないか。


 まあ、それでも奇襲だから火槍を避けきれず一撃で倒せる気がするし、それでもダメなら強化火槍を打ち込もう。


 その横に居るゴブリンナイトは、自分が攻撃を食らったら及び同じパーティの魔物が攻撃を受けたら隠形が解除され、こちらに攻撃してこようとする。


 それを魔法で倒すか近接戦闘で倒す。


 多分、そんな感じになるとシュミュレーションしてみたのだけど、どうなるのかスキルに聞いて確認した方が良いのかもな。


 そう考え、偽装スキルに聞いてみたんだけど、相手次第だから断言は出来ないって。


 なるほどね。


 まあ、アサシンを最優先で倒すべきと言う事は間違いないだろう。


 後は安全策を取る事にし、ノーマルの火槍ではなく高速火槍を発生させアサシンに撃ち込み仕留める。


 狼狽え、こちらを発見し俺に向かって走り出したナイトは、爆裂火槍で倒した。


 それでレベルが上がったので、魔導士LV21では土魔法を取得しランク3へ。


 これで石槍が使える様になり、石矢が多弾頭化。


 後は、土の壁と言う土・岩で壁をつくったり、逆に地面を掘った状態にして塹壕を造ったり出来る魔法を取得した。

 

 これで、強化した石矢も4段階強化できるようになったので、ステータスウィンドウから石魔法メニューを表示し魔法強化を選択し、硬化石矢、大型石矢、高速石矢の設定をし直す。


 消費MPは6に統一し、

 命中石矢(硬化<1>、命中率向上<2>,発生高速化<1>)、

 大型石矢(大型化<1>,命中率向上<2>、発生高速化<1>)、

 高速石矢(命中率向上<1>、発生高速化<1>、高速化<2>)と言う設定だ


 次に、新たに使える様になった魔法の石槍について、強化した設定をする事にし、命中石槍、大型石槍、高速石槍を設定しておく。


 消費MPは14で統一し、

 命中石槍(硬化<2>、命中率向上<4>,発生高速化<2>)、

 大型石槍(大型化<2>,命中率向上<4>、発生高速化<2>)、

 高速石槍(命中率向上<2>、発生高速化<2>、高速化<4>)と設定した。


 設定を終え、ある事を試してみる。


 多弾頭化していない火槍は一度に1本。


 多弾頭化していない石槍も一度に1本しか発生させられないが、『火槍』と『石槍』と念じて同時に発生させておく事は可能と言う確認だ。


 後は、それぞれの魔法を発生させる時に、別のターゲットに狙いをつけておいて、同時に発射すると、自動追尾型なので見事に同時に2対倒せるかどうかを試したが、少なくとも壁に対して実行は可能だった。


 偽装スキルがランク4になり、近くで攻撃魔法を発生させただけでは今のところ魔物達に気が付かれた事は無いが、感知能力の高そうなゴブリンアサシンは、魔法で攻撃を開始すると同時にこちらを認識してくる。


 だけど、感知能力が低そうな他の上位ゴブリンは、攻撃が命中したタイミングで俺が認識される様なので、一発ずつ撃つのでも今の処問題はない。


 でも、同時に二発撃てる方がより安全だろう。


 その事に少し安心し、それが油断にならない様に気を引き締めながら、感知スキルの探索を使い、効率よく魔物を狩っていく。


 そして、アサシンが2匹のパターンも槍系魔法を2つ同時に使うと楽勝で狩れるかな、と試す事に。


 先ずはとノーマルの石槍と火槍を撃ち込んでみた処、ノーマルの石槍の方が避けられそうになるし、ノーマルの火槍も少し危なかったので、やはり強化した高速火槍と命中石槍で倒す事にしてみる。


 それで楽に確実に倒せる様になったので、戦う魔物の群れを選ぶ必要が無くなり、直ぐにLV30になれ、そこで幻影魔法を取得し魔導士で取得出来る種類のスキルは全て取得。


 魔導士の上位職の魔究師へと転職。


 提示されるメッセージは、


 『スキルを取得します。

  取得可能スキルは、火魔法、風魔法、水魔法、土魔法、杖技、幻影魔法、生活魔法、爆裂魔法スキルです。

  一つ選択してください』


 魔究師になって追加されたのは爆裂魔法か。


 火魔法に少し被っている気がするが、とりあえずランク1で取得してみる。


 使える魔法は、小爆か。


 うん。


 確かゲームだと微妙だったな。


 まあ、ランクが上がれば強い殺傷力のある魔法になるのは間違いないが、ランク3とか4に出来る余裕が有るかどうか。


 ゲームだと問題なかったけど、洞窟型のダンジョンとか、崩落が怖くて迂闊に使えない魔法になるような気もするしね。


 そんな事も考えつつ、近くに居たゴブリンナイトを倒し、最低限のレベル上げ。


 それでLV11を超えたので、火魔法を取得しランク4に


 これで火魔法は火嵐ファイアーストームと言う範囲攻撃魔法を得られたし、火槍も多弾頭化した。


 それによって、火槍の元々の機能であるロックオンと自動追尾機能との合わせ技でマルチロックオンが可能となり数十匹同時にでも火槍での攻撃が可能となった。


 まあMPが許せばだけどね。


 強化火槍や強化火矢の設定をやり直そうかと思ったが、敵対する相手に応じイメージを伝えて魔法を変化させることも出来るし、このままでいく事にするか。


 そう思いつつ、火魔法スキルを教育モードにしてみると、イメージによる強化について明確にしておいた方が良いとのアドバイスがある。


 でないと、明確に強く念じないとイメージによる強化が行われない事があるんだって。


 しかも、メニューには無く、思念による指示だけで設定が出来るのだそうだ。


 なるほどね。


 でも、ゲームでは絶対に出来なかった設定メニューだけど、異世界の現実の理として、メニューに組み込めばいいのにね。


 そう思いつつ、今持つ全ての攻撃魔法について設定しておく。


 各魔法の威力を向上させる時は『威力アップ』と念じる事で、1段階各魔法の威力を上げる選択を。


 2段階以上威力をあげたい時は『威力マシマシ』と言った表現を使う。


 最大限に威力を強化したい時は『最大パワー』と言う表現も。


 なお、威力アップの選択肢が『高温化』や『爆裂』等と2つ以上ある時は、魔法スキルに判断を任せる。


 スピードを上げる時は『速く』や『速く、速く』等と。


 発生スピードを上げる時は、『急いで』と。


 命中率を上げる時は『当たれ』や『当たれ、当たれ』と念じる事でイメージによる強化を早められる事にする。


 まあ、『当たれ』なんていつもイメージしながら魔法を撃っている気がするけど、ある程度強く念じるかどうかで判断してくれるそうだ。


 スキルは優秀だね。


 なお、消費MPは増えるから『迂闊に強化し過ぎる事には注意してください』だって。


 そんな確認をしながら更に狩りを進め魔究師LV21で爆裂魔法を取得しランク2にする。


 爆裂魔法は、爆裂と言う魔法が手に入り、それなりの攻撃力になった筈。


 と次は、神官に転職。


 順調に上位ゴブリン達を倒し、LV21になった処で傷治療魔法を取得しランク2へ。


 LV30になった処で精神異常耐性を取得してランク2へ。


 次に、大神官へと転職した。

 主人公は、順調に3級職を極めて行っている様です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ