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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

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第278話 高位ゴブリン達との戦い

 主人公は強くなる為に、始まりのダンジョン上級の地下3階に挑戦するようです。

 そこには、Cランクのゴブリン系の魔物が大量に。

 大丈夫なのでしょうか。

 地下3階に到達したので、もう一度感知スキルの探索をやり直す事にする。


 ゴブリンニンジャの感知能力を調べておいた方が、安全に地下3階を攻略出来ると思ったからだけど。


 うん。


 俺の探索を逆探知した個体は居ないか。


 次に、一度感知スキルの探索を停止し、感知スキルに掛けた偽装スキルの隠形を解除。


 再度探索を起動するが、今度は狭い範囲の探索から始め、ゆっくりと感知の網を広げていく。


 よし。


 感知されない様だ。


 ならばと、感知の魔力の網をさらに広げていく。


 クソ。


 7つ目のグループのゴブリンニンジャに、逆探知された。


 同じ魔物のLV1でも、持っているスキルに差がある事は知っていたから、予想された事ではあるが。


 俺を感知した魔物のグループがこちらに向かう途中に、他の3つのグループと合流。


 百程度の数になってこちらに向かって来ている。


 これは、全力だ。


 そう決断し、ステータスウィンドウのMP欄を見ながら、曲がり角によりダンジョンの通路に身を隠せる場所に移動し、聖魔障壁の強度を上げ、攻撃のタイミングを計る。


 そして、曲がり角から現れた高位ゴブリン達の群れに対し、イメージにより高温化した広域業火を発動させる。


 しかし、邪魔障壁や暗黒障壁によって一匹すら倒せない。


 クソ。


 障壁の強度の弱そうな連中に、更に高速火槍を打ち込むが、撃ち込むと同時に障壁を強化されて、防がれてしまった。


 あの強度だと石槍を撃ち込んでも駄目か。


 なんて、考えている間に業火の発動時間が終わり、百程度の魔物達がこちらに走り出している。


 ならば、と大地創造により天井と床を隆起させて、サンドイッチにしながら、更に広域業火を使うと、半分程度がつぶれてくれたが。


 障壁により圧殺される事を逃れた高位ゴブリン達の中に土魔法を使える奴が居るのだろう。


 圧殺の為に隆起させた土の一部が引っ込み、それを通路としてこちらに向かって来る。


 硬質化を掛けておけば、もっと倒せたのかもしれないが、魔物の数が多く、しかも位置が広がっているので消費MPの事を考えて掛けなかったのは、良かったのか悪かったのか。


 MPの残量を見る限り、硬質化を掛ければよかったか。


 ここは、Cランクの魔物が湧く場所だから、魔素がそれなりに濃く、魔力操作スキルの魔素利用の恩恵で、消費MPは半分以下になっているとは思っていたが。


 と言う事で、広域業火を再度かけて、硬質化を掛けた大地創造で再度天井と床のサンドイッチ。


 すると、今度も半分程度の気配が消えた。


 全滅では無い。


 障壁を張れる奴が、自分の障壁だけに力を回して俺の攻撃を防いだ、という形か。


 となると残っているのを倒すのは面倒な作業になるか、と更に攻撃を加えようとすると、周りに15ものゴブリンが同時に姿を現し、俺の聖魔障壁に小刀で切りかかって来ている。


 ゴブリンニンジャ達だ。


 残念だけど、レベル1程度なら俺の感知からは逃れられないんだよ。


 そんな風に、俺に接近し攻撃しようとするまで感知出来なかった事実に対して、強がりつつ状況を確認。


 ニンジャ達の障壁も消滅している事を確認しつつ、高温業火を俺の周りに発生させる。


 半分程度のゴブリンニンジャは、攻撃を感知したのか凄い勢いで俺から距離を取る事で回避したが、残りを倒せた。


 さて、どうするのか。


 どうすべきなのか。


 高速火槍を数十個発生させ、全てのゴブリン達に撃ち込むが、またも土魔法で道をつくり出て来たゴブリン達だけでなく、ゴブリンニンジャにも、再度張れた障壁で防がれてしまう。


 しつこい奴らだ。


 向こうにしたら、俺がそうなんだろうけど。


 未だMPはあるが、念の為にMP回復薬Ⅲを首に掛けながら、魔法撃ち込んできたり、斬りつけてきたりしているゴブリン達を横目に試してみる事にする。


 広域業火。


 そう念じ、既に接近しているゴブリンニンジャだけでなく、接近して来ていたゴブリンキングやヒーローとゆっくりと近づいて聞いたゴブリンセージが効果範囲に入る特大の業火を発生させる。


 そして、ゴブリンの動きを感知スキルの探索で把握しながら、聖魔光波を打ち込む。


 聖魔法の聖魔光波は、ロックオン機能や自動追尾機能のない攻撃魔法。


 しかし、体から全方位に打ち出せる。


 まあ、全方位に打ち出すと、射程距離は短いけどね。


 その聖魔光波は、同じ人が使う聖魔法の聖魔障壁に干渉されないから、聖魔障壁を全て防ぐパターンにしていても敵に対して聖魔障壁内から攻撃できると言う利点がある。


 その聖魔光弾を全方位に放つのではなく収束させると、結構な貫通力で射程距離も長くなる。


 なので、業火で負荷の掛かっている敵の障壁に穴を掛けるのに丁度いいのではと試してみる事にした。


 もっとも、業火内でも動き回りつつ俺の聖魔障壁に攻撃して来ているアサシンに命中させるのは難しそうだけど。


 先ずは、業火によって視界が悪くなった為かゆっくりとこちらに向かって来ているゴブリンキングやヒーローに向けて、針の太さ程に収束させた聖魔光波を順次打ち込む。


 すると、聖魔光波は、障壁を貫き頭部も貫通してくれている。


 聖魔光波により貫かれた障壁は「パキンッ」とひび割れて消滅し、頭に小さな穴を空けられたゴブリンは業火で止めを刺している感じか。


 次は、ゴブリンセージに、と思っていると、ゴブリンニンジャが慌ててセージの方に走り出している。


 感知スキルで、俺が攻撃しているのが分かったので『動き回って避けろ』とでも言いに行くつもりなのだろう。


 だけど、もう遅い。


 業火の効果時間が終わった時には、もうゴブリンニンジャしか残っていない。


 業火を防いでいた障壁を張ってくれていたヒーロー、セージ、キングはもう居ない。


 必死に俺に襲い掛かろうとしてくるゴブリンニンジャ達を冷静に睨みながら、広域業火で止めを刺した。

 主人公は、苦戦しつつも大量の高位ゴブリン達との戦いに勝利出来た様です。

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