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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

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第275話 未だ行きます

 主人公は、マドリーンと二人きりで話をし、マドリーンは落ち着いたようです。

 交流術スキルの恩恵とかもあるのでしょうか。

 少し落ち着いてくれたマドリーンと一緒に、亜空間部屋から出る。


 ラファエラの時と違って、心配そうにはしていない3人と合流し、食堂へと夕食に向かう。


 ビッグピッグ(大豚の魔物)の生姜焼きとパンを食べながら、ふとマドリーンを見ると、気怠そうな感じが色っぽい。


 あれって、食堂のおばさん達に事後だってバレる気もするが、人それぞれだし大丈夫かな。


 マドリーンは目があうと、淡い感じでニッコリと笑っているし。


 はあ。


 とりあえず、今回は押し倒して正解だったようだ。


 いや。


 話をしたからか。


 こんな調子で、女性の仲間を増やして大丈夫なのだろうか。


 交流術スキル、ランク5にしたいな。


 スキルに頼るなんて、情けないけど。


 薄っすらとしか覚えていない前世の人生だと、確か1人でも持て余して結婚できなかったしね。


 まあ、俺の性格に問題があったのかもしれないけど、あのゲーム以外の記憶はハッキリとしないから、正解は霧の向こうだ。


 男性の友人はそれなりに作れた覚えがあるので、同性の仲間を作った方が良いのだろうか。


 でも、薄っすらとした記憶の中で、仲間内の恋愛関係でグチャグチャになった記憶もあるような無いような。


 それを心配すると、今更、同性の仲間は作れないんだよな。


 ゲームと違う部分が多々あるけど、ゲームでした様に女性だけを仲間にして、しかも夜を共にすると言う行動をしながら先に進むのが、イレギュラーや問題発生は少なそうか。


 いや。


 言い訳か。


 可能なら、一度はハーレム状態を楽しんでみたいよね。


 でも、ストレスで胃に穴があく事になる、とも思うし。


 この世界は、男性が魔物との戦いに出る比率が高く、それに伴い男性の比率が下がり、一夫多妻が多夫一妻より多いらしい。


 だけど、だからと言って男性上位の世界かと言うと。


 微妙だよな。


 弱肉強食とまで言えるかどうかは分からないが、強い人が正義の世界か。


 後は、王族貴族や豪商か。


 今の処、関わる事も無く理不尽な目にあっていないから良いけど、関わるのは嫌だよな。


 貴族と言うだけで『私は選ばれている』等と市民を見下し虐待するような連中。


 『金は力』だと好き勝手にする連中。


 ああ。


 勇者候補も上位とされる世界か。


 と言う事は、勇者候補で強くなれば、ハーレムでも何とかなる……、かもしれない程度だよな。


 皆、意思があり生きている。


 主人公に都合よく造られたNPCキャラ(コンピューターが操作するキャラクター)ではない。


 とは言え、ゲームで仲間になる多くのキャラは、性格の良い人達だったし。


 女性同士の嫉妬や喧嘩。


 愛憎により後ろから刺されると言う結末は、今の処なさそうだし。


 勿論、俺が仲間にした事のない仲間キャラには性格が良いとは言えない人も居たけど、だからゲームで性格の良かった人は、この世界でも良さそうだと思うし、現に4人とも良いし。


 ゲームの情報に依存しても、違う点が多すぎて不安だけど、頼りにするしかない部分もある。


 仲間の選別は、頼りにするしかない点になるのかな。


 ゲームでも、男性キャラを仲間にしておけば良かったのか。


 まあ、裏切ったりしない人かどうか程度なら、思い出せるんだけど。


 ……。


 どうせ死ぬかもしれないんだ。


 ハーレム状態、続けてみるか。


 胃に穴があくか後ろから刺されるまでは。



 しなくても良い決意を終えて、借りている部屋に戻る。


 皆、お風呂に入り、メルに食事を与え終え、そろそろ就寝かなと言う処でクラリッサの手を取り地下へ行こうとすると、「えっ」と驚いている声がする。


 誰だろう、と確認するとマドリーンが険しい顔をしている。


 「どうしたの?」と俺の方から聞くと。


 「まだ、エッチするんだ」との事。


 「ああ。昼と夕方の時は、みんな待っていたから、出来るだけ早めに終わらしたからね」


 そう言うと、マドリーンが『あれで早めに終わらしたの?』って顔をしている気がする。


 「次から、マドリーンもアリーサも1人ずつ相手をしてもらうから、体調を整えておいてね」


 そう事前にその辺をかえるよと言うと、マドリーンどころかアリーサまで眉をひそめているし。


 う~ん。


 今度、どの位が丁度いいのかも、教わる事にしよう。

 主人公は、ハーレム状態を維持する言い訳をし、また夜のお務めの様です。

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