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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

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第259話 魔法系のスキル追加の宝玉を

 主人公は、スキル追加の宝玉を自分を含め皆で使い、パーティの強化を行っています。

 主人公の亜空間魔法と魔力系スキルと近接系スキルを。

 皆については、近接系スキルの宝玉を使った強化を。

 そして、次は。

 地下室で盗聴対策をしてスキル追加の宝玉によるパーティの強化を行っている。


 近接系のスキル追加の宝玉は提供し使ってもらったので、次に魔法関係のスキル追加の宝玉を見ながら強化する内容を決める。


 その前にとラファエラに質問しておく。


 「ラファエラは、どの魔法に才能が有りそうだとか、苦手そうだとかある?」


 「全く、そういう事は感じたことも考えた事も無いので、何とも言えません」と申し訳なさそうに言われてしまうが、まあ、普通そうだよね。


 「そっか。なら先ずは俺が聖魔法の宝玉を1個貰うかな。

  そうすればランク5だから、蘇生が可能になる。

  マドリーンとアリーサにも聖魔法の宝玉を。

  それで、マドリーンは聖の祝福が使える様になり、アリーサも蘇生魔法が使える様になる。

  まあ、傷も異常も治し再生すらしてくれる完治魔法も使えるけどね。

  後は、マドリーンが火魔法3つ。アリーサが火魔法2つと土魔法1つか」


 「ちょっと。私火魔法持っていないよ」とマドリーンが困った顔で突っ込んでくる。


 「ああ。でも、火魔法は手に入り易い魔法で、それなりにあるから、別系統の攻撃魔法が欲しいなら、それも良いかなと思ったんだけど」


 「それは、確かに助かるけど」


 「まあ、ランク3では力不足だと思うけど、それで様子見かな。

  アリーサは、火魔法も土魔法もランク5になり強者の仲間入りだね」


 「良いのかな」と少し困っている感じだけど、嬉しそうでもある。


 正直、暴走しての広域攻撃魔法が怖いけど、アリーサも少しずつ成長しているし、大丈夫のはず。


 「後、クラリッサは、風魔法と水魔法を2個ずつだね。これで矢系の魔法が同時発動可能化するし、一発とは言え槍系も使える」


 「あのDランクの魔物すら倒している魔法ですよね」とクラリッサが確認してくる。


 「ああ。イメージにより強化すれば、更に上の魔物すら倒せるよ。

  まあ、相性とか敵の防御力次第という部分もあるけどね。

  そして、ラファエラは、火魔法3個、土魔法3個で両方ともクラリッサと同様の事が出来る様になってもらう」


 「ちょっと待って下さい。私だけ数が多すぎます」


 そう6個の宝玉を目の前に置かれたラファエラが困った感じで言って来るがマドリーンが俺にかわり「ラファエラちゃんが仲間に入る前にもスキル追加の宝玉で、私達強くしてもらっていたのよ。だから、その調整だと思うよ」と言ってくれる。


 なので、それに追随して「その通りだよ。変に優遇している訳じゃないから安心して」と言いラファエラが納得したか確認しながら、皆の前に宝玉を置く。


 そして使ってもらう。


 「後はこれかな」


 そう言って、皆の前に鑑定の宝玉と格納箱の宝玉を、それぞれ1個ずつ置く。


 「これ何?」とアリーサが聞いて来る。


 鑑定スキルをランク1ですら持っていないのはアリーサだけか。


 俺以外の人の鑑定スキルは未だランク1だけど、同じパーティなので俺の持ち物だとしても簡易鑑定により名称は分かる。


 その上、俺が譲ると言う意識を持って皆の前に置いたので、皆が自分のモノと言う意識を持てば、もう宝玉は皆の物になっているから、通常鑑定すら可能だし。


 なので、鑑定が出来ないアリーサの為に「これは格納箱と鑑定スキルの宝玉。まあ、ランクを上げておいて間違いがないだろうから」


 そう言うと、皆が使ってスキルを身に付けた。


 マドリーンは格納箱スキルがランク3。


 他の皆がランク2に。


 俺はランク4か。


 「今日の処は、こんなものか。宝玉を半分どころか3分の1も使ってないな」


 「ならヨシマサちゃんが使いなよ。貴方が一番使ってないのよ」と、マドリーンは宝玉の数を数えていたようだ。


 『ボス戦の前の強化とか考えると、俺も結構使っているはずだけど』と思いつつ「使いたい宝玉はあるけど、身に付けたとしても力が弱すぎて微妙なんだよね」と事情を説明しておく。


 「何のスキル?」とマドリーンは細かい事も気にしてくるので話しておく。


 「光魔法とか闇魔法とか幻影魔法とか人形作成魔法とか異界召喚魔法とか付与魔術とか。

  魔法・魔術以外だと、念動力とか心眼とか思念伝達とか瞬動スキルとかかな」


 「身に付けても微妙なんだ」とマドリーンは詳細が分からないと何とも言えないって感じか。。


 「うん。ランク1とか2ではね」


 そう言ったんだけど「でも、貯めておいてもしょうがないでしょ」とマドリーンが使えと言うプレッシャーを与えて来る。


 「そうだね。なら心眼と思念伝達スキルの宝玉を使わせてもらうかな」


 そう決断しつつ口にすると「心眼って凄そうだけど」と、マドリーンは言ってくるが。


 「ランク1とか2だと、嘘とかフェイントを見破り易くなる程度だからね。

  さっきも言ったけど、感知スキルとの合わせ技でどれだけ効果があるかは、まだ良く分からないけどね。

  思念伝達は1メートル以内に居る人に一方的に言いたい事を伝えるスキルだったかな」


 「他の力は身に付けなくて良いの?」と、まだ俺の強化が足りないって感じのマドリーン。


 「近日中に二人仲間になるし、宝箱が手に入り易い隠されたダンジョンで難易度が低い処はそれ程残っていないから、この程度で良いかな」


 「なら、今後の様子を見てからで良いのか。

  でも、これだけ宝玉を貯め込んでいるんだから、必要だと思ったら躊躇なく使って自分を強化するのよ」


 そうお姉さんポク叱られて、とりあえずの強化を終えた。

 皆で、スキル追加の宝玉により力を身に付ける。

 これで、パーティの戦闘力を上げられたのでしょう。

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