表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

257/283

第257話 クラリッサとラファエラの3つ目の職業の才能

 主人公は、借りている宿の地下室に入り、皆に亜空間部屋についての説明を始めています。

 スキル追加の宝玉を使う為、地下室に行って盗聴対策をして皆に説明し、話し合い。


 その一つ目が、今日から俺は亜空間部屋で寝るという事なんだけど。


 「……、偽装スキルの偽装では駄目なのですか」と、俺以外では唯一の偽装スキル持ちのラファエラが確認してくる。


 「向こうの感知スキルの力が上回っていたら、あっさりバレルよ。

  それに、嘘を見破れる心眼ってスキルも有って、その力を感知スキルの探索に付与されて使われると、今の俺の力だとあっさりバレルと思う。

  勿論、亜空間部屋の存在だってバレる事はあるんだけど、俺の知る限り造った本人とパーティメンバーと許された人しか出入りできないから、奇襲は掛け辛いと思う。

  ドアの近くで強力な魔法を使ったりして、亜空間部屋から追い出す事は出来たと思うけど、それだと俺達が攻撃される前に襲撃してきた事には気が付ける事が多いだろうから」


 そう亜空間魔法スキルから聞いた事も説明する。


 「後は、感知スキルの探索を詳細に操作しないと感知し辛い地下とかに亜空間部屋の入り口のドアを創るから、更に見つけられ難くなると思うし」


 「部屋からの出入りは、ドアなんだ」と、マドリーンが一応と言う感じで確認してくる。


 「ドアをつくり、そこから出入りするんだけど、その扉に触れながらだと、普通に部屋の中に居ながら外へと感知の探索とか出来るから、必要な時に感知スキルの探索で危険を調べられる、と言うのも安心だし。

  MPは大目に必要だけど、ドアの外へと感知の魔力を伸ばして、ずっと監視も出来るし」


 「……、寝ているところを奇襲される、とかが無くなるんだね」と、マドリーンが納得した感じで聞いて来る。


 「絶対に防げると言う訳では無いようだけどね」


 「なら亜空間部屋に入るべきだね」と、マドリーンは俺と同じ結論になった様だ。


 「後は、それに伴っての強化だね。

  どうせなら、レッサーデーモン戦の前にすればよかったんだけど」


 「ああ。スキル追加の宝玉を使うから、ここに移動したんだよね」とマドリーンは最初に言った事を思い出した様だ。


 「そう。俺だけでなく皆にもね」


 「ヨシマサさんを出来るだけ強化するのでは駄目なのですか?」


 そう聞いて来るのは、他の勇者候補に奇襲されると言う話を始めてからずっと心配そうにしているラファエラだ。


 「俺だけ突出して強くなるのもね」


 「……。それでも良い気もするけど、得た力でヨシマサちゃんを守れるかもしれないって事か」と、マドリーンが自分達を強化する必要性も分かってくれたようだ。


 「そう言う事。皆の安全を少しでも確保したいとか、人質とかにされたくない、とかもあるけどね」


 「そっか。じゃあ、何を使うの?」と、マドリーンは気持ちを切り替えて聞いて来る。


 「まず俺だけど」と言おうとしたところで待ったが掛かる。


 「皆さん。その前に聞いてほしい事があって。いえ。ヨシマサさん以外にはお風呂でも話したんですが」と、クラリッサが少し言い辛そうに言って来る。


 話の腰を折ってしまったと思っているのかな。


 でも「そっか。ヨシマサちゃんの話の前に話しておいた方が良いよね」とマドリーンが話す事を勧めている。


 「私とラファエラは3つ目の才能を決めました。

  私は、ヨシマサさんと皆さんの剣になると」


 そうキリっとした表情で、クラリッサが言って来る。


 その言葉を聞いて「私は、ヨシマサさんと皆さんの剣と盾になるって」と今度はラファエラが。


 そして、少し落ち込んだ感じでクラリッサが「それで3つ目の才能を決めた理由なんですけど、今日の戦闘でツクヅク思ったのですが、私は感知する力が必要だと」と。


 ラファエラも同じような感じで「私は、皆を守る力が弱すぎるって」と、交互にそれぞれの意思を教えてくれる。


 「そうかな?」


 「いえ。今日も本当に怖いって思ったので、3つ目の才能を私は斥候系に」、「私は、信者系に才能をもらおうと決めたんです」と、先にクラリッサが話し、次にラファエラが話すと言う形にしているようだ。


 「決めたんなら、それを覆す気はないけど。

  クラリッサは、感知と偽装スキルが欲しいって事だよね」


 そう言ってクラリッサを見ていると頷いている。


 奇襲を掛けられる力と、奇襲を受けずに済む力。


 他にも、知られたくない事を、隠すべき事を隠せる力だからな。


 「それで、ラファエラは、どうして信者系の力が欲しいの?」


 「聖魔法の聖魔障壁です。他にも、精神異常耐性とか、治療系の魔法も欲しいですし」


 「あ~。盾の役割だと意識すると欲しくはなるか。でも、他の魔法でも良い様な気がするけど」


 「でも、風の護りでは闇魔法は防げていませんでしたし」と、ラファエラが自分の認識を教えてくれる。

 

 「ああ。確かに手に入り易い魔法の防御系だと、万能ではないのか」


 そう火壁や土壁などを思い出しながら言う。


 「はい。なので、魔法により敵を殲滅する攻撃力を身に付けることが出来なくても、先ずは防御力が欲しくて」とラファエラは真剣な表情で俺を見つめて来る。


 「……、なるほどね。

  でも、MPの消費の事を考えると、ラファエラが感知で、クラリッサが聖魔障壁による盾でも良い気がするけどね」


 「はい。でも、盾持ちの私の方が、防御も出来る方が良いって」とラファエラは色々と考えている様だから、それを尊重すべきだろう。


 「まあ、その辺は各自が決めたので良いと思うよ。攻撃魔法については4元素魔法ならランク4くらいまでなら、今でもしてあげられるし」


 「そ、そこまでは。MPの問題もありますし」と、ラファエラは遠慮してくるが。

 クラリッサとラファエラは3つ目の職業の才能を決めたようです。

 これで、二人は一気に強くなれるのでしょうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ