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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

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第256話 今日の夜からは

 主人公は、王都近くの隠されたダンジョンでの宝箱回収と皆の育成を終えて、王都に戻ってきています。

 今日最後に行った王都近くの隠されたダンジョンは、配置された魔物が強いパターン。

 帰りは遅くなったようです。

 王都近くへと簡易転移し、王都へと向かう。


 皆で走っているとマドリーンが「ヨシマサちゃんの言う通り、厄介なダンジョンだったね」と言ってくる。


 「全くだよ。後にまわせばよかったかな。食堂、もうしまっているよね」


 「でも、濃い一日でした」と満足そうに言って来るのはクラリッサか。


 「冒険者って、ああいう戦いを毎日、何十年も続けているのだとしたら、戦闘経験では当分追いつけそうにないね」


 そう俺が言うと「そうですね。ステータスでは勝っていたとしても、そう言った経験では負けているのは間違いないですね」と、クラリッサが喜んだ表情から一変し、しんみり言って来る。


 「ん。ヨシマサちゃん、冒険者と敵対するつもりなの?」と、マドリーンは俺の発言が気になった様で確認してくる。


 「やむを得ず、そういう事態になった場合、注意すべきだよって話。

  まあ、俺達の方がステータスで圧倒的に上回っているのに、それに気づかず絡んでくるような連中だと、そう言う心配は少ないんだろうけどね」


 「ふ~ん。経験豊富そうな人には、注意しておこう、って事で良いんだよね」とマドリーンが確認してくる。


 「ああ。地道に経験を増やして行こう」


 そんな会話もしながら王都へと向かった。



 王都の門は当然閉まっていて、夜用の門の使用料として一人1000GAZU払い、特別な夜間用の小さな通路から入れてもらい、宿に帰ると、やっぱり食堂は閉まっている。


 それでもマドリーン達が挨拶に行くと、食事を幾つか分けてもらえた。


 それを持ち帰り、温めて食事をはじめ、メルに食事を与え、お風呂に入り、居間に全員集合した処で、連絡事項があるんだけど、と話す始める事にした。



 皆に「地下に行って話そうか」と言って地下に誘う。


 「ん。明日では駄目なの?」と、メルをモフモフしながらエサを上げているマドリーンが確認してくる。


 「うん。今日から変えるつもりだから」


 「何を?」と、マドリーンは早く本題を言ってと言う感じ。


 「寝る場所を」


 「?」と不思議そうな皆を連れて、地下室へと移動。


 ここなら、意識して探さないと感知スキルの探索とかでは感知出来ない筈だし。


 地下室のドアを閉め、聖魔障壁を強めに張って、それに偽装スキルの隠形をかける。


 その隙に、メルは俺の影に入って行った。


 難しい話は苦手なのかもしれない。


 皆が裁縫をしたり、俺を待ったりする為のソファーに座ると。


 「結構、キッチリ対策するのね」と、マドリーンが確認してくるので。


 「今から、スキル追加の宝玉を格納箱から出して使うから、獲物を探している泥棒とかに感知されたくないでしょ」


 「そういう事なんだ」と言うマドリーン以外も納得した感じなので話を始める。


 「後、出した宝玉は直ぐ使う事にしよう。分配している処を襲撃されるとか考えると、不用意に大量のスキル追加の宝玉をテーブルの上に置きっぱなしは不味いだろうから。

  だから、納得したらすぐに使って身に付けてね」と注意事項も言っておく。


 「分かりましたけど」と、話の流れが今一つ分からないと言う感じのラファエラ。


 まあ、話がある程度進めば、俺の心配している事も理解してもらえるだろうと、話を始める。


 「まず、俺の話だけど。

  今から亜空間魔法をランク4にして、亜空間部屋と言う別空間に部屋をつくれるようになり、今日からそこで寝ようかなって思っているんだ」


 「どうして?」と、マドリーンが皆の表情を一通り確認した後、皆を代表した感じで聞いて来る。


 「俺なら、ほぼ世界中で同時期に起こる悲劇から王子・王女、聖人・聖女、貴族の子息子女を助けた後、他の大陸へと移動できる魔飛行船の運航が再開するのを待ち、他の大陸へ勇者候補や始まりのダンジョン探しに出かける事にする。

  だけど、そう安心していると、その隙をつこうとしてくる奴らの攻撃を受ける事になるかもしれない」


 「あ~。もうそんな危険な段階なんだ」と、マドリーンは顔をしかめながら言って来る。


 「正直未だだと思うんだけど、亜空間魔法スキルの宝玉が、今日も手に入ったからね。

  これを使えば、強い人を探す感知スキルの探索からは逃げられる可能性を上げられる。

  とは言っても、亜空間魔法の亜空間部屋の存在を探すと言う方法で見つけられる可能性もあるから、絶対ではないんだけど。

  でも、元々見つけにくいモノを更に偽装スキルの隠形で隠す方が、感知スキルから逃れられるだろうから」


 「だから、宿で寝るのではなく、亜空間魔法で造った部屋で寝るって事なんですか」と、クラリッサが確認と言う感じで聞いて来る。


 「そういう事だね。

  後ランク4にすれば、2部屋造れるから、皆もそっちで寝られるし」


 「……、私達も入る必要あるのかな?」と、アリーサが少し不安そうに確認してくる


 「正直、大丈夫だとは思うけどね。2~3人の強者が集まっている程度なら」


 「ん。5人だと危ないって事?」と、マドリーンがピンと来ない感じで聞いて来る。


 「いや。一人の男性に女性が複数とか、その逆とかだと、勇者候補だと思われる可能性が高いかも」


 「あ~。勇者候補の子供の素質とかの件があるからか」と、マドリーンも俺の推測を理解したようだ。


 「うん。異性を大量に連れた強いヤツって、勇者候補と思われる可能性が高くなると思うんだ」


 「……、偽装スキルの偽装では駄目なのですか」と、俺以外では唯一の偽装スキル持ちのラファエラが確認して来た。

 主人公は、亜空間部屋で寝る事についての説明を続けるようです。

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