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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

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第251話 見えない敵と風の龍

 主人公は、悪魔系最弱のインプとの戦いを経験しています。

 その過程で、状態異常を引き起こす闇弾を12発同時に受けた処。

 インプは、杖を持っている敵に対しては、飛翔により接近してきて接近戦に。


 近接戦闘用の武器を持っている敵に対しては、影隠魔法で隠れつつ闇弾魔法で攻撃して来た後接近戦に。


 そんな事が確認できた為、もう少しインプとの戦いを経験しておく事にしたんだけど。


 俺だけ姿を現して、12匹のインプの集団に向かう。


 すると、全員が影隠を使い、闇魔法を撃ち込んでくる。


 それで、ほぼ同時に12発の闇弾を受けたんだけど。


 あ~。


 これは、ちょっとやばいかも。


 慌てて、念の為に異常治療魔法を俺に掛けてから、素早く動き俺の動きに対処できないインプたちを槍で12匹を真っ二つにしていく。


 最後のインプを真っ二つにし、皆の元に戻ろうとすると、異常治療魔法を使った事に驚いた感じでマドリーンが聞いて来る。


 「どうしたのよ!」


 「ああ。一度に闇弾を大量に受けるのは不味いかも」


 「えっ。精神異常になりかけたの?」


 「まだ大丈夫って感じだったけどね。でも、3匹の残し程度の時には感じなかった危機感があったから」


 そう言うと「あ~。そう言うのもあるのか」と困り顔で呟くマドリーンだけでなく、みんな同時に闇弾の様な攻撃を受ける危険性を分かってくれたようだ。


 「とりあえず、各自が試したい事を試したり、全員3発受けたり、とかやってみて、後は聖魔障壁で防ぎながら、隠れず戦うのも試してみようか」


 と言う事で、風魔法の風の護りでは闇弾を防げないとか、土の壁で闇弾を防げるとかも試しておく。


 その後、全員3発の闇弾を受けた見た処、3発程度では、精神異常にはならなかった。


 しかし、軽い混乱と言うか軽いめまいを起こしそうになったり、あった様だ。


 なので、これが酷くなったら危険かもと言うのは皆と認識を共有して、その後は4人が姿を現したまま、ビッグクラブの集団やインプの集団と戦う。


 ガチで魔法での殲滅戦。


 前衛はクラリッサが聖魔障壁を張る程度で暇そうではあったが。


 何度か戦った後、「これで最低限の訓練は出来たかな?」とマドリーンが聞いて来た。


 「う~ん。戦闘中に敵が消えて見えなくなるって経験もしておいた方が良いかもね」


 俺がレベルの上がったゴブリンアサシンとの戦いで、混乱した事を思い出しながら提案してみる。


 すると「ど。どうするのよ」と不安そうにしながらも聞いて来るのは、サブリーダーのマドリーン。


 「奴らが影隠魔法を使ったら、俺も影隠魔法を皆にも効果が出る様にして奴らに掛ければ良いかな。

  となると、パーティは抜けた方が良いのか」


 そう言うと不安そうに黙り込んだが「聖魔障壁や風の護りで。ああ。闇弾は風の護りでは防げないから、聖魔障壁により全力で守りながら……、範囲攻撃魔法で見えない敵を攻撃とかになるのかな」とマドリーンが対処法を考え聞いて来た。


 「俺は、そんな感じで倒したね。後は、聖魔障壁ごと体当たりとかしたか」


 「他には何が有るのよ」と、対処法を提案したんだから教えなさいよと言う感じのマドリーンに思い付いた事を言っておく。


 「聖魔光波は、追尾機能とか無くて直進しかしないけど、自分を中心に一定の範囲を聖なる力で吹き飛ばすような設定も出来るから、味方を巻き込まない様に意識しながら、連携して隙間なく吹き飛ばすとかも出来るかな。

  まあ、広範囲に放つと力が分散して行くから、射程距離はあまり無いと言う注意点があるか。

  後は、何があるかな?」


 「……、まあ、その程度で良いのか」


 「俺は強めに聖魔障壁を張って見ているから、実際どうなるのか遠慮なく使ってみて」


 そう言って、念の為にパーティを解散。


 マドリーンをリーダーにパーティを設定してから先に進み、俺がインプの数を4匹まで減らして「隠形を解除して」と指示をした処で、戦闘開始。


 普通に強化した矢系魔法で倒している。


 「ヨシマサちゃん。インプ達、普通に見えたんだけど」


 そうマドリーンからのクレームを受け考えてみる。


 「あ~。4人とも見えた?」


 そう言うと皆頷いている。


 「感知系のスキルを持っている人以外も見えたって事は、感知スキルの力で見破ったって訳じゃないのか。

  ああ。暗視の魔法をかけていたから、影に隠れられなかったのか。

  なら、光魔法のライトで行こうか。

  後は、敵が見えなくなる場合を想定した訓練なんだから、偽装スキルの隠形も掛けてみるよ。

  という事で、各自ステータスウィンドウ内の状態欄の中にあるステータスの『暗視』注視して出たメニューから『暗視』を消してみて」


 そう指示をし、光魔法のライトをマドリーンの頭の上の少し後方に固定化して発現させ、次のインプへと向かう。


 インプを4匹残しで俺が倒して、彼女達が姿を現すと、インプが戦闘態勢になり影隠を使用した。


 それに合わせ、俺も影魔法の影隠と偽装スキルの隠形をインプ達に掛ける。


 それと同時に彼女達の気配が、混乱したモノになった処を見ると、敵が見えなくなったようだ。


 見えないモノが見えるのではとすら思っているラファエラも、敵がいる事は分かるけど正確な位置は分からない感じか。


 『聖魔障壁は張られているから大丈夫だろうけど、どうするかな?』とハラハラしながら見ていると、先ずはマドリーンが風魔法ランク4の竜巻を、自分達を中心に発生させる。


 それによりインプは吹っ飛ばされ壁に叩き付けられたりしているが、広範囲に竜巻を起こした為か、洞窟と言う狭い空間だからか、威力が足りずに、倒し切れていない。


 それを黙って見ていると、戦利品が現れない事で倒し切れていない事に気が付いたのか、次は風魔法ランク5の風の龍を発動させた。


 風の龍は、細長い竜巻が竜に見えるような魔法で、それが最大数十飛び回り敵を殲滅して行く広範囲攻撃魔法だけど、この様な洞窟内では、数匹しか発生させていない。


 でも、それが器用に俺を避けながら、洞窟内の空間全体を一通り走らせたところ、4つ戦利品の魔石が発生。


 マドリーンは、彼女達には見える状態の俺の様子を見て魔法を解除した。

 マドリーンは、風魔法ランク5の風の龍魔法まで使ったようです。

 Eランクの魔物に対して、オーバーキルだとは思いますけど。

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