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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

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第239話 嫌な想像

 主人公は、早朝の始まりのダンジョン巡りをしています。

 ここには転生者が居たようですが、探している間に見つけたのはレベルの上がったゴブリンアサシンとゴブリンハイプーリスト。

 どういう事か、確認が始まるのでしょう。

 始まりのダンジョン中級の地下3階にいる、上位ゴブリン達。


 その中に、レベルの上がった個体が居た。


 それも以前苦戦したゴブリンアサシンだ。


 前よりは楽に倒せたな、と成長を実感しつつ戦利品の魔石や鋼鉄製の武器を回収し、通路の途中という不自然な場所にある宝箱に向かう。


 その罠を罠解除スキルにより確認し開けると、その中身は成長の宝玉、簡易転移の宝玉、ミスリルの剣Ⅲ、神酒だ。


 成長の宝玉を鑑定すると5倍。


 成長の宝玉を手に取り使用する事で39倍から44倍に成長スピードを伸ばせた。


 後は、簡易転移の宝玉も使う。


 それで追加された簡易転移先を確認。


 そして、考え込んでしまう。


 ここに居たのはオスのゴブリンだ。


 この異世界だとゴブリンの雌タイプは数が少ない、と言う知識が間違っていないのならば、だけど。


 そして、この世界のゴブリンやオークは、他種族の異性を拉致し、種馬にしたり苗床にしたりするタイプ。


 それも好んで。


 そして、ここで死んでいたのは、おそらく女性の転生者。


 この隠されたダンジョンでは、ゴブリンが他種族の異性を拉致して、と言う事が無いのなら良いんだけど。


 もし、あるのならば、ここに来た時になぶられ続けている女性を保護する事になった可能性もあったのか。


 殺し合う定めと言って良い、勇者候補同士なのに。


 と言う事は、見つけ出した勇者候補を助けずに逃げ出す羽目になったのか、俺が殺す事になったのか。


 助けて一緒に行動するのにしたって、放置するにしたって、その人の為人を知らない以上、リスクが高すぎるし。


 ある意味、死んでいてくれて助かったのか。


 そんな嫌な想像もしつつ先に進むことして、地下3階の残りの宝箱を回収し、地下4階の宝箱を回収し、地下4階にいたボスを倒しボスを倒す事により発生する宝箱を回収して、ダンジョンの外に出る事とした。



 始まりのダンジョンから出て、始まりの村の方を感知スキルで探索する。


 まだ、心配そうに起きている男性がいるが、何もしてあげられないか。


 まだ暗いから、次の国へ行こう。


 この大陸最後の始まりのダンジョンへ。


 移動しながら改めて確認すると、宝箱の内容は始まりのダンジョン中級の地下3階がミスリルの弓Ⅲ及びミスリルの矢200本、212553GAZU、エリクサーⅢ4個、水魔法の宝玉、結界の宝玉、風魔法の宝玉。


 地下4階が、ミスリルの剣Ⅲ、ミスリルの盾Ⅲ、ミスリルの槍Ⅲ、125653GAZU、エリクサーⅡ16本、弓技の宝玉、杖技の宝玉、生活魔法の宝玉、風魔法の宝玉、弱体化魔法の宝玉、光魔法の宝玉。


 ボスを倒したことで発生した宝箱からは、簡易転移の宝玉、神酒2本、魔晶石A3個、エリクサーⅣ7本、亜空間魔法の宝玉、盾技の宝玉、杖技の宝玉、闇魔法の宝玉、木工の宝玉、料理の宝玉。


 ここで、亜空間魔法を手に入れられたのは大きいかな。


 亜空間魔法は、亜空間収納により色々な物を収納し重さを感じず持ち運べるようになるだけの魔法では無い。


 亜空間部屋と言う、この世界の空間では無い異空間に人や動物が暮らせる部屋を造れる様になる。


 何故それが必要か、だけど。

 主人公は、亜空間魔法の宝玉が手に入れられて、喜んでいる様です。

 その理由は。

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