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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

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第238話 上位ゴブリン戦

 主人公は、王都近くの隠されたダンジョンを二つクリアしました。

 その2つ目のダンジョンでのボス戦で苦戦したりも。

 さて、今日はどんな事が。

 睡眠スキルのタイマーで、夜明け前に目を覚ます。


 と言うか、真夜中かな。


 今日は、この大陸で未だ行っていない残り2つ始まりの村へ行くつもりなので早めに起きた。


 そっとベッドを出たのだけど、ラファエラが目を覚ます。


 そして、少し不安で少し不満そうに俺を見ている。


 でも、前みたいに『私も一緒に行きます』とは言って来ない。


 そのラファエラに口づけをして「行って来る。その周りを感じられる力で皆を守ってね。地下室に裁縫の原材料を置いておくから、美容の為にしっかり寝てから、革防具とか服とか造るのも良いと思うよ」と言っておく。


 そして、装備を整え、もう一度キスをして寝室から地下室へと行き、地下室に裁縫用の原材料をたっぷり置いてから、簡易転移だ。



 ラリス王国の国境の都市ネベラル市へと簡易転移。


 そこから南東へと走り、村を超え、町に辿り着くと、道が北東と南東に分岐するので、北東に向かう。


 それで到着するのがラリス王国の始まりの村であるラーリリア村だ。


 村の中を感知スキルで探索すると、転生者が生まれる筈の家や畑は、誰も居ないのに奇麗に整備されている。


 ここは転生者が居るようだ。


 しかし、その気配はない。


 仲間に出来るキャラについてゲームを思い出しながら探ると、4人ともいるようだ。


 しかも、男性の1人はこの深夜に起きていて、心配そうな気配を纏っている。


 ……、また始まりのダンジョンで死んでいるパターンかも。


 男性が心配そう、という事は、ひょっとして女性の転生者なのか?


 まあ、男の親友が帰って来ないと言うパターンもあるか。


 そんな推測をしつつ、始まりのダンジョンへと向かった。

 


 転生者が襲い掛かってくる事を警戒しながら、始まりのダンジョンへ。


 ここは、巨大な岩の真ん中くらいにある窪みが入り口の筈。


 警戒しながら岩に触れると触れられる幻覚が解けて、中に入れるようになる。


 注意深く始まりのダンジョンの通路を確認すると、食料とか寝袋とかがある。


 なんて言うか、寝袋の横に置いてある着替えを見る限り、ここの転生者は女性の様だ。


 殺し合うのなら、男の方が気が楽かな。


 そう思いつつ先ずは通路内に簡易転移の場所指定と転移魔法の座標刻印をし、上級ダンジョンへの階段を隠している幻影を見破って、地下一階近くまで駆け下りて行って地下一階を探る。


 宝箱は一個も減っていなさそうか。


 通路へと戻り、次は中級へ。


 地下一階の宝箱は無いな。


 なら、俺と同程度か弱い筈。


 中級の地下一階近くの階段に座標刻印をして通路に戻り、初級に行ってみる。


 そして、初級の地下一階だけでなく地下二階を含め全てを感知の網を伸ばして調べてみると、ボスはいるが宝箱は一個も無い。


 既に初級はクリアしたけど、ボスは復活したと言う事か。


 改めて中級の地下一階近くの階段へ転移し、戦闘により俺の存在を感知されたりしない様に隠れたまま一切戦闘をしないで地下二階、地下三階と進むと、地下三階で宝箱が幾つか感知出来る。


 やはり、またここで死んだ転生者が居るのだろう。


 俺も厄介な目にあった上位ゴブリンであるゴブリンアサシンが居る階だからな。


 通路の途中に不自然に宝箱があり、その近くに強くなっているゴブリン達がいる。


 ボス部屋に行く為にも残った宝箱を回収する為にも、そいつらを倒す必要があるんだけど。


 奴等は、既にランク5.1となっている俺の偽装スキルによる隠形を見破れるかどうか。


 大丈夫だろうと思いつつ、挟み撃ちにならない様にと近くに居たゴブリンナイトとゴブリンハイメイジのパーティを倒すと、ゴブリンアサシンが目覚めた感じに。


 そして、気配を薄くしながらゴブリンプーリストとゴブリンアサシンが向かってき始める。


 戦闘の気配は、まあ、気が付き易いんだろうけど。


 上位ゴブリンともなれば、最初から感知スキルのランクがそれなりにある上に、レベルアップで強化されたりしていると言う事か。


 と言う事は、ハイプーリストの方も危険そうなんだけど。


 まだ、奴らは見えないので、もう一度偽装スキルの隠形をかけ直してみる。


 なるほど。


 流石、偽装ランク5.1か。


 戦いの気配と言った騒がしいモノでも無ければ、俺が見えていない状態であれば再度隠形がかけられる。


 こちらの気配を感知出来なくなったことに戸惑った気配を纏いながら、こちらに向かって来るゴブリンアサシンとゴブリンハイプーリスト。


 感知能力が高いのは間違いないので、ゴブリンアサシンの視界に入ると隠形が解かれるかもと、注意しながらどう攻撃するか考える。


 火槍とか発生させると感知される可能性はあるから、一気に業火で止めを刺しに行くのも良いが。


 そんな事を考えていると、迷路の曲がり角からアサシンが姿を現す。


 ハイプーリストは後ろで待機しているようだ。


 魔物もそう言う戦い方が出来るんだと思いつつ、まだ距離がある事からスピード重視の高速火槍を4つ発生させて撃ち込むと同時に、こちらを感知したゴブリンアサシンが「ギィァ」と何かを叫ぶ。


 「やったか」と小声でフラグをたてていると、やっぱりハイプーリストの邪魔障壁により高速火矢が防がれる。


 前に邪魔障壁により苦戦させられたゴブリンはゴブリンナイトだったけど、それと同じパターンだ。


 ならばと、ゴブリンアサシンだけでなくハイプーリストも効果範囲に入れ、イメージにより発動時間の延長し、高温業火を発動。


 それを邪魔障壁で防いでいるゴブリンアサシンに高速石槍を、まだ曲がり角の向こうに居るゴブリンハイプーリストに爆裂魔法の大爆裂を打ち込むが、どちらも邪魔障壁に防がれダメージを与えていない様だ。


 魔法を重ねても駄目か。


 前は、こちらの聖魔障壁と風の護りをぶつけて邪魔障壁を壊したんだったかな。


 ああ。


 こちらに近接戦闘を仕掛けて来た為に障壁が弱くなったタイミングでもあったか。


 そう過去の戦い方を思い出しつつ、MPの残量を見つつ、もう一度更に強化した高速石槍と大爆裂を打ち込むが、同じく破壊できない。


 そうしているうちに業火の発動が終わり、ゴブリンアサシンがこちらに向かって来る。


 それを目で追っているのが分かったのだろう。


 ゴブリンアサシンが、警戒を強めるのが分かったのだけど、こういう場合、どうするのだろうと聖魔障壁を強化しつつ受け身に回る。


 その向こうに、ゴブリンハイプーリストも見え、それと同時に邪牙と言う魔力によって造られた仮初の牙を打ち込んでくる。


 それを避けていると、それに合わせて小刀で切りかかってくるアサシン。


 小剣で聖魔障壁を破られるわけにもいかないと、アサシンと俺自身を大爆裂で吹っ飛ばす。


 まあ、俺も奴も障壁に守られているけどね。


 その爆裂に巻き込まれながらもう一度偽装スキルの隠形を行い、俺を見失って慌てているアサシンを横目にハイプーリストに向かい、聖魔障壁と邪魔障壁を激突させる。


 それで勝ったのは聖魔障壁。


 向こうはこちらを認識していないけど、こっちは認識しているから、ぶつかる瞬間に聖魔障壁の強化が可能だからね。


 そのまま、邪魔障壁を張り直される前に大爆裂で、ハイプーリストを木っ端みじんに。


 ああ。


 ゴブリンの細切れは汚い。


 聖魔障壁が護ってくれているから良いけどさ。


 そんな事を思いつつ、ゴブリンアサシンを確認。


 驚き、こちらを睨みながら、「ギィィィ」とか叫びつつ俺に突撃してきている奴に業火をお見舞いし、その命が燃え尽きるのを確認した。

 主人公は、レベルの上がったゴブリンアサシンとゴブリンハイプーリストを倒しました。

 以前ほど苦戦しなかったのは、強くなったからなのか、対処する方法を学んだからなのか。

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