第204話 魔物が少ない地下4階
主人公は、順調に裁縫神の祠を進んでいます。
裁縫神の祠地下3階での戦闘。
基本、魔物はDランクの上に戦利品として残る裁縫の原材料確保の為に大量に倒した事もあり、マドリーンとアリーサとクラリッサが4級職でレベル上限になった。
転職させたい気もするが、次は3級職の薬師と採掘士を経て5級職の魔法薬師と鍛冶師と裁縫士を経て、未だ極めていない4級職になってもらう予定。
生産系の3級職や5級職の低レベルだと弱体化するのが気になるんだよね。
冒険者ギルドの受付嬢にはイレギュラーがあるって言われたし、地下4階の状況が分からないし。
と、転職を地下4階である程度戦ってみてから、と先送り。
ただ、クラリッサは5級職の聖騎士に就けるという事で転職してもらい最低限のレベル上げを行っておく。
戦利品も欲しかった為に結構な数の魔物を倒した地下3階での狩りを終え、地下4階へと向かう。
なお、レベル上限に達した事により、マドリーンは大神官LV40で異常治療魔法を取得しランク5にした。
アリーサは、魔究師LV40で土魔法をランク5にするのかと思ったら、爆裂魔法をランク2にした。
気になったので理由を聞いた処、4元素魔法は宝箱から得られる宝玉で強化できるので、微妙って思ったらしい。
確かに、納得の理由だね。
クラリッサは、騎士LV40で防御力アップをすべきと考えたようで、受け流しスキルをランク2に。
そして、転職により聖騎士になった事で、騎士と比べると状態異常耐性、聖魔法、防御を新しく取得出来る様になったそうだ。
このうち、聖魔法は神官系で取得しているので、持っていないのは2種。
なので、LV1で状態異常耐性、LV11で防御、LV21で状態異常耐性を取得したそうだ。
状態異常耐性とは、毒状態とか麻痺状態とかの状態異常になり難く、悪い症状の軽減、早く状態異常から回復出来ると言った効果のあるスキルなので、まあ、前衛が持っていてくれるとありがたいか。
いや。全員に必要だな。
細かく言うと、ランク1で毒、病気、眠り、視界異常に強くなり、ランク2で麻痺、混乱、呪に強くなる。
厄介な、即死、石化、ステータスダウンに強くなるのはランク3からなので、全員ランク3以上になって欲しい処だけど。
防御スキルは、ゲームみたいにこのスキルを使っている間は盾での防御に補正が入るし、全ての攻撃のダメージが減るし状態異常にもなり難くなるが、こちらから攻撃できなくなる又は攻撃すると解除されるスキル。
正直、攻撃系の前衛であるクラリッサに必要かな?、とは思うが一通り取っておくことにしたそうだ。
そんな事を聞いたり確認したり階段を下りたりしながら、念の為にMP回復薬Ⅲを飲んでいると「私達は戦わなくていいの?」とマドリーンが確認してくる。
「ここは、他の冒険者が来る可能性があるからね。
俺が魔法でさっくり倒して、出来るだけ裁縫の原材料を確保しようと思っているんだよね。
他にも、隠されたダンジョンと違って、レベルが上がっている個体が居るから危険度は高いし、リスクを負いたくないし」
「でも、何時もと違ってMP回復薬を飲んでいるって事は、MPが不足しているでしょ」
「うん。リスクを取るくらいならMP回復薬を消費する方がマシって事。裁縫の原材料集めに無理している部分もあるけどね」
「ふ~ん。次は、グレーターキラーグラスにアサシンスパイダーでしょ。何が取れるの?」
「麻の原料と綿の原料と蜘蛛の糸の原料だね」
「そっか。なら、また大量に倒すつもりなんだね」
「相手がDランクだから、経験値集めにもなるしね」
そんな話をしていると、地下4階が見えて来た。
でも、常設でしている感知の探索の反応が少し変な気がする。
……、魔物の数が少ないのか。
いや。
魔物が2種類いる筈なのに1種しか感知出来ない?
「何か変だから、階段で待っていて」と言って、1人で地下4階に入る。
地下4階は、大き目の広葉樹がそれなりの頻度で生えている平原と森の間という感じの地形か。
そんな確認をしつつ感知の探索を任意で広範囲に行う。
……、ボスらしき反応が無い?
後ろを振り向き、皆に注意をしようとしたところで、ダンジョンの壁沿いに上から大量の巨大な岩が落ちて来た。
主人公は、トラップか何かに引っかかったのでしょうか。




