表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第4章 4人目の仲間編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

198/283

第198話 サブリーダー決定

 主人公は、自分が死んだ後の事を考えて、幾つかの貴重なモノについて、サブリーダーにも持っておいてもらう事にしたようです。

 そのサブリーダーを決める方法ですが。

 また、死んでいる転生者・勇者候補がいた。


 次は、生きていて戦いになるかもしれない。


 そう思うと、貴重品を自分だけが持っていていいのか。


 その思いが強くなってきたので、とりあえずサブリーダーを決めて、その人にも貴重品を持ってもらう事にしよう。


 まあ、本当は全員が分担して持っておく方が良いんだけどね。


 そう思いつつ話を進めていると「それで、どうやって決めるの?」と、マドリーンが諦めた感じで言ってくる。


 「話し合いでも、あみだくじでも、指名した人が多い人でも」


 俺がそう言うと「……、マドリーンさんで良いのでは。今でもサブリーダーですし」と、クラリッサがアッサリと言って来る。


 「えっ。そうだっけ」と、マドリーンは認めていないが。


 「そんな感じだよ」と、アリーサも認める。


 「そうですね。私は新入りだからサブリーダーには向かないでしょうし」と、ラファエラも。


 「え~と。ラファエラは既に偽装スキルをランク4で持っているでしょ。

  持っているモノや力を隠せると言う意味だと、今一番隠したいモノを持つのに向いているのは、ラファエラになるんだけどね。

  まあ、リーダーの資質がどうこうっていう話ではないけど」


 と、一応マドリーン以外の選択肢も言っておく。


 「そ、そんな。でも駄目ですよ」とラファエラは困っている。


 なので「なんで?」と素直に聞くと「皆さんが納得しないでしょうから」と言って来るが。


 「はあ。ヨシマサちゃんがお告げで選んだ人だから、性格は信頼できるんでしょ」


 「そういう事。まあ、プレッシャーになるといけないから言うと、当然、サブリーダーになると決めたら、誰がなったとしても遠からず4つ目の才能を得てもらう。

  そうなると斥候系も極めていけるから、偽装スキルも高ランクに出来る。

  だから、自分で言っておいてなんだけど、斥候系が極められると言う事が決め手とはならないけどね。

  と言う事で、あみだくじでも、指名制でも。

  俺は、4人なら誰でもOKだと思っているから指名していないんだし」


 そう言うと、4人はしばらく黙っていたかと思うと。


 「マドリーンが良いと思う」とアリーサ。

 「マドリーンさんで」とクラリッサ。

 「マドリーンさんが良いと思います」と、ラファエラ。


 「マドリーンは誰が良いの?」と、皆に押し付けられて愕然としているマドリーンにも聞いておく。


 嫌そうにしていたのは、自分がサブリーダーになる事になりそうだと思っているから、だと思っていたんだけど違ったのだろうか。


 しかし、ついさっきも、皆を仕切っていたのにサブリーダーだと言う自覚が無いとは。


 「……、偽装スキルをランク4で持っているからラファエラちゃんが良いのよね」


 「現状ではね。俺が居ない状態でも、状況に応じ即座に色々と偽装できるから」


 「じゃあ、ラファエラちゃんで」とマドリーンは自分の推薦する人を決めたんだけど、今更だ。


 「と言う事で、マドリーンに決まりかな」


 「うん。でも、暫定ね」と、マドリーンは認めたく無くない様だ。


 まあ、俺だって自分が世界を救う為に行動しなければならない勇者候補の一人、なんて認めたくないしね。


 そう思いつつも「拘るね」とマドリーンをけん制しておく。


 「だって、王女とか仲間にするんでしょ。普通リーダーって言ったら、そっちだよ」と、マドリーンは未だ逃げ腰だ。


 「あ~。そういう事ね。まあ、王女って言っても色々いるだろうから、まあ実際に付き合ってみてだよね」


 「と言うか、お告げではどうなのよ」と、流石サブリーダーのマドリーンは、王女について確認してくる。


 「あ~。一人目は化けると優秀な女王って感じになるし、二人目も化けるとカリスマリーダーって感じの女王になるかな」


 ゲーム内では、どん底に落ちた後の主人公との会話や主人公の行動・選択で、性格が変わった事を思い出しつつ情報を提供しておく。


 すると「化けるってどういう意味?」と、理解できないマドリーンが言って来る。


 「まだ、若いからね。本人に女王となるだけの資質はあるから、そういう風に成長すれば、確かにリーダーって感じになると思うよ」


 「そっか。なら安心だね。私は暫定サブリーダーって事で」


 「……、でも、俺の好みとしては、か弱い元王女でいて欲しいからな。リーダーっぽくならない方が嬉しいんだけど」


 「……、なんでよ」と、マドリーンは怒り気味に聞いて来る。


 「いや。強すぎる王族タイプになると、俺がこき使われて大変になる可能性があるから」


 「そうなのかもしれないけどさ」とマドリーンはまだ不服の様だ。


 俺だけでなく、マドリーン達もこき使われる可能性があるのにね。


 そう思いつつ「と言う事で、これが亜空間魔法スキルの宝玉を使って」とマドリーンに催促する。


 でも「いやよ。使ったら後戻りできなくなる気がするし」と拒否されてしまった。


 「う~ん。サブリーダーではなく倉庫番って事で良い気もするけど。まあ、格納箱スキルの宝玉でも良いけどね」と妥協案を出す。


 「ああ。それなら皆も持っている、と言うか今のスキルランク1でダメなの?」とマドリーンは妥協案も納得できない感じ。


 だから「本格的に使うと、あっという間にいっぱいだからね」とハッキリとその理由を伝える。


 そこまで言って「分かった」と納得したマドリーンに格納箱スキルの宝玉を渡して使ってもらい、貴重品を格納してもらった。



 サブリーダー決めを終えた後は、皆と狩りに行く為に、王都の門へと向かう。


  王都の門で前の通行証を渡し、まだ使用期限が残っているラファエラ以外の4人分を新たに10日分の通行証を発行してもらい38000GAZUを支払う。


 そう言えば、冒険者ランクをFにすれば、門の使用料を唯に出来るんだけど。


 まあ、今は良いか。

 主人公は、成長の宝玉、神酒と言った一部の貴重品をサブリーダーのマドリーンに渡しました。

 これで、死後も安心と言う訳ではないのでしょうけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ