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異世界とゲームは違う様です。~やり込んだゲームに似た異世界で生き残りたいのだけど、ゲームと違う事が多過ぎて困っています~  作者: 下見野大
第2章 3人目の仲間と王都編

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第112話 ボス戦に向けての皆の強化

 主人公は、王都近くの隠されたダンジョンの地下3階で、はじめて戦う魔物達との楽で確実に倒せる戦い方を検証をしている様です。

 でも、それを終えたので、マップを埋める作業に移ったようですが。

 楽にMPを節約しながら大量に魔物達を倒す為、及び危険な目にあわない為の戦いの検証は、ほぼ終えた。


 後は、今日中にこのダンジョンはクリアしたい。


 と言う事で、地下3階のマップを埋める作業へと移る。


 当然、マップを埋める為の移動途中にいる魔物は倒した。


 その数は、ファングアリゲーターが75匹、サハギンが88匹。


 俺以外で倒したのが、マドリーンがサハギンを43匹、アリーサがファングアリゲーターを54匹だ。


 マドリーンがサハギンだけ、アリーサがファングアリゲーターだけ倒したのには理由がある。


 マドリーンの風魔法の風槍では攻撃力不足で、ファングアリゲーターに2発撃ち込んでも倒せなかったから。


 もう一つの水槍も、水に対する耐性があるのか、同じく2発撃ち込んでも倒せなかったしね。


 それに対し、アリーサの石槍は、頭の辺りを狙って打ち込んでもらえば一撃で倒せた。


 それに対し、サハギンは同じく水に対する耐性があるのか水槍では倒せなかったが、マドリーンの風槍でも問題なく倒せたので、偏った倒し方になったわけだ。


 ちなみに、俺が接近戦で苦戦した事もありクラリッサには接近戦をさせる訳にも行かず、今回は後方で応援となった。


 「は~。検証も必要なのね。これなら4属性全ての魔法を取った方が良かったのかしら」とファングアリゲーターを槍系魔法でも一撃で倒せなかった事にマドリーンが少し落ち込んだ感じ。


 「いや。高ランクになった風魔法スキルによる風の護りとか助かっているでしょ」


 「そうだけど。う~ん。もう一属性強化しようかな」


 「まあ、魔究師では後LV40で取得出来るから強化は出来るだろうけど、1人で戦う訳じゃないし、そこまで気にする事も無いと思うけど。

  後は、攻撃力の高いランク4や5の魔法を何十回と使える様になるって方法もあるけど、そちらの方は消費MPの事を考えると、ちょっと無理そうだけどね」


 「そっか」と言いつつ、まだ不満の様だ。


 魔力操作スキルを渡せれば、もっと魔法を強化できるようになるんだけど、あれはなかなか手に入らないからな。


 そんな事を考えつつ、ボス部屋に向かった。


 ちなみに、この階層の戦闘で俺はレベルが1上がり35に。


 他の三人は、マドリーンが大神官LV31になり異常治療魔法を取得しランク3にした。


 俺が「どうするの?」と聞いたら「ヨシマサちゃんが毒に対してあんな戦い方をするんだから、治療系魔法以外に選択肢ないでしょ」と怒りながらの選択だった。


 アリーサは、魔究師LV31になり、火魔法を取りランク2に。


 マドリーンの風魔法が攻撃力不足に見えたのが、ちょっと大きかったようだ。


 火魔法は、攻撃力が高い上に、質量攻撃の側面が無く機敏に動くから。


 クラリッサは、神官LV27が30になり傷治療魔法を取得しランク2にした。


 どうも、マドリーンが異常治療魔法を取ったので、そちらにした感じかな。


 その後の転職時に、大神官と騎士の二つが選択できるようになりどうするか悩んでいたので「4級職はレベル21で転職可能になるから、どちらかでレベル21になり、その後しばらく鍛えたい方へ転職と言う形が良いんじゃない」と言うと、あっさり大神官へ転職した。


 長く戦う方として騎士を選んだと言う事は、自分は前衛と言う意識が強いのかもしれない。


 大神官LV1で傷治療魔法、異常治療魔法、杖技、精神異常耐性、生活魔法、聖魔法の選択肢から、聖魔法を取得。


 その後は、LV11傷治療魔法を取りランク3に。


 LV21では、生活魔法か聖魔法で悩んでいたが、生活魔法はスキル追加の宝玉が手に入り易いからとの俺の助言で、聖魔法をランク2にした。


 そして、騎士に転職しLV1で剣技、槍技、槌技、斧技、盾技、体術、傷治療魔法、異常治療魔法、生活魔法、精神異常耐性、受け流し、物理耐性の選択肢から、受け流し。


 LV11で物理耐性。


 LV21で剣技か受け流しか物理耐性のどれをランク2にするかどうか悩んでいたのだけど、意見を聞かれたので「俊敏のステータスが上がるとランク1の剣技では指示や指導が間に合わなくなるらしいよ。まあ、剣技スキルの宝玉は手に入り易いから他のスキルでも良いと思うけど」と言うと剣技を取得してランク2に。

 

 LV31で更に剣技を取得しランク3とした。


 『剣技スキルなんてスキル追加の宝玉でランクを上げれば良いのに』と俺は思ったんだけど、『スキル追加の宝玉を貰う事に対して抵抗があるのかな』と少し心配にもなった。


 まあ、本人の意思を尊重するしかないし、これで現状だとベターな状態だろうと、ボス部屋に向かう事とした。

 主人公は、ボス部屋に向かう様です。

 皆と始めてするボス戦。

 ちゃんと考えているのでしょうか。

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