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朱雀と赤黒い髪の男の子の戦い 

今日は朱雀が強敵と戦うお話。

ここは人間界。


朱雀は玄武と別れ、赤黒い髪の男の子を探していた。


「何だ。これは?」

朱雀は人間界でドロドロしたものがあり、建物が溶けている。


「まさか、マグマか。」

朱雀は驚いた。


「当たり。まさかこの辺に来る人間がいるとはな。」

赤黒い髪の男の子がそこにいた。


「ふん。お前がこうしたのか。」

朱雀は質問した。


「そうだ。オレだ。」

わるびれる様子もなく答えた。


「ふん。似た者同士だな。俺等は。」


「お前と一緒にするな。」

男の子はマグマを出し、襲いかかってきた。


「溶けろ!」


「相手が悪かったな。」

朱雀は自信満々に言った。


「凍らせるつもりか?」


「いや、燃やす。」

朱雀は鎌を取り出し、

「燃えろ。」

と叫ぶ。すると鎌が炎をまとう。


「ふん。マグマに火がかなうと思っているのか?」


「どうだろうな。」

朱雀は鎌を構え、走る。


「そのまま溶けてしまえ。」

男の子はマグマを出し攻撃してきた。


だが、朱雀はそのままの勢いで突っ込んだ。


「ふん。馬鹿なやつだ。」

相手は完全に溶けた。

そう思ったが、


「一発くらいくらっとけ。」

なんと朱雀はマグマを通り抜けてきた。


ザシュザシュと鎌を振り回すと、口の片側と右目が切れた。


「何だと?このオレが切られるだと?お前、何者だ。」

相手はさすがに面食らったようで、驚いていた。


「オレが、何者かは知らなくていい。オレはお前を燃やす。ただそれだけだ。」


「そうか。じゃあオレもお前を溶かすだけだ。」

男の子はマグマを全身にまとう。


「お前は何がしたいんだ。あんな人体実験施設にいる意味はあるのか?」

朱雀は男の子に言った。


「お前には分からねえよ。早く倒れろよ。」

男の子はマグマを朱雀に当てる。


「倒れるわけねえだろ。」

朱雀は、すべて当たっているが焼けることも溶けることも無かった。


「なら、溶けるまで身体を押さえつければいいだけだ。」

男の子は朱雀をガッシリ捕まえようとした。


「ふん。オレは女の子にしか興味ねぇよ。」

そう言い朱雀はひらりとかわし、鎌で切った。


「痛ぇな、ボケが。」

男の子は鎌で切られたが生きている。


「お前は不死身か?」

朱雀は疑問を持った。


「なわけあるかよ。」

男の子は否定し、マグマで地面を溶かしてゆく、


「そうかよ。」

朱雀は飛び、男の子に切りかかった。


「マグマドラゴン。発動。」

朱雀が飛んで近づいた。その時、男の子はそう言い手から巨大ドラゴンを出した。

そして朱雀はドラゴンに飲み込まれてしまった。


「じゃあな。俺はやることがまだある。」

そう言い、男の子はどこかに行ってしまった。


朱雀は、ドラゴンの中から言葉を聞き、ドラゴンから出ることにした。ドラゴンは空を飛ぶ


「ふん、ドラゴンだと?」

朱雀はドラゴンが空を飛んでいる時に考えをめぐらした。そして鎌で切ることにした。


ザクッザクッ。


グァーーギャー。

ドラゴンが叫び、地面に真っ逆さまに落ちていく。


そして、

バシャーンと海に落ちた。


ジュージューとドラゴンの外から音がして、ドラゴンから出ることができた。

そしてドラゴンを見て


「あぁ、なるほどな。マグマだからオレと同じように弱って、溶けたのか。」


ということが分かった。


「ふん。アイツは逃げたか。人間界でこれ以上、暴れられたらオレ等の仕事が減る。」


【玄武。赤黒い髪の男の子は逃げた。そっちはどうだ?】

とテレパシーを送った。

死神兄妹達はテレパシーも使えるようだ。


「次は絶対に逃がさねぇ。」

朱雀はそう決意した。






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