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恐るべき人体実験施設

今日は人体実験施設のことについて書きました。

ここは死神界。

死神大王様のお屋敷のキラの部屋。


キラの部屋は病院の機械や手術道具などたくさんある。


「ゼロ、キラさん。ここは?」

龍星が部屋を見渡しながら、ゼロとキラに聞く。


「ここはキラの部屋でな。手術したりする部屋でもある。」

ゼロが説明した。


「………私の部屋」

キラも答えた。


「で、ここで何をするんですか?」

龍星がビクビクしながら聞く。


「体を調べる前に、人体実験施設のことについて詳しく聞こうと思ってな。話してくれるか?」

ゼロがキラの代わりに説明し聞いた。



龍星はビクビクと思い出しながらポツリポツリと話し始めた。

「…………そこでは恐ろしいことがおこなわれていました。

たしか、……人体の解剖、人間の改造、拷問、機械のように働かせる、差別、バケモノをつくる………などですね。人を人として扱ってくれないんです。その他にも何かしているかもしれません。」


「そうか。龍星は何をされたんだ。」

ゼロが聞いた。


「僕は体を解剖された……と思います。」

龍星が怯えながら言った。


キラが突然立ち上がり、扉を見た。


「………誰?」

キラが扉の小さな穴にむかって、小さくつぶやく。


すると、


「破壊してやる。必ずオレ達でな。」

玄武が急に部屋に入ってきた。


「盗み聞きか。玄武?」

ゼロが聞いた。


「当たり前だろうが。オレは破壊神だからな。」

玄武は常に破壊するものを探している。

だから、龍星の話しを聞きに来たのだろう。


「玄武さん。びっくりしました。いつからいたんですか?」玄武に龍星は聞いた。


「さっきからだ。」

玄武は言った。


「とにかくだ。施設にはオレと白虎、玄武と朱雀でまずは行く。それでいいか?玄武。」

ゼロは聞いた。


「はぁ?(怒)あいつもいるのか。まあ、仕方ねぇな。」

玄武は朱雀のことが少し嫌いなようだ。


「大丈夫ですか?そんな人数で。」

龍星が聞いた。


「あぁ。問題ない。」

玄武は自信満々で言った。


「それより、人体実験施設とはな。いい度胸だよな。玄武?」ゼロが聞いた。


「あぁ、絶対破壊してやる。」

玄武は左手を闇に染めた。


「やめろ。今はな。」

ゼロが止めた。


「破壊してくれるんですか。玄武さん。」

龍星が聞いた。


「玄武でいい。あぁ、オレとゼロ、朱雀がいるんだ。必ず破壊できる。絶対に許せないからな。」


「ありがとうございます。」

龍星は感謝した。


「とりあえず調べるか。玄武、雷ちゃん、風ちゃんに場所を調べてもらってくれ。」

ゼロは玄武に言った。


「あぁ、白虎と朱雀は任せたぞ。」

玄武はゼロに説明してもらうことにしたようだ。


「僕はどうすればいいんですか?」

龍星はゼロ達に聞いた。


「体のことを調べるからな。少し眠ってもらうがいいか?」ゼロが聞いた。


「はい。分かりました。」

龍星はビクビクしながらも決意したのか頷いた。


「………おやすみ。」

キラはそう言い、龍星をすばやく眠らせた。


「相変わらずはやいな。薬か?」

玄武が感心して言った。


「………うん。」


キラは実は薬剤師などのたくさんの病院関係の資格を持っている。そのため、とても頭が良い。薬を作ったりなどもしているようだ。


「さてと、仕事するか。」

玄武が言った。


ゼロと玄武は部屋から出て行き、キラは龍星のことを様々、調べ始めた。

身長などはもちろん、頭などたくさん調べていた。


玄武はおもちゃやお菓子などで、風ちゃんと雷ちゃんに施設の場所を調べてもらっていた。


ゼロは朱雀と白虎に、どんなにヤバいことをしているのかなど、龍星から聞いたことを細かく説明した。


そして、それぞれができることを頑張って施設のことを細かく調べ上げていった。どんどんと危険で恐ろしいことが分かっていった。


そして今夜もまた闇が深まっていく。


そしてここから長い戦いが始まることをまだゼロ達は知らない。









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