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ゼロ達、龍星の大歓迎会

今日は龍星の歓迎のお話。

ここは死神界。

死神界にある死神大王様の大きなお屋敷。


お屋敷の中のある場所。


「ここは?」

龍星がゼロに聞いた。


「ここはオレ達の家だ。とても広く、何もかも大きい。」ゼロが答えた。


「僕の寝る場所はどこにするの?」


「それは空いている部屋であとで決めてもらうとして、今はご飯と挨拶が先だな。」


「は~い。」


ゼロはテレパシーを使い、兄妹達を呼び出した。

そして、ゾロゾロと集まってきました。


「オイオイ、この可愛い男の子は誰だ。」

髪が赤い朱雀が聞く。


「朱雀、みんな、紹介しよう。この子は龍星。

今日からオレ達の兄妹の一人だ。」


「よろしくお願いします。」

龍星はペコリと頭をさげた。


「あぁ、まずはオレからだな。オレは朱雀だ。オレは料理が好きで、よく料理を暇な時などしている。まぁ、今はこれくらいでいいか。よろしくな。龍星。」

朱雀が我先にと自己紹介した。


「次は私だな。私は白虎。海が好きでよく見ている。

ただ、この世界で一番嫌いなのは朱雀だな。よろしく。」

白虎が自己紹介した。朱雀は怒って炎を出そうとしたが、ゼロにとめられた。


「次はオレか?オレは破壊神、玄武だ。」

玄武はさっさと自己紹介をした。


「次は私かしら。私は青龍。よろしくお願いします。」

金髪の青龍がおっとりと自己紹介した。


「「次は僕達だね。」」

二人そろって声をあげたのは

「僕は風ちゃん。よろしくね」

「僕は雷ちゃん。よろしくね」

風ちゃんと雷ちゃん。どちらもそっくりで男の子にも女の子にも見える可愛い二人でした。


「え。二人共、そっくりだね。」

龍星がびっくりして言った。


「「うん。そうだね。可愛いでしょ。」」

二人は顔をお互いにみながら言った。


「うん。とっても。」

龍星が言った。


「次はキラとパンドラだな。」ゼロが見渡しながら言った。


「………私はキラ。……よろしく。」


「キラはあまり話すことがないんだ。」ゼロが龍星に説明した。


「パンドラっていう人は?」

龍星が朱雀に聞くと

「あぁ、あいつは、多分部屋の中だな。なぁ、たしかそうだよな。ゼロ。」


「あ、あぁパンドラならありえる。」

朱雀に聞かれたのでゼロは答えた。


「?」龍星は頭に?マークがうかんだ。


「パンドラは病弱でな。体がガリガリなんだ。オレ達もあんまり会わない。でな、龍星。ここが大切だ。パンドラはな、喋ることができない。分かったか?」

朱雀が龍星に説明した。


「それは大変だし、喋れないなんて可哀想だね。」

龍星が心配しながら言った。


「あぁ、オレ達もそう思う。とにかくあまり姿をあらわさないということだけ覚えておいてくれ。」朱雀が言った。


「分かった。みんな、今日からおねがいします。ゲームが好きで、よくゲームをやるので時々は対戦おねがいします。」龍星がみんなを見ながら言った。


「「「よろしく!」」」


「では、そろそろ夜ご飯にしましょう。ゼロ様。手伝ってください。」白虎がゼロに声をかける。


「あぁ。」

ゼロが頷き、部屋を白虎と移動した。


「じゃあ、龍星、案内するぜ。ご飯はだいたい、いまいるみんなで楽しく食べている。食堂はこっちだ。」


「本当に広いですね。朱雀さん。」


「朱雀でいい。そうだな。あまりに広くて迷うくらいだ。」


「今日のご飯はなんですか?」

龍星が聞く。


「そうだな、今日は龍星がいるから、多分いつもより多く出るだろうな。おっと、今仕事が入った。すぐに戻ってくるから、食堂まではみんなと行っといてくれ。」


「えぇ、ずいぶん急ですね。頑張ってください。」 

龍星が朱雀の背中に向かって言った。


「おい。たしか龍星だったな。」

玄武が言った。


「はい。そうですよ。なんですか?」


「ゲームは何をしているんだ?」

玄武と龍星は移動しながら話し始めた。


「ゲームは、大乱闘とかですね。他にもたくさんしています。」


「そうか。オレも暇だったら付き合う。」


「ありがとうございます。食堂はまだですか?」


「あと少しまっすぐ進むとつく。」

玄武はそう言って、先に行ってしまった。


「あ、やっとついた。ここか。もう少し話したかったな。」

龍星がつぶやく。


「あら、龍星君。どうしたの。」

青龍が聞く。


「あぁ、青龍さん。いや、特になんでもないですよ。」


「あらそう。寂しかったりしたら、大浴場でお風呂に入ると気持ちいいわよ。」

青龍はアドバイスした。


「ありがとうございます。」

龍星はペコッと頭をさげた。


「おーい。龍星。みんなやっとできたぞ。」

ゼロと白虎が大量の料理を運んできた。


(さすがゼロ様。あんなに料理を運べてすごいです。)

白虎はいつもゼロに対し、尊敬、感心している。


「「わ~すごい。」」


「「これ全部、白虎お姉ちゃんとゼロ兄が作ったの」」

雷ちゃんと風ちゃんが聞いた。


「あぁ。たくさん食べろよ。」


「やったぜ。いつもよりたくさん食べてやる。」

玄武が言った。


「お前はもう少し少なくてもいいと思うがな。」

いつの間にか帰ってきた朱雀が言った。


「何だと。破壊と食べ物だけは奪わせないからな。」

玄武は左手を変えた。左手はいつもより真っ黒で真ん中に赤く鋭い口がついている。


「やめろ。玄武。料理を台無しにする気か?」

朱雀が言う。


「どうしましょう。ゼロ、白虎さん。」

龍星が料理を守りながら言う。


「やめろ。今すぐに。」

ゼロが静かにそして右手を闇に染めながら。


すると、二人はピタッと動きをやめた。ゼロがもっとキレたら、怖いと分かっていたからだ。


「すまん。ゼロ。」

二人はあわてて謝ってきた。


「いや、いつものことだからいいが、今日だけは喧嘩するなよ。」


「あぁ。」

朱雀と玄武は反省した。


「玄武、さっき暴走化しようとしただろ。」

朱雀が聞く。


「あぁ、オレの楽しみを奪おうとするやつはみんな破壊すればいいと思った後、目の前が赤くなった。」

玄武は静かに言った。


「いや、それよりもはやくご飯を食べようぜ。」

朱雀が席に座りながら言った。


「みんな、席についたな。」

ゼロが席に座ったのを確認して言った。


「いただきます。」


「「いただきます。」」


ゼロ達はたくさん食べた。

風ちゃん達二人は仲良く話しながら、

白虎はゼロのことを見ながら、

朱雀と玄武は龍星が引くぐらい食べた。

キラは少し食べ、みな思い思いに食堂で食べていた。

パンドラは、食堂にはいなかった。

まぁ、いつものことである。


そして、龍星を部屋に案内してみんな、思い思いに部屋で過ごしていた。


そして今日もまた夜の闇は薄れてゆく







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