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終話 社長権限

終話 社長権限


僕はその光景を目にし、呟いた。


「そうか、僕もヒメも、あの時の彼奴らも、考えていた均衡にはたどり着けなかったんだな……」


……ブォンブォンブォンブォンブォンブォンブォンブォンブォンブォンブォンブォン


 超高高度の頭上には、ひとつずつは豆粒大にしか見えないが、おびただしい数の魔導飛空挺が宙を埋めつくしており、辺りの惨状は恐らくはこいつら帝国が暴れた結果なのだろう……。


「デメテル……、すみません。この世界の家族や沢山の人達の仇を取りたいです。勿論、どうなっているかは分かりませんし、ただの八つ当たりかもしれませんが。手伝って貰って良いですか?」


「勿論じゃ、たが自身の身体は隠しておくのじゃぞ?」


「はは……」


 この時既に、僕は全員と別世界で会えると信じ、行動に移していたのだと思う。要は、自分達が作った均衡の仕組みが成立してなかったから、単純にキレてしまってたのだと、あとになってから思う。


 お互いに宙を見上げ、当てどころの無い悲しみをぶつけるように、宙を睨みつける。


――ひゅーーーーーっ


――ズドーーーーーーーーーーンッ!!



――ひゅーーーーーっ


――ズドーーーーーーーーーーンッ!! ズドーーーーーーーーーーンッ! ズドーーーーーーーーーーンッ



「くっ……、いきなりじゃねーーーかよっ!!」


 僕は執事君に抱えられながら、デメテルは自慢の高速で、魔導飛空挺から撃ち落とされる爆撃を交わしていく。


 くそがっ、どれだけの高さで撃ち落としてくる気だっ!


――バリスティックっ!


――レールガンっ!


――クラスター ボムっ!


――Hボムっ!


――キュムロニンバスっ!


――メテオライトフォールっ!


――ジャイアントトルネード っ!


――ストームヴァキュームっ!



 お互いに巻き込まれるかもしれないなんて、考える余裕もなく、僕の魔力をありったけをデメテルと共にぶつけていく。


 正直名前なんてどうでも良い、イメージさえ沸けば勝手に具現化してくれるんだ、このナノクリスタルマシンってのは。



「デメテルっ! ヘカテーさん! ゴーレムの集団のしたに隠れてっ!!」


「あらまぁ、そんな必要はありませんよっ」


――ガッシャーンっ!


 僕は大量の超合金ゴーレムを作り上げようと、金属を手にしたが、その手を止められ、咄嗟の判断でヘカテー扉で4人は逃げ延びることとなる。





――ピカッ ピカッ!


――ドゴゴゴゴゴォォォォォォォオオオンつっ!



 ヘカテー扉で何処に飛んだか分からないけれど、遠くからは、激しい光、音、衝撃波、が僕達を襲い、相当遠くまで吹き飛ばされる。


――エリアヒーリング


 デメテルはすかさず、微力の力を流してくれ、擦り傷や打ち身、もしかしたら骨折などもしてたのかもしれないが、痛みの感覚はあったのか無かったのか。何でも器用に使いこなして、凄いものだ。


……はぁ、見事に何もかもボロボロになってるな。


……次こそは、上手くいくと思いたい。




「助かりました、デメテルもヘカテーさんも、はは」


「ウィリアムさん、覚悟決めたのね。世界がとんでもない事になってる」


「妾ももう暫くは、お主と共に行こう。そう思うよ」


「うん、デメテル。ごめんね。必ずペルセポネは取り返すよ。でも、彼奴らに言っておきたい事が、まだ、あるんだ、言い終わったら、ヘカテーさん、直ぐに、よろしくお願いします。何されるかわからないからね。この世界で言うところの、神に喧嘩売るんだから。この際、言い逃げだ」


「わかった。好きにしていいよ」


 そもそも、ゼウスがハデスを焚き付けたことから始まったんだ、少しくらい責任感じさせてやる。


「ふぅ……」


 大きく息を吸い、僕は指揮棒を手にする。





「万物の王 創世の神 最高神ゼウスよ


 神々の女神 婚姻の女神ヘラよ


 海洋の王 地震の神ポセイドンよ


 冥界の王 鉱石の神ハデスよ


 戦いの女神 知恵の女神アテナ


 光明の神 予言と芸術の神アポロン


 愛と美と性の女神 アプロディーテ


 軍神アレス


 狩猟と貞潔と月の女神 アルテミスよ


 炎と鍛冶の神 ヘパイストス


 伝令神 雄弁と計略の神ヘルメス


 炉の女神 ヘスティア


 我、汝らの最高権力支配者 

 タクト・アマツハラとして命ず 

 今一度均衡を取り戻す為 世界を再構築せよ!」



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