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アケミおじさん奮闘記  作者: 庚サツキ
第二部 かしまし妖精と料理人冒険者

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71 アナの家で一泊しよう

 腐教活動を終わらせた私は、ブラック・クーガーに壊された馬場を囲む柵や厩舎の扉を直したりしていたら、夕方になってしまった。

 明日は白銀等級冒険者のラースとナターリエの知り合いである依頼主に会う約束がある。たぶん、偉い人だと思われるので、これからお風呂に入って、体を綺麗にしようと三人で決めた。

 アナの家の浴室は、台所と繋がっている。土の上にすのこのような床板を置き、その中央に木製の樽が置かれている。壁や天井は、いかにも素人が作ったような隙間だらけであった。

 手間暇かけずに簡単に増設したような風情のある浴室である。


「井戸水が冷たくて水浴びをするのが嫌だ、と父に言ったら一日で作ってくれたんです。床板や浴槽は数日前に洗ったので綺麗ですよ」

 

 浴室を見ていた私とエーリカにアナは恥ずかしそうに言った。


 私たちは台所で大鍋に水を張りお湯を沸かし始めた。

 『カボチャの馬車亭』と違い、アナの家の竈は二つしかないので、浴槽が一杯になるまで時間が掛かる。

 私とエーリカでお湯を作り、浴槽に移し替える。

 アナはクロたちの餌を与えに行っている。


「魔法や魔術で簡単にお湯って作れないかな?」

「出来ます」

「出来るの!? なら早速、やろうよ!」


 あまりにも時間がかかり過ぎるので、エーリカに催促したら、エーリカは首を横に振る。


「お湯の魔術は、火と水の混合魔術です。わたしは水属性の魔術は不得手ですので、お湯は作れません。後輩も同じでしょう」

「まぁ、簡単には出来ないか……混合魔術は無理として、水を張った浴槽に手を突っ込んで炎の魔術を使い続けたら温まらない?」

「水の中で炎が消えない魔力とお湯に成るまで出し続ける魔力量があれば可能です。ご主人さまの魔力量でも浴槽の水がお湯に変わる頃には、ご主人さまは干からびてしまうでしょう」

「えーと……素直に竈でお湯を作った方が良いという事だね」

「そういう事です」


 あまりにも時間が掛かるので、私は夕飯の準備をした。

 アナの許可を取って、台所の隅に保管してある木箱から野菜を取り出す。

 芽の生えたジャガイモ、葉が伸びた人参、普通の玉ねぎを使う。

 ジャガイモの皮を切って、芽が生えている場所を包丁でグリグリと削った。そして、四等分にする。

 人参も皮を切り、乱切りにする。人参の葉が伸びた頭の部分は、明日、クロたちの餌になるので捨てずに脇に置いといた。私もアナも人参の葉を食べる習慣がないので料理に使うつもりはない。

 玉ねぎは皮を剥いで、繊維にそって薄切りにする。

 お肉をどうするか? 本当は鶏肉を使いたいのだが、生憎とアナの家にはない。

 そう言えば、ブラック・クーガーが食べ残した鶏が薬草菜園の土の中に埋もれているのを思い出したが、流石にそれを使う気はない。

 ブラック・クーガーと戦ってから七日も経っているので、今から掘り起こしても使える状態ではないし、それ以前に生きたままブラック・クーガーに食い殺されたアナの鶏だ。このまま土の中で眠らせておこう。


「エーリカ、ホーンラビットのお肉って、まだ一羽残っているよね。出してくれる」


 お湯担当をしているエーリカに声を掛けて、ホーンラビットを取り出してもらった。

 まな板の上に頭の無いホーンラビットの肉を置く。

 鶏よりも一回りも二回りも大きいホーンラビットを丸々使うには多すぎるので、両足のもも肉だけを使う事にした。

 刃こぼれのない包丁で、足の付け根に沿って切り離そうとするが上手くいかない。

 関節部分に包丁を突き刺して、グリグリゴリゴリとしてみても駄目だった。

 エーリカに頼もうと考えたが、料理をした事がないエーリカに頼むと、包丁を上から下へ叩きつけるように骨ごと斬ってしまうのが目に見えたので止めておいた。

 どうしようかと考えていると、クロたちの世話をしていたアナが戻ってきた。

 ホーンラビットのお肉の切り分けは、アナにお願いする。

 流石、生き物の解体が出来るだけあり、アナの包丁捌きはお手の物である。

 前足、後ろ脚、胴体とスパスパと部位別に切り分けていく。ついでに骨からもも肉の部分だけ削ぎ落としてもらった。


「おじ様は何を作ろうとしているんですか?」

「クリームシチューを作るつもり。今朝、アナが作ってくれた牛乳スープの親戚みたいな料理」


 今朝、アナが作ってくれた牛乳スープを食べて、クリームシチューが食べたくなったのだ。

 ただ、同じような食べ物なので、アナが作った牛乳スープでは満足できていないと勘違いするかと心配したが、当のアナは「親戚ですか。それは楽しみです」と楽しそうにしていたので、問題なさそうだ。

 

 お風呂のお湯を作っていた大鍋を一つだけ退かして、クリームシチュー用の鍋を乗せる。

 一口大に切ってくれたホーンラビットのお肉に塩を軽く振ってから、鍋に入れて焼いていく。

 ジュウジュウと美味しそうな音を出しながらホーンラビットのお肉を焼いていると、クゥーとエーリカのお腹の虫が鳴った。

 エーリカは、お湯から目を放し、私が焼いているお肉に視線を移している。朝食の時に散々ホーンラビットのお肉を食べたのに、まだ食べたそうにしている。

 肉に軽く焦げ目ができた所で一旦取り出して、玉ねぎを代わりに入れる。

 玉ねぎを軽く炒めたら、ジャガイモ、ニンジン、ホーンラビットの肉を入れて、かき混ぜるように炒めていく。

 玉ねぎがキツネ色になった所で、小麦粉をパラパラと鍋に入れて、だまにならないように炒め続ける。


「ご主人さま、お風呂の用意が出来ました」


 竈と浴室を何度も往復していたエーリカから報告が上がった。

 

「私は料理をしているから、先に入ってくれる」


 現在、料理中であるし、男の外見である私が先に入るのもどうかと思い、エーリカとアナが先にお風呂に入るように勧める。だが、アナが「おじ様や先輩より先に入るなんて滅相もない」と断った。

 アナの雰囲気からして、年上とか先輩後輩とかの面倒臭い関係ではなく、私たちはアナにとってお客さまみたいな存在であるから先に入ってくれと言っているようだ。

 

 エーリカはいつも私の後に入っているので、アナの言葉に甘えて、一番風呂に入らせてもらう。


「ご主人さま、順番に入っていては、後輩が入る時にはお湯が(ぬる)くなってしまいます。そこでわたしに案があります」


 彼女が考えた案は何となく予想がつく。だから、あえて私の方から聞かないでおく。


「ご主人さまとわたしが一緒に入れば問題ありません」


 それを聞いたアナが「うわー」と顔を赤らめている。

 うん、そうくると思っていた。


「わ、私の家のお風呂は、小さいですから、そ、その……二人で入るには厳しいかと……」

「問題ありません。わたしも小さいですからご主人さまと一緒に入れます」

「か、体の大きいおじ様です。さ、流石に先輩が小さくても無理があります」

「ご主人さまが胡坐をかいて、その上にわたしが座れば問題ないです。浴槽の大きさは確認してあります」

「む、無理に入ったら、浴槽が壊れるかもしれません」

「強度に問題はありません。確認済みです」

「お、おじ様がゆっくりと出来ません」

「わたしと一緒ですので、ゆっくりと出来ます」

「家族でないのに、男女一緒に入るなんて駄目です」

「わたしとご主人さまは、心と魔力で結ばれています。家族以上です」

「卑猥です!」

「卑猥じゃありません。愛です」

「意味が分かりません!」


 私とエーリカを一緒にお風呂に入れさせたくないアナと、一緒に入るつもりのエーリカの言い合いが続く。

 これでは、折角沸かしたお風呂が冷めてしまう。


「分かった、分かった。私はエーリカと一緒に入ろう。お風呂に入るだけだから、別に変な事は起きないよ」


 以前、リーゲン村の池で一緒に水浴びもしたし、今日も素っ裸をジロジロと見られていた。エーリカは綺麗だけど、見た目は幼女だ。幼女に興奮なんかしない。いや、そもそも私は女だ。外見はおっさんだけど、中身は立派な女性である。絶対に間違いなんか起きない。絶対にだ。


 複雑な顔をするアナを無視して、エーリカは素早い動きで、服の裾からお風呂セットを用意し始めた。


「アナ、私たちがお風呂に入っている間、鍋を見ていてくれる? あとは牛乳を入れて煮込めば終わりだから、焦がさないように弱火でかき混ぜてくれればいい」


 私のお願いにアナは「はい」と嬉しそうに返事をする。

 私は肉と野菜を炒めた鍋に牛乳を入れようとするが、朝食で食べた牛乳スープが残っているのに気が付き、牛乳の代わりに牛乳スープを鍋に入れた。そして、竈の火加減を調整してから、アナに代わってもらった。


 私とエーリカは、台所の扉を開けて浴室へ入る。カモミールの香りがふんわりと漂っている。

 浴槽には、荒い布を袋状にして乾燥させたカモミールの花を入れて、湯船に浮かべておいたのだ。

 リラックス効果の高いカモミール風呂である。あまり量を入れていないが、気持ちよくお風呂を楽しめるだろう。

 入り口近くに置いてある木箱に衣服を入れて、浴槽の横へ移動する。

 沸き立てのお湯を入れたばかりなので、浴槽のお湯はまだ熱いぐらいだ。

 すのこの下は地面なので、すのこの上で浴槽のお湯を掛けて、体を洗い始める。

 隙間の多い壁の為、素早く体を洗って浴槽に浸かりたかったが、明日は依頼主に会うし、何よりこの後、アナも入るので体を丹念に洗った。

 中年のおっさんの不純物が浴槽に浮かばないように、泡の立たない石鹸を体毛に擦りつけて、ゴシゴシとタオル用の布で洗う。手が届き難い背中などはエーリカに洗ってもらう。代わりにエーリカの背中は私が洗ってあげた。

 手桶で石鹸を流し終えた私たちは、ようやく浴槽へ入った。

 底の方のお湯は始めに入れたお湯の為、温くなっている。代わりに表面付近のお湯は熱いままだ。両手でグルグルと浴槽のお湯を攪拌したら、ちょうど良い温度になった。

 先ほどエーリカが言ったように、私は胡坐をかいて座る。足の間にエーリカの小さなお尻がちょこんと座るとちょうど良い感じに二人で入れた。

 両手を外に出して、浴槽の縁に添える。エーリカは私にもたれ掛かる様に背中を倒している。

 幼い娘と一緒にお風呂に入る父親の気分である。

 私は顔を天井に向けて、濡れた布を目元に乗せた。完全におっさんである。

 エーリカは、麻布に入れたカモミールの花を浴槽の中でモミモミしている。

 浴槽に広がるエーリカの長い髪が、首すじや胸に絡まって、少しくすぐったいが悪い感じではない。

 誰かと一緒にお風呂に入るなど何年ぶりの事か?

 少し日本にいた頃の事を思い出しつつ、私たちは特に話をする事もなく、黙ってお風呂を楽しんだ。


 少し、長湯をしてしまったので、急いで浴槽から出て、すのこの上でモフモフのタオルで体を拭き、新しい服に着替えてから浴室を出た。


「お待たせ。良いお風呂だったよ」


 クリームシチューを見ていてくれたアナに感謝を伝えてから、アナと交代した。

 クリームシチューは良い感じに煮込まれている。

 ジャガイモも人参も火が通っているのを確認してから、塩を少し入れて、完成させた。

 アナが風呂セットを抱えて浴室へ入って行く。

 私はクリームシチューの鍋を火から外し、お茶用の湯を沸かす為に水を入れた鍋を代わりに設置する。

 アナがお風呂に入っている間、エーリカの髪をブラッシングする事にした。

 水色のネグリジェのような寝間着に着替えたエーリカを椅子に座らせ、後ろからブラシで丁寧に梳かしていく。

 竈に火を焚いているので台所は暖かい。その為、エーリカの髪もすぐに乾いていく。

 

「ミーレ草を浮かべたお風呂は、凄く気持ち良くて、つい長く入ってしまいました」


 お風呂から上がってきたアナは、ホクホク顔である。


「先輩の髪がツヤツヤしています」

「ご主人さまに梳いてもらいました。良いでしょう」

「はい、私も……して欲しいです」


 白いワンピ―スのゆったりとした部屋着に着替えているアナが私をチラチラと見る。


「後輩の望みは、先輩であるわたしが叶えてあげます」

「えっ!? エーリカ先輩が!?」


 エーリカに無理矢理椅子に座らされたアナは、驚きと悲しみの顔でエーリカにブラシで髪を梳かされていく。

 アナの髪は、肩まである黒髪で、先の方で癖が出来ている。その為、ブラシにくせ毛が絡まり、無理に梳かそうとするので、「先輩、痛い、痛い!」と訴えていた。

 そんな様子を見ながら、私は夕飯を完成させていく。

 クリームシチューを再度火にかけ、温め直す。

 『カボチャの馬車亭』で貰ってきたパンを火で炙る。

 沸いたお湯でお茶を作る。

 こうして、本日の夕飯が完成した。


 三つの木皿にクリームシチューを移し替え、食卓へ並べる。

 中央には『カボチャの馬車亭』のパンを山盛り積まれた皿を置いた。

 今日の夕飯はクリームシチューとパンのみ。

 綺麗に髪を梳かされたエーリカとアナが席に着くと、私の合図で食事を始めた。


「鍋をかき混ぜていた時も思ったのですが、結構、ドロドロとしたスープですね」


 木匙でクリームシチューの中をかき回しながらアナが言う。


「小麦粉を入れて、とろみを出しているんだよ。スープみたいに飲む料理でなく、食べる料理にしてあるの。野菜や肉も大きく切ってあるから、これだけで主食になるよ」


 私の説明を聞いたアナは、一匙すくい、ゆっくりと口に入れると「あっ、美味しい……」と小さく呟いた。

 エーリカは無言で木匙でクリームシチューを口に運んでいる。一つ一つの動作は洗練されていて優雅に見えるが、木匙を動かす速度が速すぎて、優雅なのか下品なのか判断に困る。

 エーリカやアナが、私の作った料理を美味しく食べてくれる姿を見るのは楽しいが、いつまでも見ていては自分のクリームシチューが冷めてしまう。

 私も木匙ですくい、口の中へ入れる。

 うん、久しぶりのクリームシチューだ。

 牛乳の味と香りの中に野菜とお肉の旨味が混じり合ったトロトロのホワイトソースが、口の中に広がる。

 少し大きめに切った野菜もしっかりと火が通っており、木匙で簡単に崩れる。味が染み込んだジャガイモや人参を口に入れると野菜の旨味とソースが混じり合い、より美味しくなる。

 鶏肉に近い味がするホーンラビットのお肉もホワイトソースに合って美味しい。ホワイトソースで煮込んだ所為か、お肉の苦味が分かり難くなっているのがさらに良い。

 ただ、欠点を一つ上げるとすると、味に深みがない事だろう。

 私はいつも市販のルウを使って、クリームシチューを作って食べていた。

 流石に異世界でクリームシチューのルウが売っていないので、今回はルウなしで作ってみた。元々、ルウなしで作る方法を知っていたので、それっぽいのを作れたのだが、やはり市販のルウで作ったクリームシチューの方が美味しい。

 チーズを入れてコクを出しても良かったかも? もしかして、ホーンラビットのお肉では深みが出ないのでは? などなど色々と反省点や改良点を思い浮かべ、今度作る時の参考にする。

 まぁ、豆乳で作ったようなさっぱりとしたクリームシチューであるが、初めてルウなしで作ったわりには上出来であろう。それにパンに漬けて食べる分には、このぐらいのさっぱりとしたクリームシチューの方が合う。

 私がパンをクリームシチューに漬けて柔らかくしながら食べていると、エーリカとアナも真似して食べ始めた。

 私の回復祝いに頂いた『カボチャの馬車亭」のパンはあっと言う間に無くなってしまい、明日、ジャムと一緒に食べる予定だったパンが全て無くなってしまう。

 パンだけでなく、クリームシチューも三人ともお代わりをしたので、鍋の中身が無くなってしまい、二皿分だけでは満足できないエーリカがガッカリしていた。

 その後、食後のお茶を飲みながら、少しおしゃべりをしてから就寝する。


 私が怪我で使用していたベッドは、アナの部屋のアナのベッドだったらしく、怪我の所為で、大分汚してしまった。流石にそのままアナに返すのは悪いので、今日は私とエーリカで使わせてもらう。

 アナは、亡き父の部屋のベッドで眠るそうだ。

 女性のアナが一人で使っていた事もあり、エーリカと一緒に眠るには小さい。

 そこで、私はエーリカとアナが一緒に眠ればどうかと提案したが、エーリカが頑なに却下した。

 エーリカは、「病み上がりのご主人さまが、いつ体調を崩すか分からないので、いつでも対応できるように一緒に寝ます」と断固として言い放つ。

 私は分かっている。それっぽい理由をエーリカは言っているが、本音はただ私と一緒に眠りたいだけだという事を。

 まぁ、朝起きたら、勝手に潜り込んでいるので、仕方なく、一緒に眠る事にした。

 キツキツの状態でベッドに入る。エーリカは私に抱き着くようにしている。

 眠りにつく間、蝋燭の炎を消した暗闇の部屋をぼぉーと眺める。

 決して裕福ではないアナの部屋。

 机と椅子とベッドしかない簡素な部屋である。

 私と同年代である女の子の部屋とは思えない何もない部屋だ。

 机に人形やぬいぐるみの一つでも置いておきたい気分になる。


 あっ、人形なら良いのが一つあった。


 エーリカを椅子の上に乗せておけばどうだ?

 立派なアンティークドールになるだろう。

 たまにお腹の虫が鳴ったり、ご飯を作ると食べに来る、アナベル人形真っ青の生き人形なのだが……。

 油揚げの話をしたら、呪われそうだな。


 などと、どうでもいい事を考えていたら、いつの間にか眠ってしまった。


 おやすみなさい。


ようやく、目が覚めてから一日が経ちました。

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