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アケミおじさん奮闘記  作者: 庚サツキ
第一部 魔術人形と新人冒険者

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36 武器を購入しよう

 昨日の雨が嘘のような雲一つない青々とした晴天。

 からりと晴れた青空の下、朝食を終えた私たちは冒険者ギルドへ向かった。

 いつも通り、冒険者ギルドの内部は、依頼を引き受ける冒険者で溢れている。

 人をかき分け、依頼票が張り出されている掲示板の前に行く。


「わたしたちが受けられる依頼は二つあります」


 文字の読めない私の代わりに、エーリカが依頼票を物色してくれる。


「一つはホーンラビットの討伐、もう一つは薬草の採取です」

「依頼料が高いのはどれ」

「ホーンラビットの討伐です。討伐数で金額が変わります」


 討伐依頼。

 冒険者にとってメインとなる依頼だ。

 私はこれまで、スライム、化けネズミ、大ミミズと退治したが、これらは成り行きで退治しただけ。

 今回は、率先して魔物を退治する。

 魔物とはいえ生き物だ。

 生き物を殺しにいく依頼である。

 私は少し悩んで、討伐クエストを受ける事にした。

 借金があるのだ。

 私の道徳心よりもお金が大事である。


「ホーンラビットの討伐依頼を受けよう」


 私たちは依頼票を掲示版から剥がし、窓口へ向かう。

 他の窓口職員よりも比較的少ないレナの列に並ぶ。

 私の前には三組の冒険者が並んでいた。

 何も考えずに自分の順番が来るのを待っていたら、後ろの方でざわめきが聞こえた。


「おい、『不動の魔術師』が動いたぞ!?」

「『漆黒の銅像』って、本当に人間だったのか?」

「便所に行くだけだろ?」

「あまり騒ぐな。可哀想だろ……」


 色々な人の囁きが聞こえ、後ろを振り向くと……


「す、すみません……」


 ……真っ黒のローブを頭から被った女性が、私の後ろに立っていた。


「え、えーと……」


 いつも奥の椅子の隅に座っている人だ。

 この光景、以前にもあったな。

 確か、私を「お父さん」と言い間違えたんだよね。


「そ、その……お父さん……」


 ほらね。


「えーと……その……私は君の……」


 私が最後まで言葉を言う前に、目の前の女性はハッと手で口元を当てると、「すみません」と謝ってから、駆け足で冒険者ギルドを出て行ってしまった。


 何これ、デジャブ?

 全く、同じ状況を以前にもあったな。

 この後、確かエーリカが頬を膨らませて怒っていた。

 横を向くと、案の定、エーリカが頬を膨らませている。


「何だったんだろう?」

「知りません」


 ほらね。

 やっぱり、デジャブだ。



 ようやく私たちの番になったので、レナに依頼票を渡す。


「ホーンラビットの討伐依頼ですね」


 冒険者証を渡すと、レナは手際よく処理を進めてくれる。


「現在、北門を出た付近で、旅人や商人がホーンラビットに襲われる事例が多数発生しています。その事から北門周辺の森で、ホーンラビットの討伐をお願いします。討伐数は決めていません。魔物は、魔石ごと買い取りますので、死骸と一緒にギルドまで持ち帰ってください」

「一般人が襲われる事は珍しいのですか?」

「ホーンラビットは、基本、森の中か草原に住んでいます。彼らは縄張りを持っていますから、そこに入らない限り、襲ってくる事はありません。ただ、今回は街と街を繋ぐ街道で襲われています。普段は人の行き来をする場所に現れないのですが……」

「理由は分かりますか?」

「繁殖力が高いので、集団繁殖し個体数が増えたとギルドは考えています。その為、住む場所が無くて、渋々街道まで縄張りを拡張したのではと予測しています。ですから、今回は北門から出た街道付近の森で討伐をしてください」

「分かりました。それとホーンラビットの特徴を教えてください」

「ホーンラビットは、通常のウサギより二回りほど大きく、角の生えたウサギの魔物です。先にも言いましたが、縄張り意識が強く、縄張りに入らなければ襲ってくる事はありません。縄張りの中には、数羽のホーンラビットが生息していますので、一匹を見つけたら、数匹は近くにいると思ってください」


 レナが魔物について、スラスラと教えてくれる。冒険者ギルドの窓口担当だけあり、魔物について色々と知っていた。


「ホーンラビットは、耳介(じかい)が大きい為、聴覚が発達しています。見た目に反して移動速度も速いです。攻撃は突進と跳躍からの角攻撃。鋭い歯の噛み付きがあります。集団で襲ってくる事もありますので、注意してください」

「他に注意する事は?」

「あとは、討伐の際、角は傷つけないでください。魔術の触媒に使えますので、傷のついた角持ちは価格が下がります」


 買取価格の査定基準も教えてくれるとは、至れり尽くせりである。


「分かりました。では、行ってきます」


 レナが「お気をつけて行ってらっしゃい」と見送ってくれた。

 


 冒険者ギルドの出入り口に向かうと、エーリカが私の腕を掴んで引き留めた。


「ご主人さま、武器を購入しましょう」


 ああ、武器か……。

 正式な武器が欲しかったが、借金があって迷っていた所だ。


「折角の討伐依頼です。武器を使って討伐しましょう。そうすれば、効率良く経験値も稼げてレベルが上がります。私が電撃や土魔術で動きを止めますので、最後の(とど)めはご主人さまがしてください」


 ホーンラビットの討伐方法まで考えてくれているので、正式に武器の購入の流れになってしまった。



 私たちは、冒険者ギルドと隣り合わせに繋がっている武器屋へ入る。


「らっしゃい」


 カウンターに厳つい顔でガタイの良い初老の店員が元気良く声を掛けてくる。

 以前、手斧を購入した時にお世話になった店員だ。


「武器じゃない手斧では満足出来なくなったかい?」


 どうやら、覚えていてくれたみたいだ。


「ええ、スライムは倒せましたが、大ミミズだと傷一つ付きませんでした」

「はぁー? 大ミミズだー? 比較する対象が可笑しいぞ!」


 ……ですよねー。


「ちゃんとした武器が欲しいので、少し見させてもらいます」


「おう、ゆっくり見てくれ」と厳つい店員が気軽に言って、何やら書き物を始めた。

 私たちは壁に掛けられている武器の元へ行く。


 ……ん?

 何か可笑しい?

 私が周りをキョロキョロと見回すと、エーリカが私の腕を掴んで武器が並んでいる方へと引っ張っていく。


「なに?」

「何でもありません。決して、誰かが見ている訳ではありません」

「えっ、見てる?」


 なぜかエーリカがギルドと繋がっている入り口から遠ざけようとしている。

 私は気になり、そちらへ顔を向けると、入り口の隅からサッと誰かが隠れた。


「えーと……あのローブの色はさっきの女性だよね」


 扉の横から真っ黒のローブの端がチラチラと見える。間違いなく、私を「お父さん」と言い間違えた女性だろう。


「いえ、勘違いです。気にしたら負けです」

「いやいや、完全に私たちを見ているよ!」


 扉をジッと見ていると、入り口の横からゆっくりと顔を覗き出すが、私が見ている事に気がついて、すぐに隠れてしまう。

 私の腕を掴むエーリカの手が相変わらず、グイグイと引っ張っている。

 そんなエーリカの不思議な行動に私は気がついた。


 ははーん、さてはエーリカ……彼女にヤキモチを焼いているな。


 魔力契約で私とエーリカは主従関係に成っている。

 私の事をご主人さまと呼んだり、毎日、添い寝してくるぐらい私を慕っているエーリカは、私の事を「お父さん」と呼び間違える彼女に嫉妬しているのだろう。


「エーリカ、もしかしてヤキモチを焼いているね」


 私がニヤニヤとしながら、エーリカの頬を突く。


「ヤキモチなんて焼いていません。わたしが焼くのは魔物と食材だけです」


 頬を薄っすらと赤く染めて、エーリカはそっぽを向く。


「お父さん呼ばわりは彼女の癖だったり、本当に間違えただけかもしれない。お父さん云々はさておき、流石にあんな風に見られているんだ。理由ぐらい聞いておこう」


 今もチラチラと入り口から私たちを見ている。

 ストーカーだったら嫌だけど、そんな感じには見えない。

 気になって仕方がないので、私はエーリカの手を外して、彼女のいる入り口へと足を運ぶ……が、私が入り口へ近づくと、ドタドタと足を響かせながら、逃げて行ってしまった。


 な、何なんだ!?

 もしかして、嫌われているのか!?


「変な虫が居なくなったので、心置きなく武器を選びましょう」


 ま、まぁ、肝心の彼女が逃げてしまったので、武器選びに専念するかな。



 壁に掛けられている武器はどれも中古品。値段は安いが品質はそこそこ。

 本当は新品が欲しい所だが、借金があるので、節約をしなけければいけない。

 私のレベルもまだ低いしね。

 私の現在のレベルは五。レベル一の時に比べれば、腕力は付いたと思う。腕立て、腹筋、スクワットは何とか連続で五回はいけるようになった。

 けど、さすがに大剣や大斧といった重量級の武器は、魔力を流しても持ち上げる事ができない。

 通常のサイズの剣に魔力を流して持ち上げて、商品に当たらない様に素振りをして、感覚を確かめた。


「どう思う、エーリカ?」

「重そうです。体がもっていかれています」


 刃渡りが鋭い日本刀と違い、異世界の剣の刃渡りは鋭くない。魔力で切れ味が増すとはいえ、剣の重さを利用して叩き斬るに特化していると思われる。

 その為、通常サイズの剣でもそれなりの重さがあるので、今の私の腕力では、普通に扱うのは無理そうだ。

 それならと短い剣に持ち替える。

 ショートソードは、リーゲン村の時に村長から借りて大ミミズを一匹仕留めたので、重さは問題ない。私が使っている手斧よりも若干重いぐらいだ。

 同じように素振りをする。

 上から下へ。右から左へ。

 何度も振り回して感触を確かめる。


「うん、このぐらいなら扱えそうだ」


 片手で扱っても、あまり疲れない。

 私の思い込みかもしれないが、ショートソードって盾と一緒に使うイメージがある。

 敵の攻撃を盾で防いでから、剣で斬りつける。攻防一体の武器のイメージだ。

 つまり、ショートソードを購入すると、合わせて盾も購入する流れになってしまう。

 自分を守る為の防具だから必要経費であるが、生憎と現在は節約生活中である。なるべく、出費は押さえたい。

 盾を使わず、ショートソードだけの選択は……ないな。

 正規の盾でなく、お鍋の蓋で代用は……ないな。

 ということで、ショートソードは保留。


 次に見たのはナイフ。

 これは駄目。

 戦闘経験の乏しい私には接近戦は非常に危ない。

 弓矢は論外。

 動いている相手に矢を当てる自信はない。

 リーチの長い槍はどうか。

 以前、武器屋に行った時、槍を持ち上げようとしたが重くて持ち上がらず諦めたが、今回は魔力を流して試してみる。

 一番細身の槍を握り、魔力を流して軽くする。

 何とか持ち上がったが、刃の付いた穂先が一番重く、槍を構えているだけで、腕がプルプルと震えた。

 この状況で、突いたり、払ったりとする事は無理そうだ。

 つまり、レベルが上がったとはいえ、私の腕力はまだまだであり、扱える武器も限りがあるという事だ。


 どうしようかと、考えながら周りを見回す。

 鬼が持っていそうな禍々しいバット型のメイスを軽々と持ち上げて品定めをしているエーリカが目に入った。

 貴族令嬢のような見た目のエーリカが、スパイクだらけのメイスを振り回している。

 エーリカの義手は、ドリルだったり、穴掘り機だったりするので、ゴテゴテとした武器が好きなのかもしれない。 もしかして、狂ったマックスを見せたら、喜んでくれそうだ。


「……あっ!?」


 エーリカの姿を見ていて、ある武器を思いついた。

 あれなら、腕力のない私でも扱えるかもしれない。そう思い、私は厳つい顔の店員の元へ向かった。


「おじさん」

「お、おじさん!? おっさんにおじさんと言われると変な感じだが……何だ?」

「レイピアってない?」

「何だそれ?」

「針金のような細身の剣で、刺突に特化した武器」


 私が身振り手振りで説明すると、「ああ、あれか」と手を叩いてから、厳つい顔をした店員は奥へと消えて行った。


「良い武器がありましたか?」


 私の横にきたエーリカに、私が望んでいる武器について説明をしていると、厳つい顔をした店員が戻ってきた。

 店員の手には、細く長い銀色に輝く美しい鞘に収まった剣を携えている。


「これは、ある没落貴族の財産から流れてきた武器だ。この手の武器は一部の貴族が好んで使っている。あんた、よくこれを知っていたな。もしかして、貴族の知り合いでもいるのか?」


 店員がエーリカの姿を見ながら聞いてきた。


「いえ、これっぽっちも。まったく、全然、微塵たりとも貴族の知り合いはいません」

「そ、そうか……」

「これ、触っても?」


「いいぜ」と店員から許可が下りたので、私はレイピア(勝手に命名した)を受け取る。

 刃渡りは一メートルほど。知恵の輪のように複雑に絡まった綺麗な(つば)。私が想像していた通りの武器だ。

 ただ、予想外の事が一つ。

 これ見た目に反して、結構重い。ショートソードと対して変わらない。

 私は慎重に鞘から引き抜くと、銀色に輝く刃先が現れた。

 汚れ一つない鏡のような刃。両刃とも良く研がれていて、指を当てただけで切れてしまいそうだ。


「凄く綺麗」

「没落したとはいえお貴族様が所有していた武器だ。それに魔石もそれなりの物を使っているぜ」


 良い魔石を使っているとの事なので、試しに魔力を流してみる。


「おお!?」


 驚いて声が出てしまった。

 魔力を流した瞬間、ショートソード並みの重さが、嘘のように軽くなった。

 この重さなら、箸よりも重い物を持った事のない淑女でも軽々と持てそうだ。もしかしたら、一振りで二回攻撃が出来そうな気がする。


 私は、レイピアを正面に構える。


「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」


 様々な三銃士映画を見てきた私は、恥ずかしげもなく、呟いてしまった。

 そして、左手を腰に当てて、横向きになり、レイピアを前に突き出す。

 テレビで見たフェンシングを思い出しながら、右足を一歩前に出すと同時に剣先を突き出す。


「おお、様に成っているじゃねーか」

「本当ですか? 初めてだったんですが、形に成ってますかね」


 私が期待に満ちた顔で、褒めてくれた店員に聞いてみた。


「い、いや……すまねぇ。適当に言った。貴族の事はさっぱり分からん」


 そうですか……。


 私は気を引き締めて、突きを繰り返す。たまに横に払ったり、下から上へ突きあげたりする。その度に、レイピアの剣先が空を切る音が鳴る。

 とても使いやすい。軽いってのは良い事だね。


「エーリカはどう思う?」

「凛々しいご主人さまが、剣を振るうたびに剣先から銀の光が軌道に沿って輝いています。それはあたかも、自爆蛍が飛び交う中で華麗に剣舞するお姿です」


 訳の分からない言葉で褒められた。


「あんたの姿なら大剣や斧の方が似合うのだがな」


 厳つい顔の店員が苦い顔している。


「それで、どうする? 買うかい?」

「ちなみにお値段はおいくらで?」


 厳つい顔の店員から驚愕の値段が飛び出す。


「ええ!? そんなに高いの!? とてもじゃないが買えません」

「まぁ、そうだろうな。何て言ったって、お貴族様の武器だからな。中古でもそれなりの値段はする」


 私はこのレイピアを気に入ってしまった。

 顔が映るぐらい綺麗で、羽毛のように軽いのだ。

 盾を購入しなければいけないショートソードは既に私の候補から除外されている。

 正直、無理をすれば買えなくはないのだが……それをすれば、間違いなく借金は返せない。

 うーむ、困った。


「ここを見てください。少し、傷があります。値引きを要求します」


 エーリカの小さな指が鞘の一部を指差す。

 私と店員は顔を寄せて、その部分を見ると……確かに傷があった。それも目を凝らさなければいけないほどの傷である。


「この柄のこの部分の溶接がいまいちです。値引きに値します。また、この柄の意匠は時代遅れの古い表現です。値引きに値します。あと、使用している魔石は良質ですが、使用している量は少ないです。値引きに値します」


 その後、エーリカは、昼ドラの(しゅうとめ)のように、細かい部分を指摘しては、値引き、値引きと連呼する。

 私の為に頑張って、値引き交渉をするエーリカに感動を覚え、心の中でエーリカを応援する。

 その甲斐もあり、埃を被っていて保存が悪いと伝えた所で、厳つい店員はエーリカに根負けした。


「ああ、分かった、分かった! お嬢ちゃん、俺の負けだ。値引してやる!」


 まだ言いたそうなエーリカを店員が遮る。


「それで、どのくらい安くしてくれます?」


 期待に満ちた顔で私は尋ねた。


「うーん……そうだな……二割引き」

「あなたの変な形をした爪の間にインクや油が入り込んでます。その状況で売り物の剣を触り……」

「お嬢ちゃん、止めてくれ! 俺の体を引き合いにしないでくれ! 半値だ、半値! それ以上は駄目だからな」


 おお、高額商品のレイピアが半額になった。さすが、エーリカ。

 私はそんな頼もしい相棒の頭を優しく撫でる。

 ただ……少し罪悪感が……。


「その……半額にしてくれるのは嬉しいのですが、本当に良いんですか?」

「まぁ、元々、売れ残り……いや、買い手のつかない商品だからな。仕方がない」

「買い手がいない?」

「ああ、さっきも言ったように一部の貴族が使う武器だ。それを平民の冒険者に好き好んで貴族の武器を使う酔狂はいない」


 ここに使う酔狂がいるのですが……。


「それに貴族の客が来たとしても、中古の武器は絶対に買わない。だから、誰にも買われる事もなく、倉庫に保管され続けるだけだからな。半値でも良いから売ってやる」


 売りたくても、誰も使わない買わない武器だそうだ。それなら、喜んで半値で買わせてもらおう。


「冒険者割引で、そこからさらに値引きされるんですね」


 エーリカは厳つい顔の店員を下から眺める。

 店員は苦虫を噛み潰した顔をした。


 そんなこんなで、私の武器は売り値の七割引きで購入する事ができた。


 エーリカ様様である。


アケミおじさん、エーリカのおかげで正式な武器を購入する事が出来ました。

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