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アケミおじさん奮闘記  作者: 庚サツキ
第四部 ドワーフの姫さま(仮)とクリエイター冒険者

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269 石板探しとドワーフ村の生活 その4

 昼食休憩に入ろうとした時、村長の息子であるエギルが目的の石板を見つけた。

 ドカドカと奥から数枚の石板を持ってきたエギルは、「これです」とやり遂げた顔でフィーリンに告げる。

 昼食気分だったエーリカを除く、私、リディー、フィーリンがエギルを囲むように石板を覗き込んだ。


「これは何語ぉー? 古代ドワーフ語でもなさそうだけどぉー」

「これは、ただのドワーフ語です。癖が強すぎて、ドワーフでも読める人は少ないでしょう」


 ドワーフでも読めない字って……。


「確かにこれは酷いです。解読はあなたに任せます」


 積み重ねた石板の上から覗き込んだエーリカがすぐに諦めた。どれだけ字が汚いんだ。

 エギルがチラリとフィーリンを見ると「エギル、頼んだぁー」と言われ、「分かりました」と嬉しそうにモノクルを調整して読み始めた。


「えーと……まず、これは日記のようです。書いたのは先代の村長でゴーレムを譲り受けた日から書かれています」

「譲り受けた? ゴーレムは何処かのダンジョンで拾ってきたんじゃないのか?」


 リディーの問いにエギルは、片手を上げて遮る。そして、石板の先を読んでから顔を上げた。


「どうやら先代の村長がゴーレムを見つけた訳ではなく、西の端にある親戚筋のドワーフから貰ったようです。何でも借金の返済として商人を使い、送りつけてきたらしいです。直せば門番に使えるし、地面に置けば椅子や机代わりになるので借金はこれでチャラだ、と一筆書いて事前連絡もなく送ってきたと書いてあります」


 同意もせずに一方的にゴーレムを送ってくるなんて……何て迷惑な荷物だ。直らなかったら、ただの粗大ごみである。粗大ごみを処分するのにもお金が掛かるというのに……。


「それで村長は直す事にしたんだねぁー」

「ええ、ただ当時の村長やドワーフでもゴーレムの製法については知らなかったみたいです。それで迷いの森の教会跡地に赴いたと書いてあります」

「教会……跡地? あんな森に教会なんてあったのか?」

「ええ、先先代の頃の話です。魔法使いの女性を中心とした小さな村が森の中にありました。その村はすでに滅んで森に飲み込まれていますが、教会だけは若干原型を保っているのです。我々は魔女教会跡地と呼んでいます」

「魔女!?」


 何とも不穏な言葉が出てきた。

 魔女っ子なら可愛い姿を思い浮かべるが、ただの魔女だと、竜巻で家ごと飛ばされた先で出会う、顔色の悪い西の魔女しか思い浮かばない。


「村を率いていた女性は凄腕の魔法使いで、はぐれの亜人を集めては魔法の研究をしていたと言われています。ただ、あまりにも昔の話ですので、本当かどうか分かりませんけどね」

「ああ、だから先代は教会跡地に行ったんだねぇー」

「ええ、凄腕の魔法使いですから、ゴーレムについて何か分かるかもしれないと思ったのでしょう。その判断は正解だったらしく、そこでゴーレムの製法を発見したそうです」

「それでぇー、ゴーレムの作り方は何て書いてあるのぉー?」


 肝心のゴーレム作りについてフィーリンが尋ねると、エギルは「えーと……」と困った声を出しながら石板に目を通した。


「残念ながら細かくは書かれていません」

「うっそぉー」


 フィーリンから落胆の声が零れると、「申し訳ありません」とエギルが肩を落とす。


「細かく書かれていないと言う事は、大まかには書かれているのですよね。何て書いてありますか?」


 エーリカの問いに対し、エギルは再度石板に目を走らせて「三つの材料を使ったと書かれています」と答えた。


「『原初の火』、『魔力鉱石』、『息吹の根源』だそうです」


 うわ、一気にファンタジー風になった……と思ったら、ここ魔法とかある異世界だった。


「なんだそれ? 始めて聞く名前だな」


 リディーがエーリカとフィーリンに「知ってる?」と尋ねると二人とも首を横に振る。


「『魔力鉱石』っていうのは、魔石の事かなぁー?」

「いえ、魔石ではありません。魔力の伝達率が高い鉱石の事をさします。有名な所でミスリル、オリハルコン、アダマンチウムですね」

「それ、どれも希少金属じゃないぃー。手に入れるなんて無理だよぉー」


 ゲームでお馴染の金属の名前が出てきた。

 どれも最高級金属で新人冒険者の私たちでは入手する術は一切ない。


「『魔力鉱石』については、僕……俺に考えがあります」

「ほんとうぉー?」

「ええ、少し調べなければいけませんが何とかなるでしょう。ただ、残りの『原初の火』と『息吹の根源』は見当もつきません」


 「力不足で申し訳ない」と悔しがるエギルにフィーリンは、「いやいや、三つの内一つに心当たりがあるのは大したものだよぉー。エギルがいて助かったぁー」と労う。


「フィーリンの言う通り、凄く助かった。これからも手を貸してほしい」

「ああ、そのつもりだ」


 私が言ったのに、なぜかエギルはフィーリンを見て言った。


「話は戻るけど、石板は他に何て書いてあるの?」

「残念ながら詳しくは書いていません。三つの材料を使ってゴーレムを直した。これから村を守る守護者として活躍を望む。と締めくくって終わりです」


 うーん、材料だけで肝心の製法が載っていないとは……。

 ドワーフの事だ。途中で書くのを飽きたのだろう。


「やはり私たちもその教会へ行って調べた方がいいのかな?」

「そうなるでしょう。そもそも材料が分かっただけで、使用方法が分かりません」

「その前に村の連中に聞いてみたらどうだ? 知っている奴がいるかもしれないぞ」

「ご主人さま、食事休憩のついでに聞き込みをしましょう」

「酔いも無くなってきたし、休憩、休憩ぃー」


 ああ、そうだった。昼食にする予定だったんだ。

 私たちはエーリカの提案通り、一度、外に出て昼食を摂り、聞き込みをする事にする。


「フィーリンさん、ぼ……俺はここに残ります。片付けをしながら他に情報が載っている石板がないか探しています」

「うん、よろしくねぇー」


 私たちはエギルを残し、外へ出た。

 まずやるべき事は……うん、食事だね。

 エーリカからは「お腹、空きました」と言われるし、フィーリンからは「酒ぇー、酒ぇー」と禁断症状が出ているので、フィーリンの工房へ戻ってきた。


 リディーの提案でこれからは工房で自炊をする事になったのだが、少し残念な知らせがある。

 工房内には食材がないのだ。あるのはお酒と肴の干し肉だけ。

 エーリカの収納魔術には、『カボチャの馬車亭』のパン、リーゲン村のリンゴ、ホーンラビットの肉、名も無き湖のヌシ、あとは野菜が少しだけある。

 これでは大したものは作れない。

 村の食堂から食材を貰ってきてもよいのだが、あそこにあるのは肉と酒しかないので意味はない。

 無い物ねだりしても始まらないので、名も無き湖のヌシの塩焼き、ホーンラビットのスープ、リディーの温野菜、パン、リンゴという昼食になった。


「旦那さまは料理までできて凄いねぇー。それも凄く美味しかった。お酒が進むよぉー」

「お前はいつでも進んでいるだろ」

「はい、リディアねえさんの言う通り、フィーリンねえさんはお酒を肴にお酒を飲む人です」

「二人とも酷くないぃー」


 美味しそうに食べてくれるフィーリンを見て、もう少し手の込んだ料理を作ってあげたくなる。いや、酒の肴になるものを作った方が喜ばれるかな。


「一度、近くの村まで買い物に行こうか」


 この村に何日滞在するか分からないので、今後の食事事情を考えると食材の調達は必須だろう。

 野菜、茸、果物、牛乳、チーズ、香草など色々と買い溜めしたい。


「良い案です、ご主人さま。これからすぐに行きましょう」

「ゴーレム作りの聞き込みが先だからね。その後、時間があれば行こうか」



 昼食を終えた私たちは、村の食堂前に向かった。

 まず聞き込む相手は村長だ。村の長と言うだけあり、色々と知っている筈だろう。

 そんな村長は、エール作りが一段落した事で外で宴会を開いていた。


 こいつら、事あるごとに酒を飲んでいるな。

 作ったら作った分だけすぐに飲んでいるから意味がない。

 このままでは数日の内に酒の在庫が無くなり、狂犬病を発症したザップ町のように禁断症状のドワーフが奇声を上げながら暴れ回っている事だろう。


 呆れた顔をした私たちは、酒樽を囲み馬鹿笑いをしている村長の元まで向かった。

 

「姫さまー、良い時に来ましたな。一仕事をした後の一杯を楽しんでいた所です。一緒にどうですか?」


 酒樽に酒器を突っ込んではグビグビと飲んでいるのに、どの辺が一杯なんだ? 彼らにとっては、酒の一杯は一樽の事をさすのだろうか?

 そんな村長に誘われたフィーリンが「よろこんでぇー」とフラフラと酒樽に近づいていくので引き留めた。

 酒樽に視線を固定して動かないフィーリンに代わり、私が代表として事情を説明する。

 ゴーレム作りが載っていた石板を見つけた事、ゴーレムを直すには『原初の火』、『魔力鉱石』、『息吹の根源』という材料が必要な事、その三つの材料がさっぱり分からない事を伝える。

 そして「何か知りませんか?」と情報を募ったら、「知らん」と即答された。


「『魔力鉱石』もですか? 息子さんのエギルは何か知っているみたいでしたが?」

「魔力伝達の高い鉱石だろ。鉄や鋼でもそれなりに伝達する。だが、そんなありきたりな物ではゴーレムは動かん。だからと言って、ミスリルなどの希少金属は持ち合わせていないし、代わりになる物は思いつかん」

「そうですか……」

「それに関してはエギルに任せておけ。あいつは頭を使う事に関しては村で一番だからな」


 だらしないお腹をしているエギルであるが、村長の評価は高いみたいである。


「分かりました。なら、残りの『原初の火』、『息吹の根源』ですが、やはり知りませんか?」

「知らんな」


 村長はきっぱりと言い放つ。


「そうなると私たちも先代の村長のように森の中にある教会跡地に行って、情報を探さなければいけません」

「あそこに行くのか? 気を付けて行けよ」

「ええ、魔物には気をつけます」

「それだけじゃない」


 「どういう事ですか?」と尋ねると、村長が教えてくれた。

 まだ村が存在していた時、魔女の村とドワーフの村で対立をしていた。

 貴重な鉱石が眠っている『風吹き山』を狙う魔女。自分たちの生活基盤である『風吹き山』を守るドワーフ。何度も森の中で血で血を洗う争いがあったそうだ。

 最終的には魔女の村は潰れ、森に飲み込まれてしまった。

 数百年前の話である。


「言い伝えでは、ドワーフの進入を防ぐ為に悪しき魔女の仕掛けが、今もなお残っていると言われている」

「し、仕掛けですか?」

「ああ、村人だった亜人の屍が徘徊しているとか、地面を踏んだら爆発するとか、教会内に入ったら別の空間に飛ばされるとか……俺がガキの頃、大人たちから絶対に近づくなと口を酢っぱくして言われていた。昔過ぎて真意は分からんがな」


 村長の至極真面目な表情を見る限り、ゴーレム作りを遅らせる為の脅しではなさそうだ。


「そういう事で何があるか分からん。行くなら死ぬ気で行くんだな」

「や、止めようかな」


 話を聞いた私は及び腰になり、行く気を無くす。

 逆に「面白そぉー」「魔女の仕掛け、どんな感じか確かめたいな」とフィーリンとリディーが乗り気になってしまった。そう言えば、人跡未踏のキルガー山脈を突破した二人だった。危ない橋を渡るのが好きなのかもしれない。

 私の座右の銘は「君子危うき近寄らず」だから、さっぱり分からん。


「エーリカはどう? 危険を冒してまで行った方が良いと思う?」

「ご主人さまの判断に任せます。ただ、廃村に行かなければ、ゴーレム作りは進まないでしょう。フィーリンねえさんを見捨てるならそれも良いです」


 やはり、行くべきなんだね。


「姫さまも一緒に行かれるのですか?」

「ええ、アタシの事だからねぇー。妹たちと旦那さまだけに任せられないよぉー」

「姫さまの腕っぷしの強さは知っておりますが……危険な場所なので、守備隊長のレギンをお付けしましょう」

「それは助かるよぉー」


 レギンは私と酒飲み対決をしたドワーフだ。


「あと道案内でエギルも付けます。本当は俺自身が同行したいんですけどね」


 そう言うなり村長は酒器に入っている酒を一気に飲み干し、美味しそうに「ぷはぁー」と息を吐いた。本当に同行したいのか、怪しい所である。



「今日一杯、書庫で調べて、何も出なければ、明日、行きます」と村長に告げてから私たちは馬場の方へ向かった。

 書庫で調べると言ったのに、これから近くの村で買い物である。調べものはエギルにお任せ。

 近くにいたおばちゃんドワーフに村の位置を教えてもらい、クロたちを馬場から出す。

 シロの背中には私とエーリカが、クロの背中にはリディーとフィーリンが乗る。

 その際、ヴェンデルたちのレンタル馬が羨ましそうに私たちを見つめていた。

 さすがにヴェンデルたちの許可を取らずに連れ出すのは不味いから我慢してもらおう。


 後ろ髪を引かれながら迷いの森を走る道を駆けていると見知った連中と鉢合わせした。

 森の中で訓練をしていたアーロン、アーベル兄弟。それと地面に倒れている疲労困憊の青銅等級冒険者の三人だ。


「おっさん、俺たち三人でピックオーガを一匹仕留めたぞ」

「必死過ぎて、どう倒したのか、覚えていないけどね」


 サシャとヴェンデルが息も絶え絶えに成果を告げると、「ただの豚だ」「準備運動にもならん」と脳筋兄弟から駄目出しされる。


「リディー、後衛の私が前衛として戦わされたのよー。回復しか出来ない私がよ! もう、嫌!」


 マリアンネがリディーに抱き着いて、おんおんと泣き出す。


「生きるか死ぬかの戦いだ。後方支援だからって遊ばせておく程、戦闘は甘くない」

「俺たちの仲間に魔術師がいるが、そいつは魔術を使うよりも殴った方が早いって、誰よりも先に敵に突っ込んでいくぞ」

「一緒にしないで!」

「俺たちは青銅等級だ」

「身分相応の戦いでいいです」


 マリアンネたちの反応を見た脳筋兄弟は、「情けない」「一から鍛え直しだ」と無理矢理三人を立たせると森の中へ放り投げた。

 森たちが嬉しそうにウネウネと枝や蔦で隙間を埋めていく。


「お前たちも鍛えてやろうか?」

「いえ、結構です」


 私がきっぱりと断ると、「後輩冒険者の面倒を見るのも先輩冒険者の務めだ」「遠慮しなくていいからな」と兄弟は笑いながら森の中へ入って行った。

 まったく遠慮していません。心の底から面倒を見てもらいたくないです。



 そんな事もあり迷いの森を抜ける。

 森の近辺には、地図に載っていない小さな村が四村あり、その内の一番近い村に到着した。

 十数世帯ほどの長閑な村で、あまり食料調達に期待をしていなかったのだが、良い意味で裏切られた。

 質の良い野菜、茸、果物、肉類、乳製品、香草など一つの村で手に入った。

 理由を聞くと、ドワーフが影響しているとの事。

 村で作った酒をドワーフたちが買い、代わりにドワーフ製の鍛冶製品を購入する。

 格安の手抜き製品であるが、それでもドワーフ製は間違いなく、普通の町で売っている物よりも質が良い。その為、定期的に旅商人が村を訪れては、良い値で購入してくれるようだ。

 その為、お金だけでなく旅商人から質の良い麦や野菜を手に入れる事ができる流れである。

 ドワーフ効果は恐るべし。


 沢山の食材が手に入ったエーリカ、沢山の野菜と茸が手に入ったリディー、こっそりと珍しい酒を手に入れたフィーリン、色々な香草を手に入った私。

 みんな、うっきうき気分でドワーフの村に戻って来た時には夕方近くになってしまった。

 このまま工房に帰り、夕飯を食べ、サウナに入り、そのまま眠ってもよかったのだが、一応、書庫に顔を出しておく。

 エギルから新しい情報はないと報告を受ける。

 その為、明日は魔女教会跡地に行く事が決まった。

 道案内としてエギルも同行するので、「明日もよろしく」とエギルに伝えたら、「何の事だ?」と首を傾げられた。


 村長、準備とかもあるからすぐに教えてあげてね。ほったらかし駄目! ほうれんそう、大事!


 村長の家から出ると、なぜか守備隊長のレギンがいた。

 何でも明日の事で話し合いたいとの事で私たちを探していたらしい。レギンには伝わっているようだ。

 私たちとエギルは、レギンに引きずられるように食堂に入る。

 話し合いの内容は、集合場所、時間、道順だけで終わり、すぐにエギルとレギンとフィーリンが酒を飲みだす。それに合わせて、料理が運ばれてしまい、食堂で夕飯を食べるはめになってしまった。

 折角、食材を買ってきたのに……。しょんぼりとする私、エーリカ、リディーであった。

 ちなみにフィーリンは、美味しそうに口に肉を入れ、エールで流し込んでいる。酒さえ飲めれば、何でもいいみたいだね。


 夕飯を終え、サウナに入り、工房へ帰ってきた。

 明日は魔物の巣窟である森に入り、魔女がいた廃村に行かなければいけない。 

 やる事もないし、明日に備えて早めに眠ろう。


 はぁー、行きたくないな……。


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